2012年2月11日土曜日

クイーンC展望 2012


過去のラップタイムは以下の通り。

2011 12.3-11.1-11.7-12.3-12.8-11.7-11.2-12.3
2010 12.4-11.0-11.6-12.1-12.1-11.7-11.4-12.1
2009 12.6-11.1-12.2-12.5-12.4-11.4-11.5-12.0
2008 12.6-11.0-11.7-12.3-12.6-11.4-11.7-12.2
2007 12.5-11.0-11.6-12.0-12.3-11.4-12.0-11.7
2006 12.5-11.3-12.2-12.5-12.4-11.5-11.5-11.7
2005 12.8-11.5-11.8-12.1-12.7-12.3-12.2-12.7
2004 12.6-10.5-11.0-11.8-12.1-11.9-12.4-12.0

過去8年の平均ラップタイム
12.54-11.06-11.73-12.20-12.43-11.66-11.74-12.09
1.35.44




傾向(過去記事の一部修正)
ラップタイムを見ると、前半はミドルペース~やや速いくらいで流れ、道中で
一旦緩んでから、ラスト3Fで一気に加速して、最後はやや右肩下がりという形。

ここの特徴はこの時期の牝馬戦としては案外前半が速く流れていることで、そう
なれば(後半部分では)一定以上の持久力が問われることになる。

またもう1つの特徴としては、改修後のこのコースらしく仕掛けが早くなって
いることで、もちろん加速についていける切れは必要だが、好走するためには
それ以上に終いの部分で長い脚を使えることが重要になる。


好走する条件
・一定の持久力
・勝負所での切れ&末脚の持続力


予想

◎ヴィルシーナ
個人的には阪神JFへ出走できなかったのが残念…という記憶が強く残っている
馬だが、黄菊賞の内容から、地力は1つ上くらいの裏付けがあるし、切れも一応
しっかり示している。
走法のイメージ的にも距離短縮は歓迎にも思えるし、ここは期待したいところ。

○モエレフルール
前走、前々走と厳しい展開でも崩れない地力を示しているし、3走前には一応の
切れも発揮している。
実際の適性的にはここがベストという訳ではなさそうだが、このメンバーである
程度好位にいさえすれば、普通に残りそうな雰囲気。

▲オメガハートランド
締まった展開でも緩い展開でも、終いを伸び切るという部分はかなりのもので、
ここでも確実な浮上が見込めそう。
ただし少し不器用で強引に走っている印象は受けるので、溜め→切れという展開
では勝負所の加速に乗り遅れる可能性もなくはない…。

注ハイリリー
前走は水準の高い道中を踏み、まずまず上がりもまとめていて、一定の持久力は
示したと言えそうだし、マイルではしっかりとした決め手を発揮していて、その
合わせ技で考えればここでの浮上もあって良さそう。
あとは極端な位置取りにさえならなければ。

△イチオクノホシ
基本的には(展開的に近くなる)阪神JFでしっかり浮上してきている…という
だけでもここでは有力な存在となるが、昨年のJFは、前半であまり引っ張られ
なかった点がどうか…という部分もある。
タイプ的にも、何か1つストロングポイントが欲しい印象。

△ミッドサマーフェア
前走は未勝利戦ではあるが、内容的にはかなり高いレベルになっていて、一定の
地力は示したと言えそう。
…かと言って、ここへ入っていきなり威張れるという訳ではないが、好位から
進めるようであれば、残る可能性も一応考えておきたい。




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