2012年2月25日土曜日

アーリントンC展望 2012


過去のラップタイムは以下の通り。

2011 12.6-10.8-12.0-11.9-11.8-11.5-11.2-12.4
2010 12.6-11.3-12.4-12.1-11.2-11.1-11.4-12.7
2009 12.7-10.8-11.3-12.0-12.4-12.1-11.8-12.5
2008 12.8-11.0-11.4-11.5-11.7-11.7-11.3-13.2
2007 12.6-11.4-11.5-11.5-11.9-11.3-11.5-12.2

過去5年の平均ラップタイム
12.66-11.06-11.72-11.80-11.80-11.54-11.44-12.60
1.34.62




傾向(過去記事の一部修正)
平均ラップタイム的には、各年の間でバラつきがかなり大きくなっているレース
ではあるのだが、前半or道中は必ず速くなるという傾向があって、今のところ、
単純な直線のみの展開は現れていない。

つまり決め手勝負というイメージのコース設定ではあるのだが、このレースに
限れば、前半部分の比重がかなり大きくなっていて、おそらくこれは開幕馬場と
(若駒のレースだけに)短距離馬の紛れ込みによるものだと考えられる。

したがってここでは単に切れがあるという事よりも、速い流れからでもしっかり
余力を残せるだけの持久力と、スピード持続力を持っていることを重視したい
ところで、尚且つ開幕週なので好位から押し切れるタイプを狙いたい感覚。


好走する条件
・一定の持久力が必要
・スピード持続力を持っていること


予想

◎ローレルブレット
同舞台の千両賞では、持久力&持続力をしっかり示した内容で抜け切っているの
だから、ここは当然有力な存在ということになる。
個人的に朝日杯の内容に関して、「行き場もなくなっていたが、脚が残っていた
かも微妙に思える…」という中途半端なイメージのまま来てしまったので、その
結論を出すためにも、ここでは特に注目して見ておきたい。

○ダローネガ
とりあえずは大外を回りつつ、道中でかなり脚を使う形になった朝日杯でも崩れ
ない…ということを考えれば、ここでは当然有力な存在と言えそう。
走法的にも、その時は少しゆったりし過ぎ…くらいにも見えたので、(切れる
というタイプではないものの)広いコースに替わることはプラスかも知れない。

▲オリービン
締まった展開自体は十分こなせているし、ここも普通に浮上はしてきそうだが、
適性的にラスト1Fを伸び切れるか?という部分で、勝ち切るまでのイメージには
少しならない。
あくまでここは上位の一角という扱いをしておきたい。

注ネオヴァンクル
朝日杯では、前半~道中でかなり脚を使う形でもそこまでは負けていないし、
短い距離からの馬なので、スピード耐性的にもここの流れは問題ない。
さらに今回は開幕週ということで、ある程度は残りやすいはずだし、可能性と
しては一応考えておきたい印象。

△ブライトライン
黄菊賞で(フラつきながらも)一応は持続力を示しているので、ここでも一瞬は
候補に挙がるのだが、(気性的な問題はあるにしろ)中山でしっかりと負けて
しまう馬に、本当にマイラー的な資質があるのかどうか…。
とりあえずこの馬に関する個人的なイメージでは、短縮よりも延長の方向だった
ので、ここは少し静観したい気持ち。

△ジャスタウェイ
緩めばもちろん決め手を活かせる舞台なので、可能性としては浮上もあり得ると
思うが、例年のこのレースの流れだと少し忙しくなり過ぎそうな印象にはなる。
それでいてキッチリ人気なら、ここはある程度引いた見方をしておきたい。




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