- ミドルペースから、後半は早い段階からペースアップする展開。
- 持久力&高い持続力が問われた。
天皇賞(春)結果
1 | ヘデントール | 3.14.0 | 35.3 | 06-07-06-05 |
2 | ビザンチンドリーム | 3.14.0 | 34.9 | 14-14-12-08 |
3 | ショウナンラプンタ | 3.14.5 | 36.0 | 08-08-06-03 |
4 | サンライズアース | 3.14.8 | 36.4 | 04-03-02-02 |
5 | マイネルエンペラー | 3.15.0 | 36.7 | 02-02-01-01 |
天候:晴 芝:良
上り4F:47.5 3F:35.7
4F毎ラップ:48.6-49.3-48.6-47.5
13.0-11.4-12.0-12.2-12.1-12.0-12.3-12.9-12.5-11.8-12.2-12.1-11.8-12.2-11.8-11.7
レースラップ分析&雑感
ラップタイムを見ると、ミドルペースくらいの入り方から、前半部分は遅くはないもののじっくり…という展開。その後向こう正面から一気にペースアップして、多少の緩急がつきつつも、後半は高い水準で推移した形。
今回の特徴は、後半でかなり長い脚が問われたこと。
元々ロングスパートが基本のレースではあるが、その平均と比べても際立っているくらいに早い段階からペースが上がっていて、しっかりとは溜めを入れられない格好から→上がりをまとめる必要があった。適性的には、持久力&高い持続力が問われた。
脚質的には、前後はどちらも…という結果になっていて、それよりもやはり今回はこの展開に対する適性や、それぞれの"脚の使い所"が明暗を分けたイメージ。
この先に向けては、(特に後半の)厳しさがあったレースではあるので、上位の力はまずはしっかりと認めておきたいし、それらの活躍に当然期待はしておきたい。
あとは各馬の挙動をしっかりとチェックしつつ、細かい上げ下げを考えたいところ。
各馬について
出走各馬の詳細&次戦に向けての考察
ヘデントール
抜群のスタートから、道中はロスのないコース取りでじっくりと進めて、後半は他が動く中で、無理をしない程度に押し上げつつ→しっかりと脚を伸ばしての勝利。
余計なことは何もしない。今この時代でもやはり、長距離は騎手…と感じさせられるような、好騎乗だった。
レース前に目を向けてみても、馬場入り後すぐには返し馬に入らず、テンションの高い馬に対して、対話というか、(言い方は悪いかもしれないが)どちらが主人か、どちらが主導権を握っているのか?をしっかりと理解させているようにも見えたし、レーンJという一人のホースマンを認めざるを得ない、そんなレースだった。
(何となくのイメージだと、すごく厳格…なのかも)
馬自身に関しても、道中~上がりの内容は菊花賞とあまり変わっていないものの(それだけ菊花賞で自身が踏んだ水準が高かった)、前半部分を含めればしっかり前進を見せているし、当然その力は認められる。とりあえずは、シンプルに新王者誕生!でいいはず。
ビザンチンドリーム
じっくりと進めた格好ではあったが、早い段階からペースアップした展開の中で、自身も道中~上がりで高いパフォーマンスを発揮しての2着。菊花賞と比べてもしっかりと前進を示したし、改めてその地力は認められる。
(きさらぎ賞の時から見せてはいたが)終いを伸び切る…という部分の力はやはり確かなものがありそうだし、この先も長くいい脚が問われる場面ではしっかりと注目しておきたいところ。
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