参考資料
土曜の馬場傾向
予想
今年から開催時期が変更。京都の改修にともなって(時期は違うが)同じく開催4日目だった2021&2022年は、例年と比べて好位の方にシフトしていたし、やはり傾向が変わってくる可能性はある。
その中で難しいのが、土曜は重まで馬場が悪化したこと。
日曜は回復していきそうな雰囲気ではあるが、それがどの程度か?というところで、これを書いている時点での想定は正直困ってしまう…。
開催時期の変更(良馬場)で得をしそうなのは、内先行寄りのベラジオオペラ、ドゥレッツァあたりで、そこを中心に考える手ももちろん有力。(むしろそれがセオリー)
しかし、渋った状態が多少は残るかもしれない状況&メイショウタバルのような馬もいる中で、個人的に何が来たら1番悔やまれるか?を考えた場合、それはやはりこれまでの臨戦過程や適性面から→頭に思い描いてきた馬に走られた時。⇒ここは初志貫徹で。
◎ロードデルレイ
大阪杯は、道中~上がりという形で高いパフォーマンスを発揮しての2着。負けはしたものの、他の上位はロスの少ないコース取りだったのに対してこの馬は外を回した格好だったし、内容を考えればシンプルに強い競馬だった。
前々走・日経新春杯も、メイショウタバルの暴走ペースに引っ張られて(平均的に)高い水準のラップを踏んで完勝しているし、ここへの準備は整った感。
G1で難しい立場から2着…という臨戦過程は昨年のブローザホーンと被るし、ここは個人的な当初の狙い通りに、推し切っておきたい。
○ローシャムパーク
昨年の大阪杯など、道中~上がりで示しているパフォーマンスはかなり高く、BCターフでは小回りで捲れる強みを存分に発揮しての2着。有馬記念はスローになって難しくなったものの、本来グランプリ型のレースにはハマって良さそうなタイプだと思える。
前走・クイーンエリザベスSに関しては、ランドウィック競馬場の構造的に(ザ・四角)、後方外からではかなり損をしたイメージだし、ここで巻き返す可能性は十分。
あとは池添Jが乗り替わりということで、鞍上が誰になるのか? まずはそこに注目。
▲ベラジオオペラ
大阪杯は、前に引っ張られて、自身も高い水準のラップを踏みつつ→上がりもしっかりとまとめて連覇達成。改めて地の強さを示した。
タイプ的には、やはり平均的に脚を使った方が合うイメージなので、2200mに替わることはプラスとは言えないが、前述の通り開催時期の変更は後押しになっている。
前を行かせて→徐々に上げていくような競馬ができれば、(従来型の)宝塚記念でも可能性はあっていい。この馬中心の想定にはしなかったものの、やはり注目はしたい。
注ジャスティンパレス
ここでは一昨年3着。その時は前半がかなり速くなった中で、コーナーからしっかり脚を使いつつ→最後まで止まらないところを見せた格好。(引っ張られて)持久力が問われる展開での強さはこれまでに十分示してきたし、適性的にもここにはハマっていい。
前走の天皇賞はさすがにやり過ぎの内容だったし、前々走・大阪杯に関しても、後半は外を回す難しい立場になって6着だったが、最後までしっかりと粘りは見せていた。
まだまだ力は健在というイメージだし、ここも注目はしておきたい。
△ヨーホーレイク
シンプルに、2200mではG2を2勝。大型馬で道中~上がりという脚の使い方で(特に)力を示してきたタイプ的に、ここへの適性は備えていそう。
前走・大阪杯は、ロスのないコース取りから→最後は馬群の中を捌いて浮上してきた格好なので、外から好走した馬と比べるとそちらを上に取りたくなるが、単独のパフォーマンスでは(舞台替わりで)むしろ前進と言いたいくらい。やはり注目はしておきたい。
△ドゥレッツァ
全く競馬にならなかった天皇賞を除けば、普通に一流馬の経歴。実力はやはり上位。
タイプ的には、ある程度は溜めが入った方が良さそうなイメージで、本質は2400mの方がいいのかも知れないが、日本海Sのように締まった展開の中で長い脚を使うこともできているので、この手の舞台もこなす可能性はありそう。
ベラジオオペラと共闘して、実質ミドルという展開を作れれば。
△レガレイラ
経歴の全3勝の舞台は、函館1800mと暮れの中山2000m&2500m。十二分にクセのありそうなタイプで、シンプルにグランプリ型という可能性もあるし(言い切るのはまだちょっと早いが)、ここにもハマる雰囲気は感じさせる。
有馬記念がスローだったこともあり、前半から脚を使う内容が現状ではないため、ここは1つの(最後の)試金石という意味合いもあってこの評価だが、当然注目はしたい。
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