2013年7月7日日曜日

プロキオンS展望 2013


過去のラップタイムは以下の通り。

2012 12.0-10.7-11.3-11.6-11.5-11.9-13.6 34.0-37.0

2012年ラップvsコース平均ラップ



傾向
芝スタート&最初の長い直線によって前半が相当速くなりがちで、極端な前傾を
示すコース。⇒当然持久力は必須。

その超ハイペースになりやすい点が、1200mに強いタイプが嵌る…ということに
つながっていて、とにかくここは引っ張られる展開での好走履歴を重視したい。

あとは脚質によって、スピードと粘りに優れたタイプ、もしくはHペースを受け
流せる柔軟性と持続力を備えたタイプを選びたいところ。


好走する条件…かも知れない
・相当な持久力(&持続力)があること


予想

◎ダノンカモン
前走は完全に前傾の展開を、一旦しっかりと抜け出す形で勝ち切っていて、距離
短縮のここへ対しては、とりあえず逆らう要素はないイメージ。
超ハイペースという点に関しても、ともに2着した南部杯@東京やプロキオンS
@阪神などの相当強い裏付けを持っている訳だし、とにかくこれだけの馬が重賞
未勝利…という違和感をそろそろ解消して欲しい。
個人的な願望としても、POGで指名した時の気持ちに戻って応援したい。

○アドマイヤロイヤル
昨年はしっかり控えた格好ではあるが、それでも内容的には完全に前傾の競馬で
好走出来ていて、(基本的に持続力という方向の馬ではあるが)単にハイペース
というだけでは下げられない…くらいの存在。
今年は四位Jとのコンビになり、どのような位置取りになるのか分からないが、
とりあえずは上位には普通にいそうな雰囲気。

▲エアウルフ
このコースでは、(準OPではあるものの)桶狭間Sでハイペース戦を完勝した
経験があり、内容的にもその時のパフォーマンスはここでも十分威張れる水準。
アドマイヤロイヤルとは勝ったり負けたりする間柄で、妙味はこちらにあるが、
とりあえず今回は、同舞台の裏付けで上回っている相手の方を評価した。
上の2頭の出来次第では頭まで考えたい…くらいの感覚。

注スノードラゴン
スプリント能力があり、1400mもこなせるという点で、適性的には嵌っている。
タイプ的にゆったりした走りをして、一本調子な部分があるので、前走のように
控えても味はない。⇒今回、和田Jに乗り替わっての積極策…ならば面白そう。
他に後押しできそうなのは、6枠がこのコースでは抜群に成績が良い…とか。

△マルカフリート
ハイペースに引っ張られても浮上出来る地力と、スローでもしっかり脚が使える
という部分で、とりあえずこの舞台に嵌る可能性はありそう。
絶対的な裏付けの部分で、評価はこのあたりに止めておくが、可能性としては
勝ち負け近くまで迫る…ということも十分ありそう。

△シルクフォーチュン
ハイペース自体は問題なくこなすタイプだが、ペースとそれに合った位置取りで
進められるか…という点に関して、結局、鞍上の感覚による部分が大きいため、
高い評価にするタイミング…というのがこれ程に難しい馬は他にいない。
来ても来なくても納得だが、1番人気というのなら後者の想定で。

△アドマイヤサガス
ハイペースを粘った経験はしっかりあって、パフォーマンス的にもここで上位に
扱えるくらいのものは示している。
ただし、終いの脚があるタイプとは少し違うので、今回、単純に好位から進める
というだけでは、中途半端な着に終わりそうな気配が少しある。逃げるなら。

△セイクリムズン
とりあえず1200mでも1400mでも重賞勝利があるように、イメージ的にはかなり
嵌っている馬ではある。
それでも現状では持続力という方向に活躍できる条件が偏っている印象があり、
超高速カペラSを勝っていた時期ならともかく、スプリント能力という部分で
結局今回は信頼できない…。






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