東京競馬場のコースの特徴&ラップタイム
※ラップグラフ中の( )内はサンプル数です。
※特別に記載のない限りは古馬(3歳上&4歳上)500万下~OPの平均です。
※ラップの集計期間:2015年~2018年6月
芝1400m |
point
◆差し優勢。次いで好位差し、追い込みの順。
最初のコーナーまでが短くペースが上がりにくくて、
尚且つ東京の長い直線を意識してか道中が少し緩み→4コーナーで一気に加速する形。
他の競馬場の1400mとは違ってかなりの切れが必要。◆全体としては内寄りだが、外枠も特別に悪くはない。 ◆切れがあること。(上級クラスは持続力も) 下級クラスも上級クラスも前半のペースにあまり違いがなく、となれば当然、 レベルが上がると→より上がりの脚が重要になる。 また上のクラスでは仕掛けのポイントが少し早くなるので、 持続力を併せ持っているタイプの方がさらにいい。 |
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芝1600m |
point
◆好位差し有利。半端な先行は悪い。その他は満遍なく。
何と言っても切れ味が必要となるコース。シンプルに性能(運動神経)の高い馬が有利。◆一応内枠よりは中~外枠だが、それほど極端ではない。 ◆かなりの切れが必要。上のレベルでは持久力も欲しい。 ただしOPクラスまでいくと、(格の高いレースがあるので当然だが) 前半~道中のペースが一気に速くなり、レースの性質が少し変わるので、 ある程度の持久力を備えていることも重要になる。 |
芝1800m |
point
◆差し有利。前も極端に悪い訳ではないが、中団以降の方がいい。
東京の中距離だけに切れが必要なのは言うまでも無い。◆外枠優勢。内が意外と良くない。 ◆切れ味が必要。 クラスが上がるにつれて特に道中の水準が高くなるので、その流れを追走して、 尚且つしっかりとした決め手を使えることが重要になる。 スタートして直ぐに2コーナーに突入するコース形状だが、内枠よりも外枠の方が成績はいい。 このイメージとのギャップを突くことは、1つの戦略になり得るかも。 |
芝2000m |
point
◆差し馬有利。次いで先行&好位差し。極端な脚質はあまり良くない。
1800mとある程度傾向が近く、基本的にはシンプルな切れ勝負。◆中枠有利。 ◆切れ味が必要。 ただし、前が気分良く行き過ぎると、 構造的に4F目までなかなかペースが落ちない展開になるため、持久力が問われる場合もある。 1800mと比べると外も悪くなるが、ここでも内枠は良くならない。 被される可能性がある…というのはやはり1つの大きなリスク。 その心配が少ない中枠の方がはっきり有利。 |
芝2300m |
(3歳未勝利&3歳500万下の平均)
point
◆先行有利。次いで逃げ&差し。
適性的には単純に切れが問われるコース。
ただしレベルの高いレースが設定されていないために、
強い馬が紛れ込めばアッサリと突破する可能性が高い。その意味では地力が反映される。◆完全な切れ勝負。 サンプルが多くないが、馬場のいい時期に集中してレースが組まれているので、 内&先行が基本とは言えそう。 |
芝2400m |
point
◆差し~好位差しが有利だが、逃げにも注意が必要。
他のコースと同様に、基本的には切れが必要。◆極端な枠は悪い。他は満遍なく。 ◆基本は切れだが、総合力勝負に近い。実力が反映される。 下級条件では前半落ち着いた入り方をして、 クラスが上がるにつれて前半が速くなる…という傾向だが、 道中の水準は(それぞれのクラスなりに)高くて、一定以上の持久力が問われる。 また、後半の仕掛けのポイントが早くなるパターンもあるため、 上がり勝負よりも総合力勝負と言った方が正確。 |
芝2500m |
point
◆差し有利。次いで好位差し。
格の高いレースのみの施行なので、全体的に水準が高く、持久力がまずは基本。◆持久力が必要。切れと持続力のバランス。 じっくり溜めて→勝負所でしっかり加速するパターンも当然あるが、 ロングスパートになることも多いので、切れor持続力のどちらかに特化したタイプよりも、 ある程度融通が利くタイプの方が信頼しやすい。 |
芝3400m |
point
◆ダイヤモンドS専用。
大きく加速する展開だが、3400mという距離と、
加速してから→耐える形になる…という部分で、やはり持久力が最重要。◆持久力(&切れ)が必要。 力のある馬が、しっかりと脚を使って→勝ち切るのが基本。 |
ダ1300m |
point
◆追い込みが来る。次いで好位差し。
やや前掛かりで、締まった展開になりやすい。
持続的な脚の使い方が基本で、最後は少し落ちる形。◆枠は中&大外が一応目立つ。 ◆持続力&持久力が必要。 下級クラス用のコースではあるため、 この展開で前から進めて→坂上を押し通すのは少し厳しいのかも知れない。 ダートとしては異例と言っていいくらいの頻度で直線一気が決まる。 |
ダ1400m |
point
◆先行~差しが満遍なく。
1300mと比べれば、リズムとしては一瞬息が入る形。
その分、追い込みまでは決まりづらくなり、それなりのポジションにはつけていたい。◆最内は少し悪く、中~外枠が基本。 ◆持続力が基本。上級クラスでは持久力も。 適性的にも、持続力という要素がより重要になるが、 クラスが上がるにつれて前半が速くなるので、 高いレベルのレースではやはり持久力がなければ難しい。 |
ダ1600m |
point
◆好位差し中心。他は満遍なくだが、追い込みだけ少し落ちる。
芝スタート&最初の直線が長い…という部分で、前半が速くなりやすく、
まずは高い持久力が問われる。◆内枠不利。 ◆総合力勝負。 その後はコーナーで一旦溜めつつ→勝負所~直線で加速する展開になり、 ダートとしてはかなり切れが必要な舞台。 さらに上級クラスほど最後を落とさず、持続的な要素も出てくるため、 一言で言えば総合力勝負。 タフなコース。地力と格。 |
ダ2100m |
point
◆好位差し有利。次いで先行。
日本のダートコースのなかではナンバーワンと言ってもいいくらいのタフなコース。◆中枠優勢。内枠は悪い。 ◆(やや持続寄りの)総合力勝負。 ラップの形だけ見ると、道中は淡々と流れているようではあるが、 その水準はかなり高く、高い持久力がなければ話にならないレベル。 そこから上がりで一応加速する展開で、適性的には1600mに近いが、 耐える&持続という要素がより強くなった総合力勝負といったところ。 JCダートがここで行われなくなって久しいが、地力勝負必至で、 1つくらい格の高いレースがあってもいい気はする。 |
ダ2400m |
point
◆一応先行が優勢。
サンプル数は少ないが、2400mという距離で、
尚且つ前半しっかりと引っ張れることから、持久力は必須。◆一応外目の枠。 ◆持久力が必要。 後半は2段スパート気味の形で、一応切れと持続力のバランスタイプというイメージだが、 どちらにしても持久力がなければ上げ切れないはず。とにかくそこから。 |
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