2017年6月10日土曜日

エプソムC展望(ラップ傾向&予想)2017



過去のラップタイム


2016 12.9-11.3-12.1-12.2-12.0-11.8-11.0-11.4-11.5
2015 12.9-11.3-11.4-11.9-11.7-11.6-11.2-11.2-12.2
2014 12.7-11.4-11.8-12.2-12.1-11.8-11.2-11.3-11.7
2013 12.7-10.8-11.6-11.8-12.0-12.1-12.0-11.2-11.5
2012 12.7-11.0-11.6-11.9-12.0-11.9-11.4-11.6-12.6
2011 12.6-11.1-11.7-12.2-12.0-12.4-11.6-11.4-12.3
2010 12.7-10.9-11.5-12.0-11.8-12.0-11.5-11.3-12.4
2009 12.6-10.8-11.4-11.9-12.2-11.9-11.3-11.2-12.2
2008 12.8-10.8-11.6-11.9-11.8-11.7-11.1-11.6-12.6
2007 12.7-11.1-11.7-12.8-12.4-11.8-11.4-11.3-13.1

過去10年の平均ラップタイム
12.73-11.05-11.64-12.08-12.00-11.90-11.37-11.35-12.21
1.46.33




ラップ傾向

(過去記事の転載)

ラップタイムを見ると、前半はミドルペース~やや速いくらいの流れ、道中は
年によってバラついてはいるが、基本的には淀みのない展開になることが多く、
ラスト3Fで一気に加速して、終いだけ少し落ちる形。

このレースの特徴は、まずは前半(~道中)がある程度流れる…という部分で、
(勝ち負けを意識出来る範囲で追走した場合)レースを通して一定水準以上の
スピード領域に居続ける必要がある。

そして、その流れの中でも(このコースだけに)勝負所ではしっかり加速が入る
ため、適性的には切れと持続力をバランス良く備えていることが重要になる。

したがって、単純に上がりのみの馬はもちろん、シブとく粘り通すだけの馬では
ここでは足りなくて、その手のタイプは上手くいっても2、3着までという考え
方をしておきたい。(可能性があるのはおそらく後者だけだが…)


好走する条件
・切れ&持続力があること



予想

とてつもなく候補多い…。
可能性がなくはない…という馬も数頭切っているし、まぁ外れるのでは。

◎アストラエンブレム
シンザン記念&京都金杯のようなマイルの締まった展開でも崩れない地力&
スピード耐性がありつつ、前走&前々走のような決め手勝負にも対応出来る
タイプで、とりあえずここにはピッタリはまって良さそうだし、展開に左右
されることも恐らくなさそう。
さすがに大人気しているが、ここは素直に推しておきたい存在。

○クラリティスカイ
元々マイルの切れ勝負でG1を制した馬だし、それと中山金杯&小倉大賞典の
ような、道中で脚を使う形でも崩れない地力を合わせて考えれば、ここには
普通にはまって良さそう。
前走は、トップハンデで単に決め手負けした雰囲気で、地力が問われれば前進
していいし、斤量も最早G1馬扱いではなく、当然ここは上位評価にしたい。

▲マイネルハニー
チャレンジCの厳しい展開を押し切った内容を考えれば、地力は普通に上位。
基本的には持久力&切れというタイプで、ここに対してはスピード持続力の
部分で多少不安はあるのだが、京都金杯の展開を粘っていることを考えれば、
とりあえずこなせても良さそう。(厳し過ぎる前走はさすがに度外視)
マイネルミラノとはやり合うこともないはずだし、普通に巻き返しに期待。

注フルーキー
基本的には持続力の方に寄っているイメージの馬だが、決め手勝負にも十分
対応は出来るし、ここ2年もしっかりと好走はしているように、適性面では
特に問題は見当たらない。
前半のスピード&瞬間的な加速の部分で、どうしても勝ち切れない雰囲気では
あるのだが、とりあえず確実に浮上はして来るはず。

△マイネルミラノ
昨年はここで3着して、その時はスローを逃げ粘る格好ではあったが、元々は
フラットな展開の中で、レース後半に長い脚を使える…というのが持ち味。
したがって、(前半はさすがにダメだが)道中が少しくらい締まった流れに
なったとしても、普通に残れてもいいと思える存在。
あとはこの斤量で、何頭に交わされるか?というだけ。

△ヒストリカル
スピード&走法的な問題で、基本的には1800m専用機。
そしてこの距離のパフォーマンスだけで考えれば、前走のような決め手だけ
でなく、小倉大賞典やチャレンジCなどでしっかりとした地力を示していて、
ここでも普通に上位の存在。
今回は前走よりも流れることは確実だし、単純に捌けるかどうか?だけ。

△デンコウアンジュ
前走は、内寄りを通った馬が上位に入った中で、スムーズとは言えない競馬
ながら、唯一外から浮上しての好走。当然評価はできる。
経歴から、あまりスピード水準が高くなると厳しくなる…という点でも、この
くらいの距離が本質的に合っていそうだし、今回も浮上は十分期待できそう。
少し人気し過ぎの感もあるが、やはりここは注目しておきたい。

△タイセイサミット
早い段階から"地の強さ"というのは感じられた馬だし、決め手も一応しっかり
したものを示していて、可能性としてはもちろんありそう。
ただし前半のスピードの部分では、もう少しだけ裏付けが欲しい…というのは
正直あって、ここのペースで近走結果を出しているような「好位から押し通す
競馬」が出来るかどうか?は微妙。⇒相手の1頭まで。

☆ベルーフ
チャレンジCで示したパフォーマンスなどを考えると、地力はここでも普通に
上位という存在。
それでも、スピードや切れという部分で、適性的にはここにピッタリとは言え
ないし、直線でおそらく他の馬も脚を伸ばす中で主張できるか?は微妙。
イメージ的には掲示板争いくらいまで。




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