2023年9月9日土曜日

紫苑ステークス展望(ラップ傾向&予想)2023


まとめ
  • 前半ある程度引っ張られる展開で、一定の持久力が問われる。
  • 末脚の持続力を備えていることが必要。
  • 予想◎シランケド

過去のラップタイム

2022 12.2-11.4-12.3-12.2-12.7-12.3-11.7-11.4-11.4-12.3
2021 12.2-11.1-12.0-11.9-12.5-11.9-11.8-11.8-11.4-11.6
2020 12.4-11.4-12.5-12.8-12.7-12.4-12.0-11.8-12.0-12.1
2019 12.2-11.1-12.2-12.3-12.7-11.8-12.0-11.5-11.0-11.5
2018 12.1-10.8-12.2-12.3-12.7-11.9-11.8-11.5-11.5-11.2
2017 12.3-11.4-12.3-12.5-12.8-12.3-11.9-11.5-11.4-11.4
2016 12.0-10.9-11.9-12.1-12.7-12.3-12.1-11.7-12.0-12.0

~OP時代~
2015 12.2-10.8-12.3-12.5-12.8-12.3-12.2-11.7-11.5-11.9
2014 12.8-11.2-11.9-12.3-13.1-13.2-13.0-11.5-11.1-13.2 新潟開催
2013 12.3-11.3-12.2-11.9-12.1-11.7-11.7-11.7-11.9-12.5

過去10年の平均ラップタイム(2014年は除く)
12.21-11.13-12.21-12.28-12.63-12.10-11.91-11.62-11.57-11.83
1.59.50



ラップ傾向

(過去記事の一部修正)

過去の平均ラップタイムを見ると、前半がある程度速い流れになって、道中は一旦落ち着く展開から→徐々にペースアップ。そこから勝負所でもう1段加速を示しつつ→最後まであまり落ちない形。

このレースでは、(近年は特に)途中で緩む場面も見られるが、スタート直後はそれなりにしっかりと引っ張られることも多く、やはり一定の持久力は問われる。

また勝負所では、早めにペースアップしていく形が基本となるため、適性的には、末脚の持続力を備えていることが必要になる。全体のラップ形状も含めて考えると、道中~上がりで高いパフォーマンスを発揮できるタイプが中心になりそう。


好走する条件
・一定の持久力は欲しい
・末脚の持続力を備えていること



予想


◎シランケド
前走は、締まった展開に引っ張られて、自身も道中でかなり脚を使いつつ→上がりをしっかりとまとめた格好。結果は3着までで、ゴール板のところではあと1つ詰められていなかったものの、(ゴール後も含めて)最後までしっかりと伸び切っていた。
そこで示したパフォーマンス(特に持続力)を考えれば普通に上位に扱えるし、ここで前進を見せる可能性も十分。人気も甘くなっているし、期待してみたい。

○ヒップホップソウル
オークスは、(特に後半)淀みなく流れた中で、道中~上がりという形で長い脚を使った格好。結果は6着だが、1頭を除けば大きな差はなかったし、力は十分に示した。
中山の中距離でもフラワーCでしっかりと好走できているし、可能性としてはやはり頭まで考えておきたい存在。

▲モリアーナ
NHKマイルC&NZTは、展開に引っ張られて、自身も道中で脚を使う形から→上がりをまとめた格好。結果はあと1つだったが、パフォーマンス的にはやはり上位に扱える。
元々はコスモス賞で中距離的な持久力も示しているし、距離延長となるここでも普通に好走はしてきそうな雰囲気。注目しておきたい。

注グランベルナデット
同舞台の未勝利戦は、(2歳戦としては)前半~道中を高い水準で進めつつ、4コーナーで早めに先頭に立つ形から→しっかりと押し通しての勝利。地力を示した。
前走・忘れな草賞では、後半でしっかり上げる形で性能を示しているし、それらの合わせ技でここでも戦えて良さそう。間隔は空いているが、注目はしたい。

△アップトゥミー
2走前の1勝クラス戦は、前半は歩いたような格好だが、道中を高い水準で進めつつ→上がりをしっかりとまとめた内容。負けはしたものの、最後までしっかり続けられていたし、パフォーマンス的にはここでも上位に扱える。
前半からもっと引っ張られてどうか?というのはあるが、相手には考えておきたい。

△フルール
前走・伊達特別は、後半長い脚を使う展開の中で、最後までシブとく脚を伸ばしての差し切り。持続力を示した。
後半で上げ切れるかどうか?というところがある馬だが、この手の舞台で引っ張られればあまり問題にはならないだろうし、最後に食い込んでくる可能性は考えたい。



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