- 前半~道中である程度引っ張られつつ、後半は大きく加速する展開。
- 持久力&切れが問われた。
日本ダービー結果
1 | クロワデュノール | 2.23.7 | 34.2 | 04-03-02-03 |
2 | マスカレードボール | 2.23.8 | 33.7 | 08-08-07-07 |
3 | ショウヘイ | 2.24.0 | 34.3 | 03-03-04-04 |
4 | サトノシャイニング | 2.24.1 | 34.7 | 02-02-02-02 |
5 | エリキング | 2.24.3 | 33.4 | 14-14-14-14 |
天候:晴 芝:良
上り4F:47.0 3F:34.8
前半1000m:60.0
12.6-11.4-11.7-12.1-12.2-12.1-12.1-12.5-12.2-11.8-11.3-11.7
レースラップ分析&雑感
ラップタイムを見ると、スタートは平均弱の入り方をしたが、その後は高い水準を保つ展開。後半はコーナー部分で一旦落ち着きつつ→しっかりと加速する形。
もちろんこれは途中から離した1頭が作ったラップだが、後続も5F目辺りまでは前についていたし、数字的な内容を確認しても道中は平均強の厳しいラップを踏んでいた扱い。
やはり持久力はしっかり問われたと言える。
後半に関しては、後続はレースラップで溜めが入っている区間で差を詰めていた訳だが、一気にというより、徐々にという形ではあったので、どちらかと言えば見た目通りに加速勝負だった雰囲気。適性的には当然、切れが問われた。
脚質的には、後半徐々に上げていく中で、一応は流れに乗った馬の方が無理をしないで済んだ側面はあるが、今回はそれよりもまず持久力の部分での淘汰がちゃんとあったイメージ。(適性込みでの)実力が反映されたものとして考えたい。
この先に向けては、上記のように一定以上の厳しさがあったレースで、上位の力をまずは信頼したいところだし、それらの活躍に素直に期待しておきたいところ。
各馬について
出走各馬の詳細&次戦に向けての考察
クロワデュノール
好ポジションから進めて、直線は早めに先頭に立ちつつ→しっかりと押し通しての勝利。最後は一応迫られていたものの、前半からある程度脚を使っていた扱いだし、堂々たる…という正攻法の競馬。強い内容だった。
数字的な部分では、現時点では(ダービー馬として)特別な水準という訳ではないが、この馬の場合は、大人びてはいるものの早熟というイメージでもなく、むしろゆったり力をつけていきそうな雰囲気。
もちろん、実際にどのような成長曲線を描くのか?は分からないが、もっと中身が入って完成された時に、影も踏ませず…というタイプになる可能性が十分にありそう。
しっかりと注目していきたい。
マスカレードボール
中団の外から進めて、直線はビュッとはこないものの、最後まで伸び切る形で詰めての2着。改めて力を示した。
2400mをあっさりとこなして、個人的に展望記事で書いたスピード云々…というのは的外れ(そこはイメージを更新しておきたい)。今回の内容からは、棲んでいるスピード領域の問題よりも、中身の良さと効率のいいフットワークを活かせるかどうかが鍵…という印象になり、ハマる条件だと道中で無駄な力を使わず、最後止まらない強みにつながる。
同じ理由で、器用さの部分でのリスクもはらんでいるが、この先は広いコースで揉まれない条件が選択されるだろうし、その点、将来的にはドバイターフに行けば…とは思う。
ショウヘイ
ロスなく進めた格好だが、流れに乗りつつ→上がりをしっかりとまとめての3着。
最後苦しくなったきさらぎ賞では厳しいラップを踏んでいたが、これまでに好走したレースとは一線を画す水準で進めていた扱いだし、パフォーマンスを大きく更新してきた。
その力はしっかりと認めておきたい。
タイプ的に、あまり急かされる舞台よりは、ゆったり進められる舞台で純粋な持久力を活かした方が良さそうだし、この先もこの手の舞台(&距離)では注目をしておきたい。
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