2012年7月22日日曜日

中京記念展望 2012


とりあえず改修後の古馬平均ラップタイムを調べてみる。

中京1600m古馬平均ラップタイム(全7レース)
12.49-11.11-11.64-11.93-12.27-11.96-11.84-12.46
( 0.11 -0.29 -0.28 -0.29 -0.40 -0.42 -0.50 -0.44)←バラつき
1.35.70




傾向
平均ラップタイムを見ると、前半がある程度速く、尚且つ4F目までがなかなか
スピードの落ちない展開で、コーナー部分で少し落ち着いた後、勝負所で徐々に
加速しつつ、ラストはしっかり落ちる形。

この舞台の特徴としては、後半と比べて明らかに前半のバラつきが小さくなって
いるように、まずは前半で引っ張られることは確実だと言えて、当然のように
後半までしっかりと余力を残せるだけの持久力は必要になる。

また勝負所に関しては、基本的には徐々に加速していく展開ではあるが、直前に
一旦溜めが入る形からなので、ある程度の加速にも対応できる方がやはり安心。
切れと末脚の持続力をバランス良く備えているタイプが嵌りそうなイメージ。


好走する条件
・一定の持久力は必要
・切れ&末の持続力があること


予想

◎レッドデイヴィス
切れ&持続力のバランスという意味では適性的に嵌りそうな印象だし、持久力を
含めての総合力に関しては、単純に考えて上という馬。
近走のやや特殊な展開と比較すれば、一応はメリハリのつきそうな素直な展開が
期待できるここならば、巻き返す可能性も十分あっていいはず。
期待しておきたい。

○エアラフォン
スピードに乗って行きたいところにちょうど設置されている直線の坂によって
キッチリと勢いを削がれるこの舞台においては、この馬の終いを伸び切れる…
という持ち味は大きな武器になるはず。
展開的にも、一応引っ張られた格好の関屋記念でしっかりと浮上しているし、
確実に上位には食い込んできそうなイメージ。馬体もいい。

▲マイネルクラリティ
上がり勝負とかになれば当然厳しいが、ここは前半~道中で脚を使い切る展開に
なる可能性が十分にある舞台。
その方面では異様に強いタイプ的に、早めの抜け出しから粘り込む場面もあって
良さそうなイメージ。
とりあえずは(位置取り的な)アドバンテージ勝負が出来る状況には思える。

注ダノンヨーヨー
マイルCS2着の時ほどではないものの、前走で持ち前のとてつもない持続力が
戻ってきた雰囲気で、加速ある馬の加速はキッチリ消す…というこの舞台なら
間に合う可能性はある。当然注目はしておきたい。
ただし、土曜の時点で既に各ジョッキーが内を避ける状況になっているので、
枠的に外へ振られ過ぎる懸念はあるのかも。

△ゴールスキー
切れと持続力をバランス良く備えているという部分では、タイプ的にある程度
合っていそうなイメージだし、しっかり減速する形のラスト1Fは耐えられる馬
なので、脚の使い方的にも嵌る可能性はあっていい。
地方のジョッキーというのも結構合うのかも。

△ショウリュウムーン
一定の地力&決め手を備えている馬で、展開にメリハリが欲しいタイプ的にも、
勝負所一歩手前で溜めが入るこの舞台に嵌る可能性はあって良さそう。
この開催(舞台)での仕掛けのタイミングが抜群に嵌っている印象の小牧Jが
鞍上というのもプラス。前走を叩いての上積み次第。

☆ミッキードリーム
とにかくブレないイメージで、スロー~ミドルペースからの終いの伸び勝負とか
持続勝負とかならば、個人的に絶対的な信頼を置いている馬ではあるが、前半が
ハイペースになるマイル戦というのは基本的に忙しくなり過ぎる印象。
その意味で、前走超スローを好走した後なので、ここは下げるのが自然。
前半は完全に受け流すくらいの脚質転換…とかがあれば別だが。

☆フラガラッハ
とりあえず好走のパターンが、前半をしっかり受け流して、道中でそこそこ脚を
使う形からの決め手…という方向に偏り過ぎの印象。
マイルで言えば、ハイペースの東京新聞杯では浮上できていない訳だし、ここで
前半しっかり引っ張られて終いの脚が残せるのかどうか…。




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