2008年4月6日日曜日

大阪杯展望 2008


過去5年のラップタイム分析
過去の大阪杯のタイムを調べてみる。
阪神コースは改修されたとは言え、
大阪杯は内回りなのでそれ程影響はないだろう。


2007(メイショウサムソン)
12.8-11.5-13.1-12.6-12.2-12.2-11.9-11.7-11.4-12.0 2:01.4

天候:曇 芝:良
前半1000m:62.2
上り4F:47.0 3F:35.1
勝ち馬上り3F:34.4
勝ち馬コーナー通過:6-6-6-4

レースはシャドウゲイトが引っ張り、1/2馬身差の2着まで粘った。
したがってラップタイムはこの馬が刻んだものとほぼ同等。
勝ったメイショウサムソンは中団追走で3コーナー過ぎから進出、
直線に入ったところで前に並びかけ、最後の坂で交わした。


2006(カンパニー)
12.8-11.6-12.5-12.6-12.5-12.4-12.3-12.2-12.3-13.3 2:04.5

天候:雨 芝:重
前半1000m:62.0
上り4F:50.1 3F:37.8
勝ち馬上り3F:36.8
勝ち馬コーナー通過:9-9-10-8

シルクフェイマスが引っ張り、同馬は約2馬身差の4着。
カンパニーは後方待機から直線に入ったところで外へ持ち出し、
大外を通って差し切り勝ち。


2005(サンライズペガサス)
12.7-10.4-12.0-12.0-12.1-12.4-12.2-12.0-11.5-11.7 1:59.0

天候:晴 芝:良
前半1000m:59.2
上り4F:47.4 3F:35.2
勝ち馬上り3F:34.6
勝ち馬コーナー通過:4-4-5-4

サイレントディールが引っ張り、2馬身半差で3着。
サンライズペガサスは中団から好位差しの格好。
坂で前を交わすとそのまま押し切り勝ち。
(ピークを迎える前の)ハーツクライが追い込んで2着。
しかし時既に遅しの形。


2004(ネオユニバース)
12.7-11.3-11.9-12.0-12.2-12.1-11.8-11.9-11.3-12.4 1:59.6

天候:曇 芝:稍重
前半1000m:60.1
上り4F:47.4 3F:35.6
勝ち馬上り3F:35.2
勝ち馬コーナー通過:5-5-3-2

マグナーテンが引っ張り、頭差の2着。
ネオユニバースは中団から進め、4角から坂の手前で前を交わす。
しかし坂でマグナーテンが盛り返し接戦に。


2003(タガノマイバッハ)
12.7-11.0-11.9-12.0-12.0-12.3-11.8-11.9-11.3-12.2 1.59.1

天候:晴 芝:良
前半1000m:59.6
上り4F:47.2 3F:35.4
勝ち馬上り3F:35.4
勝ち馬コーナー通過:2-2-2-2

マグナーテンが引っ張り、最後はクビ差の2着。
タガノマイバッハは先行して直線に入ると前に並びかけて、
坂を登り切ったあたりで交わした。


傾向

1.ペースは様々ではあるが、逃げ馬が残ることが非常に多い。
2.勝ち馬は4角である程度前にいること。
3.「直線勝負」的な極端な追込み馬ではキツい。

まずラップタイムから見られる傾向としては、
ペースそのものは速かったり遅かったりするのだが、
レース全体を見渡してみると、極端に緩んだり、極端に速くなったりはせずに
淀みなく流れるということに気づく。

そうなると一瞬の切れ味で勝負する馬にとっては、
息を入れるチャンスがあまりないということになり、
最後はスタミナ勝負の持久戦になる可能性が高くなる。

その傾向によって切れるタイプの差し馬が道中の追走でバテてしまい、
結果的に逃げ馬が残りやすくなっているのだろう。

注意すべきは切れるタイプではない差し馬。
淀みない流れで息が入らなくても、3~4コーナーにかけて
押し進んでいける「メイショウサムソン」タイプである。

結局このレースで狙うべきは、
「逃げ、先行馬」もしくは「切れない差し馬」
ということになる。


この傾向を踏まえて出走馬を見てみる。

◎ダイワスカーレット
脚質は先行で切れる馬。
持久力がどうかというところだが、有馬記念を見る限り大丈夫そう。
そもそもこの馬の実力は「傾向」を超越したレベルにある。
しかも斤量56kgで1番強い馬が1番軽い逆ハンデ戦。
さらに立ち写真を見ると馬体が恐ろしく成長してピークを迎えつつある。
負ける要素がない。
1着固定で問題なし。

○メイショウサムソン
タイプは前述の通り。
実力は当然ある。
問題はピークを超えてしまったのではないかということ。
ここで好走して初めて信用できるという位置づけで、
パドックでの状態の確認が必須。
そこで以前のような迫力が戻っていれば当然勝ち負け。

▲インティライミ
切れると言えば切れるが一瞬の切れという訳ではない。
どちらかと言えば持続するタイプである。
3番人気だったJCでは上位の馬に対しては力負けの感もあるが、
あそこまで惨敗したのは、一瞬の切れで置いていかれたことが原因だと思う。
この舞台なら巻き返せる。

△エイシンデピュティ
実力的にこれ以上の評価には足りないが、流れは合っている。
大崩れはないだろう。

△サンライズマックス
実力的には足りないが、適正はある。
展開次第で複勝圏内までならあり得る。

☆アドマイヤメイン
現実的には厳しいだろうが、適正で言えばここが勝負。
ミドルペースで単独で逃げることさえできれば。

☆ドリームパスポート
実力、適性共に本来なら3番手に挙げるべき馬。
しかしこの馬に最も合っていそうな京都記念でも結果が残せておらず、
今現在は信頼はできない。
この馬は状態が戻るのをじっくりと待ちたい。
ただ地力で3着に来ることはいくらでもあり得る。




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