2023年9月10日日曜日

京成杯オータムハンデキャップ展望(ラップ傾向&予想)2023


まとめ
  • レースを通して淀みなく流れる展開が基本。
  • 高いスピード持続力が問われる。
  • 予想◎ラインベック

過去のラップタイム

2022 12.7-11.4-11.4-12.0-11.7-11.3-11.3-11.8
2021 12.3-11.2-11.1-11.0-11.2-11.4-11.4-12.4
2020 12.4-11.1-11.5-11.7-11.6-11.7-11.7-12.2
2019 12.3-10.6-10.4-10.9-11.2-11.4-11.5-12.0
2018 12.5-10.7-11.5-12.2-11.2-11.4-11.5-11.4
2017 12.5-10.9-11.2-11.2-11.3-11.5-11.6-11.4
2016 12.5-11.2-11.4-11.3-11.6-11.7-11.5-11.8
2015 12.7-11.3-11.4-11.6-11.7-11.5-11.3-11.8
2014 12.8-10.9-12.2-12.1-11.9-11.1-10.7-11.6 新潟開催
2013 12.6-10.6-10.8-11.2-11.5-11.5-11.9-11.7

過去10年の平均ラップタイム(2014年は除く)
12.50-11.00-11.19-11.46-11.44-11.49-11.52-11.83
1.32.43



ラップ傾向

(過去記事の一部修正)

ラップタイムを見ると、前半がある程度速くなり、道中もほとんど緩まずに淀みのない流れとなって、ラストも一定のスピードを維持する形。

とにかくここは、(下り坂で)3F目が止まらないことに由来する、(前半~)道中の速さが大きな特徴となっていて、速いスピードを維持する中で、高い持続力が問われる。

脚質的には、展開次第で前も後ろもあり得る…というのが近年の印象だが、どちらにしても最後まで一定以上の水準に"居続ける"ことが必要。その点での裏付けをまずは重視しておきたいところ。


好走する条件
・高い持続力を持っていること



予想


頭数は落ち着いたが、候補はそれなりに多いイメージ。またハンデ戦ながらも、古馬の斤量が別定戦に近いような雰囲気になっている中で、3歳馬の軽さも気になる…。
何があってもおかしくない…かも。

◎ラインベック
米子Sは、前半~道中が厳しくなった展開の中で、ある程度流れに乗りつつ→上がりをまとめての2着。その時のパフォーマンスから、地力&適性ともに上位に扱える。
前走・関屋記念の決め手勝負にもしっかりと対応していることから、ここでは展開に依らず…というイメージになるし、前走に引き続き、ここでもう1度推し切っておきたい。

○アスクコンナモンダ
ここ2走は、前傾の展開に引っ張られて、自身も道中を高い水準で進めつつ→上がりをまとめての勝利。一定の地力を示した。
また3走前~5走前では、しっかりとした決め手も発揮しているので、展開がどちらに転んでも対応はできそうだし、可能性は十分あっても良さそう。注目。

▲ウイングレイテスト
前走・中京記念は、他の上位馬は全て55kg以下という中で、57kgを背負って唯一掲示板を確保。そのレースも2走前・米子Sも、道中で脚を使う中山的な展開で好走できているし、この舞台への適性は備えていそう。
ダービー卿CTのように上がりに特化すると微妙だが、残る可能性はやはり考えたい。

注ソウルラッシュ
昨年の安田記念以降のレースでは、自身の上がり3Fが全て33.3~33.7秒に収まっていて、 そこは良し悪し。安定しているとも、1つ突き抜けきれないとも取れる。
その点では、この舞台で道中を締めつけられれば→(相対的に)前進する可能性はありそうだが、今回は頭数が落ち着いた…。59kgを背負うことも含めて、少し下げる。

△インダストリア
ダービー卿CTは、落ち着いた展開の中で、しっかりとした決め手を発揮しての勝利。
道中からもっと脚を使わされる展開では結果を出せていないことから、それをどこまで評価していいのか微妙だが、今回は頭数が落ち着いて、同じような展開もあり得そう。
正直扱いは難しいところだが、走られてもいい…という準備はしておきたい。

△メイショウシンタケ
米子Sは、前半~道中が締まった展開の中で、自身も早い段階から厳しいラップを踏みつつ→上がりをまとめての勝利。中山的な脚の使い方で結果を残した。
今回の問題としては、このメンバー構成でそこまでの展開が望めるか?というところで、評価は結局ここまでだが、浮上する可能性は考えておきたい。



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