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2025年6月20日金曜日

宝塚記念回顧(ラップ分析)2025


まとめ
  • 速い入り方から、道中以降も淀みなく流れた展開。
  • 高い持久力&持続力が問われた。

宝塚記念結果

メイショウタバル2.11.1 36.0 01-01-01-01
ベラジオオペラ2.11.6 36.4 04-04-02-02
ジャスティンパレス2.11.6 35.1 14-14-15-14
ショウナンラプンタ2.11.8 35.9 11-11-09-07
チャックネイト2.11.8 35.8 12-11-12-10

天候:晴 芝:稍重
上り4F:47.9 3F:36.0
前半1000m:59.1
12.4-11.0-11.4-12.1-12.2-12.2-11.9-11.9-11.8-11.7-12.5



レースラップ分析&雑感

ラップタイムを見ると、前半は(平均的に)速い流れとなり、その後の道中もしっかりとは緩まない展開。後半は早めのペースアップから高い水準を維持しつつ→ラスト1Fだけ落ちる形。

今回の特徴は、レースを通して淀みなく流れたこと。
このコースらしくスタート部分でしっかりと引っ張られつつ、それ以降も息を入れられるような瞬間が全くなかった。

後半に関しても、11秒台のラップを刻み続ける中でどの馬も脚を削られた格好で、その結果として、脚質的には前の強い馬が押し通した…というイメージ。
どちらにしても、ごまかしの利かない持久力&持続力勝負だったと言えそう。


今年から開催4日目に移動したこと、そして稍重まで回復していた馬場…というところもこの結果にはやはり大きく影響しただろうし、個人的にもこれまでと⇔今後の「宝塚記念」の違いをハッキリと認識させられた感覚にはなる。

それでも、今回のレースに関して最も言えることは?という問いに答えるならば、それは「勝ち馬の強さ」というほかなく、まずはメイショウタバルとそれを導いた武豊Jに素直に拍手を送っておきたい。


各馬について

出走各馬の詳細&次戦に向けての考察

メイショウタバル
速いマイペースで後ろの脚をキッチリと消しての→完勝。一言で、強い競馬だった。
脚の使い方としては神戸新聞杯の時と酷似していて(今回の方がスタートを厳しく入っているが)、淀みのない流れの中でも、もうひと脚使える…というのは大きな強み。
父のゴールドシップは、捲ってからの→二枚腰が特徴だったが、この馬はそれを前から発揮できる…というのは(他馬にとっては)脅威的ではある。
さらには、元々は毎日杯のように、もっと末を伸ばすこともできていた(重馬場で後半10秒台まで上げていた)ことを考えると、(もう少し道中で溜めることになる)2400mあたりでもこれができないか?という興味は湧く。
もちろん、そこは気性と相談…とはなるだろうが、精神的にも完成されたとき、もっと面白いことになるのかも知れない。しっかりと注目していきたい。

ベラジオオペラ
レースとしてはラスト5Fから11秒台のラップを刻んだ形だが、この馬はその1つ前の区間で押し上げていて、おそらくはラスト6Fから11秒台に突入していた格好。そこから3~4コーナーでは前に並び掛ける形で外寄りを回しつつ→直線は伸び切れなかった。
10Fの大阪杯と比べて、コースの形状的に前半で脚を使わされた分もあるだろうが、自らの挙動で相手を少し助けてしまった感は否めない。(もちろん勝ちに行った結果)
ただ、この競馬をしても後ろをしっかりと抑え込んでいるのは、やはり地力。今回も崩れないところを示したし、また秋、その活躍に大いに期待しておきたい。




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