2017年3月20日月曜日

フラワーC展望(ラップ傾向&予想)2017



過去のラップタイム


2016 12.7-11.9-12.2-12.5-12.2-12.2-11.9-11.3-12.4
2015 12.6-11.6-12.3-12.9-12.3-12.3-12.0-11.4-12.0
2014 13.0-11.8-12.3-12.5-12.5-12.2-12.5-11.9-12.6
2013 12.6-11.3-12.7-12.9-12.5-12.5-12.2-11.5-11.8
2012 12.5-12.1-12.8-13.0-12.9-12.5-12.3-12.3-12.9
2011 12.6-10.9-11.2-12.1-12.2-12.1-11.5-11.6-12.8 阪神開催
2010 12.3-11.5-12.7-13.1-12.9-12.7-12.1-11.7-11.3
2009 12.3-11.4-12.0-12.4-12.5-12.5-12.0-11.5-12.7
2008 12.8-12.0-13.0-11.9-11.7-12.0-12.0-11.8-12.3
2007 12.5-11.3-12.6-12.4-12.2-12.7-12.1-11.6-12.2

過去10年の平均ラップタイム(2011年は除く)
12.59-11.66-12.51-12.62-12.41-12.40-12.12-11.67-12.24
1.50.22




傾向

(過去記事の一部修正)

ラップタイムを見ると、前半はミドルペース~ややゆったりと流れて、道中は
この時期の牝馬戦としてはまずまず高い水準で進み、勝負所はしっかり加速して
ラスト1Fだけ少し落ちる形。

基本的には後半型のレースで、当然"切れ"という部分も問われるのだが、上がり
タイム自体はそこまで速くなる訳ではなく、むしろ余力勝負という方向に近い。
したがってここでは、まずは単純に底辺(純粋な持久力)の高さを重視したい。

その点をクリア出来ることを前提として、やはりこの舞台なので、勝負所である
程度動けて、尚且つラストもあまり止まらない…という部分で、切れと持続力を
バランス良く備えている馬を中心に考えたい。

※近年少し後半に偏りつつあるので、切れの要素をより強く考えるべきかも。


好走する条件
・一定の持久力があること
・(↑を前提に)切れ&持続力があること



予想


◎シーズララバイ
同舞台の2走前は、道中をかなり高い水準で進めつつ、位置取り的にも一応
逆境の立場ながら好走して、一定の地力を示した格好。
(レース自体はスプリングSに直結)
前走にしても、自身は大外を回す内容で内~中の馬に伸び負けた内容なので、
それほど気にする必要はないはず。
それでいて妙味はこれでもか!というくらいにある。当然推したい。

○サンティール
前走は、スタートでゴチャついて後方からの競馬になったが、パフォーマンス
としては、道中でしっかりと脚を使いつつ→上がりもまずまずまとめた形に
なっていて、内容的にはここでも普通に上位。
展開が極端に後半に傾いた場合に切れ負けする可能性はあるかもしれないが、
コースに対する適性という点では十分に分がありそう。注目しておきたい。

▲ハナレイムーン
前走は、5着までという結果ではあったが、自身のパフォーマンスとしては
道中~上がりでなかなかのものを示しているし、単純に相手が強過ぎただけ。
この手の舞台に対してピッタリの裏付けは現状ではないものの、その時の内容
から、地力では十分に上位扱いができるし、勝ち切るところまではともかく、
好走は普通にしてきそう。

注ディーパワンサ
前走は、内有利な馬場で最内からなだれ込んだ内容なので、恵まれた部分も
あったとは思うが、レース自体のレベルが高く、単純なパフォーマンス比較を
すれば、ここではやはり上位扱い。
距離延長して得をするタイプか?と言えば微妙なので、評価としてはここまで
だが、好走は普通に出来ていいはず。

△デアレガーロ
前走は、前半かなりゆったりとした形からの→ロングスパート戦で、この馬
自身、後半のペースアップにそこまでしっかりとつき合った訳ではないが、
やはりある程度長い脚は使った内容。
当然ここでの好走も考えられるが、パフォーマンスとしては、他の馬に対して
そこまで威張れる程ではないので、人気は過剰気味には思える…。

△ファンディーナ
経験した2走は、道中かなりゆったりした展開から決め手を発揮した格好で、
性能は高く、当然今のところ底は見せていない。
近年の傾向通りに"切れ"を重視するのであれば、これでも問題ないのかも知れ
ないが、それでも強く推すには地力の面での裏付けはやはり欲しい…。
この手の馬の扱いは、いつの時代も難しい…。





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