2023年5月7日日曜日

新潟大賞典展望(ラップ傾向&予想)2023


まとめ
  • ミドルペースから、一旦溜めて→大きく加速する展開。
  • 切れ&末脚の持続力が問われる。
  • 一定の持久力は必要。
  • 予想◎ハヤヤッコ

過去のラップタイム

2022 12.1-10.7-11.9-12.1-11.7-12.1-12.0-11.3-11.3-12.5
2021 12.6-10.6-11.0-11.3-11.6-12.1-12.5-12.0-12.3-13.3
2020 12.4-11.0-11.7-12.1-12.5-12.0-11.5-11.2-11.4-12.8
2019 12.6-11.4-12.2-12.4-12.2-12.2-11.9-11.1-11.1-11.5
2018 12.8-11.6-12.5-12.5-12.9-12.7-11.9-10.9-10.6-11.6
2017 13.1-11.2-11.4-11.6-12.5-12.2-12.1-11.5-10.8-12.2
2016 12.6-11.3-11.5-11.9-12.2-11.9-11.6-11.5-10.8-12.5
2015 13.1-12.1-12.0-11.9-12.4-12.4-11.8-11.5-10.9-11.5
2014 12.9-11.6-11.9-12.2-12.5-12.2-11.8-11.5-10.8-11.8
2013 12.4-10.7-11.3-11.7-11.9-11.9-11.9-11.9-11.1-12.1

過去10年の平均ラップタイム
12.66-11.22-11.74-11.97-12.24-12.17-11.90-11.44-11.11-12.18
1.58.63



ラップ傾向

(過去記事の一部修正)

ラップタイムを見ると、前半はミドルペースくらいの流れで、道中は一旦落ち着きつつ、その後徐々に&大きな加速を示して、上がりが速くなる形。

年によっては厳しい展開になるパターンもあるが、平均をとれば上がり勝負の方が優勢にはなっていて、勝負所での切れと、長い直線を伸び切れる持続力は当然必要。

ただし、最初の直線部分が長いことで4F目までがなかなか緩まず、(好走する馬が)追走で踏まなければならい水準は高くなっていて、勝負所まで余力を残すには、結局一定の持久力が必要となる。

脚質的には、積極策の馬だとバテるまではいかなくても決め手の部分で分が悪くなる可能性があるので、基本的には中団以降でじっくり溜めるタイプを中心に考えておきたい。


好走する条件
・勝負所での切れ&末脚の持続力があること
・一定の持久力が問われる



予想


終日の雨予報。とてつもなく悪化しそうではある…。

◎ハヤヤッコ
なんと指数1位。直近の重賞でコンスタントに走れていることが評価されている模様で、そのタイミングでの馬場悪化。プラス要素を積み上げている感がある。
前走・金鯱賞でも速い上がりを使って食い込んできていて、今ならこの手の舞台にも対応できて良さそうだし、ここは推し切ってみたい。

○カラテ
同舞台・新潟記念で勝利。その時は落ち着いた流れからの加速勝負を制して、6歳にして適性の幅を広げてきた。
それまでの経歴の中で示していた地力&持続力を合わせて考えれば、ここでもやはり有力な存在にはなるし、当然注目はしておきたいところ。

▲ピースワンパラディ
前走・東京新聞杯は、立ち遅れて後方ポツンという競馬。浮上できずに終わったが、自身としては道中~上がりで十分に高いパフォーマンスは示していた。
元々は青葉賞3着という馬で、年齢を重ねて、そろそろ再びの距離延長をしても(走りのリズムとして)良さそうな頃合いだし、ここは巻き返しに期待してみたい。

注カレンルシェルブル
元々は持続力に特化している印象の馬だったが、同舞台の切れ勝負でも勝利があるように、年齢を重ねて適性の幅も少し広げているイメージ。
今回は道悪で、問われる切れの水準も低くなるだろうし、11~12Fまでこなせる体力面で分がよくなる可能性もありそう。注目しておきたい。

△スパイダーゴールド
4連勝。2&3走前にしっかりとした決め手を発揮しつつ、前走では引っ張られる展開の中で一定の地力を示した格好。それらの合わせ技で考えれば、ここでも上位に扱える。
昇級初戦で、厳しい条件の中で骨っぽい相手もいるので、試金石という側面もあるが、やはり注目はしておきたいところ。

△モズベッロ
G1&G2への出走経験は豊富だが、G3は意外にもここが初めて。
馬場悪化で、状況としてはこの馬の土俵が整いつつあり、今回は実質的に引っ張られて→地力差しが間に合っても全くおかしくない。
G1で2着まである格で、浮上してくる可能性は考えておきたい。



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