セントライト記念回顧 2011

このレースのラップ傾向は、最新版を別記事にまとめています。
セントライト記念 過去のラップ傾向

※この記事は2011年のレース回顧です。

レース総括
■前半速く、(実質)一旦溜める形からロングスパート気味の展開
■一定の持久力&末の持続力が問われた

セントライト記念結果

フェイトフルウォー 2.10.3 34.0 05-06-07-05
トーセンラー 2.10.5 34.1 07-09-08-07
サダムパテック 2.10.7 34.1 11-10-10-08
ベルシャザール 2.10.7 34.8 03-03-03-03
トウシンイーグル 2.11.2 34.6 11-10-10-09

天候:晴 芝:良
上り4F:49.1 3F:36.8
前半1000m:57.5
12.2-10.7-11.1-11.7-11.8-11.9-11.8-12.3-12.5-12.7-11.6

レース詳細
ラップタイムを見ると、前半極端に速く、道中も全く緩まない展開で、そこから
勝負所に掛けて減速し、ラスト1Fだけが速い…という形。

ラップ的には昨年を(少なくとも前半は)上回る極端なハイペースだが、これは
もちろん1頭が飛ばしに飛ばして作ったもの。
後続にとっては、速い前半から、道中一旦溜める形で、上がりはロングスパート
気味の展開…といったところ。

したがって今回は、まずは前半で、ある程度しっかり引っ張られていることから
一定以上の持久力が問われ、さらにレース後半は、実質最後まで速いスピードを
維持する形だったので、末の持続力を持っていることが重要になった。

この内容であれば、もちろん上位陣の地力は信用できるし、この先の裏付けには
十分なっていきそうだが、昨年と同様にスピードに寄り過ぎの印象は少し受ける
ため、これだけを理由に、菊花賞に直接的につながる…とは言い切れない。

各馬について
出走各馬の詳細&次戦に向けての考察

フェイトフルウォー
離れてはいるがまずまず好位から進めて、勝負所でもしっかり追い掛ける形で
最後まで伸び切ったという内容。
この馬は、持続力という点では京都につながってもいいが、3000m級に対しては
道中もう少しゆったり構えたレースの裏付けが欲しいイメージで、その意味では
ダービーの結果がどうしても物足りなく感じる。
ひとまず保留とはしておくが、結局強くは推さない可能性は十分。

トーセンラー
前半で一応引っ張られる展開をしっかり浮上した形なので、持久力の裏付けを、
これで1つ作ったという印象。
タイプ的には3000m級まではどうか?という部分はあるのだが、この馬の場合、
京都・外回りで、自ら早めに動く形から持続力を発揮して、オルフェーヴルと
ウインバリアシオンを完封…という、何だか本番でも起こりそうな履歴を持って
いるだけに、純粋な持久力という点で大丈夫なら、可能性くらいはあってもいい
のかも知れない。

サダムパテック
後方から進め、最後は一応しっかり浮上してきたという内容で、改めて地力の
高さは証明した形。
それでもこの馬は、道中長くゆったり進めるというよりも、もう少しスピードに
寄った展開の方がいいくらいの印象で、とりあえずイメージ的には、これ以上の
距離延長はどうか…という気はする。

ベルシャザール
離れた3番手追走だが、前半はある程度しっかり引っ張られて、勝負所でも先に
追い掛けなければならない状況だったので、これは良く粘った内容と捉えたい。
適性的に終いを伸び切るというタイプではないので、舞台が京都に替わるという
点は微妙な印象ではあるが、持久力という点では一応信頼が出来るので、本番も
上位に残る可能性はあっていいはず。

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