2023年5月28日日曜日

目黒記念展望(ラップ傾向&予想)2023


まとめ
  • 道中高い水準の流れから→上がりは長い脚を使う展開。
  • 高い持久力&末脚の持続力が問われる。
  • 予想◎プラダリア

過去のラップタイム

2022 7.2-11.4-11.7-12.9-13.1-12.4-12.8-12.3-11.9-11.7-11.3-11.2-12.2
2021 7.3-11.4-12.5-13.3-13.2-12.4-11.9-12.8-12.7-12.5-11.1-10.6-11.1
2020 7.4-11.1-11.4-12.3-12.0-11.7-11.8-12.0-12.0-12.0-12.0-11.8-12.1
2019 7.4-11.0-11.0-12.2-12.0-11.7-11.8-12.0-11.6-11.7-12.0-12.0-11.8
2018 7.3-11.4-11.5-12.7-12.4-12.0-12.0-12.1-12.0-11.8-11.4-11.3-11.8
2017 7.2-11.0-11.2-12.7-12.4-12.3-12.1-12.3-12.4-12.2-11.3-12.0-11.8
2016 7.3-11.2-11.2-12.8-12.6-12.2-12.3-12.4-12.0-11.7-11.5-11.5-11.9
2015 7.1-11.5-11.7-12.3-11.9-11.8-12.0-12.5-12.2-11.7-11.6-11.4-12.0
2014 7.1-11.6-11.2-12.6-12.5-12.4-12.4-12.3-11.8-11.9-11.8-11.4-12.0
2013 7.6-10.9-11.0-12.2-12.3-12.2-12.1-12.0-12.0-12.1-11.8-11.5-11.9

過去10年の平均ラップタイム
7.29-11.25-11.44-12.60-12.44-12.11-12.12-12.27-12.06-11.93-11.58-11.47-11.86
2.30.42



ラップ傾向

(過去記事の転載)

ラップタイムを見ると、前半はミドルペースくらいの流れで、道中は極端に緩む場面がなくある程度締まった展開になり、上がりはロングスパート気味に徐々に加速していく…という形。

このレースの特徴は、とにかくこの距離としては道中水準が高いということで、何よりもまずは持久力が重視されるため、それによって地力の低い馬が自然と振るい落とされる格好になる。(その点が、ハンデ戦ながら実績馬の好走も目立つ結果につながっている)

また後半に関しては、早い段階から徐々にペースアップしていく中で長い脚を使う必要があり、適性的には当然、末脚の持続力が問われる。(大きく加速したケースもあるが、以前より持続的な展開が多くなっている)

道中の厳しさに加えて、上がりの部分に関してもごまかしが利かないイメージのレース。まずはしっかりと地力を問いたいところ。


好走する条件
・高い持久力&末脚の持続力があること



予想


◎プラダリア
東京では青葉賞&ダービーでしっかりと地力を示していて、それらのパフォーマンスで考えれば、ここでは普通に上位の馬。
4歳になってからはG2で連続して3着。コース取りなどの内容的にも、どちらも見所があったし、近走のパフォーマンスに関しても好感が持てる。
内寄りの枠に入ったし、ロスなく→勝ち切る可能性は十分。期待しておきたい。

○ヒートオンビート
ここでは一昨年に2着。その時は完全な直線勝負だったが、その後の同舞台アルゼンチン共和国杯でも好走しているし、舞台への適性は当然備えている。
斤量を背負う立場だが、実績的には当然といったところだし、地力で食い込んでくる可能性はやはり考えておきたい。

▲カントル
同舞台アルゼンチン共和国杯で4着。もう少し遡れば緑風Sでも道中~上がりでなかなかのパフォーマンスを見せていて、東京のこのくらいの距離では常に力を示している。
内枠を引いて、ある程度流れに乗りつつ&ロスなく進めれば、今回も粘り込む可能性は十分にありそうだし、注目はしておきたい存在。

注サリエラ
終いを伸び切る能力が高く、パフォーマンス的にも(距離換算すれば)ここの水準も十分こなせていいものを示している。
馬格のないタイプが実質的に斤量を背負う立場になっていて、走ってみなければ…という部分もあり、人気ほどの信頼までは現状できないが、可能性はやはり考えたい。

△アーティット
大阪ーハンブルクCは、番手から早め先頭に立ちつつ→しっかりと押し通しての勝利。前半からある程度脚を使った格好で踏んだ水準も低くなかったし、その地力は認められる。
今回はスタートをどの程度の水準で入れるか?というのが鍵になりそうだが、無理なくポジションを確保できるようなら、面白そうな存在ではある。

△ライラック
エリザベス女王杯は、引っ張られる展開の中で、道中を高い水準で進めつつ→上がりをまとめての2着。位置取り的にはハマった方だが、その地力は認められる。
今回も最後方近くから外を回して…という競馬だと微妙だが、基本は地力の方に寄るレースだし、出番が回ってくる可能性はある。少しでも流れに乗って&ロスのない内容なら。



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