2008年4月9日水曜日

大阪杯回顧 2008


結果
ダイワスカーレット1.58.734.801-01-01-01
エイシンデピュティ1.58.834.702-02-03-03
アサクサキングス1.58.934.903-02-02-02
ドリームパスポート1.58.934.610-10-07-07
ブライトトゥモロー1.59.034.806-06-05-03

天候:晴 芝:良
上り4F:46.8 3F:34.8
12.5-10.8-12.2-12.1-12.0-12.3-12.0-11.5-11.6-11.7
(前半1000m:59.6)


このレースはとにかくダイワスカーレットの強さが際立っていた。
1強が自分の実力を見せつけただけのレースと言ってもいい。

展開面ではこのコースらしく持久力比べのレースとなった。
これはどの馬も33秒台どころか34秒台前半の脚すら使えていないことからも分かる。

まずラップタイム全体を見渡すと、12.5秒以上のタイムはなく、
前半から中盤にかけては12秒台前半で淀みなく流れ、
ラスト3Fから加速して11秒台のラップを刻み続けた。

一見すると、ラスト4Fから3Fで一気に加速していることで、
ミドルペースからの完全な上りの競馬のように思われるが、
実際にはそれとは違っている。

単純にそこからヨーイドンの競馬をした訳では無く、
ダイワの強さ故、結果的にそのようなラップを刻んだということである。

ラスト3Fで何があったかと言うと、
まず楽な手応えで逃げるダイワスカーレットをアサクサキングスが捕らえに行く。
それをアンカツがお得意の"ちら見"(けっこう好き)で確認してペースを上げた。

そこはダイワが余裕しゃくしゃくの、相手を待ち、満を持して仕掛けたポイントだった。
つまりラスト3Fのラップには、ダイワの余力がそのまま加速として反映されている。

そしてそこからは切れ味で勝負した訳ではない。
我慢比べとなり、その時点での余力の差が勝敗を決めた。

ダイワに関して言えば、本来ならもう少し早く仕掛けることもできたはずで、
そうなるともっと(2~3馬身くらいは)離すこともできたということになる。

着差以上の強さとは正にこのこと。


~各馬について~

ダイワスカーレット
気配はイマイチとも思えるくらいだったが、成長著しく、
恐ろしい馬体になりつつある。
切れて、持続する先行馬。
普通に勝負したら負かす方法がない。

エイシンデピュティ
状態はメンバー中でもかなり良いものだったが、
この着順は岩田の腕。
やはりここのコース適正はかなりあるようで、
次戦以降も注目したい。

アサクサキングス
持続力では他の馬に負けたが、
究極とも言えるダイワの切れ味には負けていなかった。
この馬の勝負ポイントはここ。
勝負どころの一瞬で突き放し、粘り込む。
最後に坂のない京都ならそれができる。

ドリームパスポート
状態は良かった。
実力もある。
そして最後まで伸びきっている。
しかし届かない。
このパターンは北海道の2600m、小倉1800m、2000mで確実に来そう。
そろそろ結果を残してくれないと、残念ながら、
ファストタテヤマ、メイショウカイドウ、アサカディフィートに被ってくる。

メイショウサムソン
注目していたパドックでの迫力がやはり足りなかった。
馬体は良かっただけに、恐らく精神面の問題だと思う。
この馬の場合、もともと闘争心というよりも、
恐怖心からあの粘りが生まれているのではないかと考えている。
それ故に使う度に精神が磨り減っていき、
それが1度折れてしまうとなかなか元には戻らない。
さらに今年は昨年とは違い、ドバイ遠征を考えられていたことから、
精神的に回復する余裕がなかったのではないだろうか。

インティライミ
動くのが遅すぎる。
せめてドリームパスポートと同じようなレース運びをして欲しかった。
判断する材料がない。

アドマイヤメイン
AJCCで暴走したためか控える競馬を選択した。
その時点でレース的には終わってしまった。
この流れで逃げてどこまで粘れるのかを見てみたかったが…。





0 件のコメント:

コメントを投稿

※「名前/URL」にて何かしら記名をして頂けると嬉しく思います。

関連記事