2023年9月30日土曜日

シリウスステークス展望(ラップ傾向&予想)2023


まとめ
  • 前半かなり速く、一旦落ち着きつつ→ある程度長い脚が問われる展開。
  • 高い持久力&末の持続力が問われる。
  • 予想◎ハギノアレグリアス

過去のラップタイム

2022 7.2-11.3-11.3-13.1-12.3-11.9-12.5-12.6-12.2-13.3 中京9.5F開催
2021 7.0-11.2-11.5-12.9-12.5-12.1-12.1-12.6-12.4-13.1 中京9.5F開催
2020 7.2-11.0-10.9-13.1-12.8-12.4-13.0-12.7-12.3-12.4 中京9.5F開催
2019 12.9-10.8-10.8-13.0-12.8-13.0-13.4-12.4-11.8-12.6
2018 12.6-10.8-11.3-13.5-12.2-12.3-12.3-12.2-11.9-12.4
2017 12.8-11.3-11.5-13.5-12.5-12.3-12.3-12.0-12.5-13.2
2016 12.6-11.3-11.4-12.9-12.3-12.5-12.3-12.1-11.8-12.5
2015 12.6-11.6-11.2-13.6-13.3-12.6-12.1-12.1-12.4-13.1
2014 12.5-11.8-12.1-13.9-12.9-12.7-12.1-11.6-11.7-12.5
2013 12.4-11.1-11.3-13.5-12.9-12.9-12.5-12.0-12.2-12.6

過去10年の平均ラップタイム(2020~2022年は除く)
12.63-11.32-11.38-13.40-12.78-12.67-12.45-12.03-12.07-12.75
2.03.48



ラップ傾向

(過去記事のごく一部修正)

ラップタイムを見ると、前半が相当に速くなっていて、道中はコーナー部分で一旦しっかり緩んでから→勝負所に向けて徐々に加速していく展開で、最後の部分だけ少し落ちる…という形。

ここの特徴は前半の速さで、その部分でかなり引っ張られることから、後半に余力を残すためにまずは高い持久力が問われる。そして上がりの部分に関しては、ある程度長い脚を使わされる形になっているため、末脚の持続力を備えていることも必要になる。

またレース全体の展開で言えば、緩急が大きくつくような形になっているため、"溜めが効く"というのも1つの重要な要素になり、スピードに偏ったマイラー的な強さを示している馬の過大評価には注意したいところ。


好走の条件 ・高い持久力があること
・末脚の持続力が必要



予想


◎ハギノアレグリアス
帝王賞は、上位3頭のようには最後脚を伸ばせなかったものの、引っ張られる展開の中で、自身も前半から脚を使いつつ→後半も早い段階から動いた内容。パフォーマンスとしては十分なものを示しているし、ここではやはり上位扱いになる。
経歴がとにかく安定しており、この舞台でも溜めを利かせる形で勝利していて、適性も問題なさそう。ここは素直に推し切っておきたい。

○アイコンテーラー
前走BSN賞は、前半からある程度脚を使いつつ→直線でもう1つ上げる形でしっかりと押し通しての勝利。初ダートではあったが、パフォーマンス的には芝と遜色ない数字になっているし、その時の内容で考えればここでもやはり上位に扱える。
元々ここは、芝からの転向組にとって比較的ハマりやすい舞台でもあるし、ダート2戦目でさらなる前進を示すことが出来れば、可能性は十分にありそう。注目しておきたい。

▲キリンジ
JDDは、かなりのハイペースに引っ張られつつ→直線でジワジワ詰めての2着。少し控えたポジションからではあったが、自身としてもハッキリとした前傾の内容になっていて、一定の地力は示したと言える。
その時も含めて、これまでの経歴的に後半上げ切れるか?という部分はあるが、スピードよりも純粋な持久力…と思える方向性から、単純にこの舞台にはハマってもいいはず。

注ニューモニュメント
少し遡ってポルックスSは、展開に引っ張られて、道中をまずまずの水準で進めつつ→直線は最後までしっかりと伸び切っての勝利。高い持続力を示した。
近走は一旦少しパフォーマンスを落とした格好だが、2走前から→前走の上昇度は(着も数字も)明らかだし、ここでさらなる前進を示す可能性はあるはず。注目したい。

△ヴァンヤール
アンタレスSの前半から脚を使う形と、平安Sの(前半よりも)道中で脚を使う形での好走から、一定以上の地力を備えていることは間違いなく、実力は当然の上位扱い。
前走BSN賞の少し緩急をつけた内容では、もう少し出来ていて欲しい…という感覚にもなるため、評価はここまでに止めるが、食い込んでくる可能性はやはり考えておきたい。

△フルヴォート
前走・薩摩Sは、超ハイペースの前半は受け流した格好だが、道中をかなり高い水準で進めつつ、コーナーで一気に捲る形から→押し通しての勝利。パフォーマンス的にもそれまでとは一線を画した内容になっているし、その地力は認められる。
距離延長で得をするか?と言えば微妙かも知れないが、食い込む可能性は考えたい。



- PR -

0 件のコメント:

コメントを投稿

- PR -