2013年6月29日土曜日

CBC賞展望 2013


過去のラップタイムは以下の通り。

2012 12.0-10.6-11.1-11.2-11.3-12.5 33.7-35.0 重

2012年ラップvsコース平均ラップ



傾向
昨年は馬場悪化で、相当前掛かりな展開からのラストの持久力勝負になったが、
1年と少しこのコースを見てきて感じるのは、クラスが上がるにつれて前半の
ペースが頭打ちになり、上がり勝負の方に近づいていく…ということ。
(平均ラップにもある程度表れている)

実際に今年の高松宮記念は、スプリントG1として本当に異例と思えるくらい、
ゆったりとした流れからの極端な決め手勝負になったし、(馬場悪化などで)
実質的なペースが上がらない限り、完全に終いの脚の勝負…という舞台設定に
なってしまっている印象。

⇒当然方向性としては、一定のスピード持続力と切れ…という部分で考えたい。

※高松宮記念も含め、(ほぼ確実にペースの上がる)1400m主体で考えた方が
…と、最早感じる。


好走する条件…かも知れない
・一定の持続力&切れがあること(良馬場)
・持久力があること(道悪)


予想
土曜の競馬を見る限り、とりあえず馬場は絶好で、タイムもある程度出ていた。
日曜も天気が崩れることはなさそうだし、傾向は同じと見ていいはず。

ペースに関しては、エーシンダックマンがいるので、高松宮記念のように、楽に
ハクサンムーンが行けるとまで思わないが、それでも今のこの舞台で、ペースが
極端に上がる気はどうしてもしない…。

となると、ここのレベルの馬がその水準に沿ったタイムを出すためには、当然、
後半の方で辻褄を合わせるしかない訳なので、狙いとしては、好位から(速い
スピードの)持続力を発揮できるタイプ&決め手のあるタイプ…となる。

◎ハクサンムーン
放置された高松宮記念を除いたとしても、持続力&決め手という方向であれば、
出石特別がいまだに十分な裏付けとなっていて、ここでは当然有力な存在。
今回は同型の馬がどこまで突っ掛かってくるか?というのが一応問題になるが、
極端な競り合いとかがなければ、結局、この馬の許容範囲に収まりそうな印象。
とりあえず、軸的な扱いにはしやすそう。

○ザラストロ
この馬に関しては、マイル以上では明らかに使える脚に限りがある…と今まで
感じていて、距離短縮してきたら狙ってみたいと思っていた。
もちろんいきなりG1好走クラスのいる重賞というのは荷が重そう…な部分も
あるが、他のスプリント戦と比べれば、適性面での対応はしやすいはず。
微妙に人気してしまってはいる点は気になるが、ここは注目してみたい。

▲マジンプロスパー
基本的には地力勝負でこそ…というタイプで、シルクロードSではしっかりと
速い上がりを発揮しているものの、メイショウデイムあたりに負けていたり、
高松宮記念では結局切れ負けしていたり、今年は適性的に微妙な印象。
それでも実力で何とかしてしまう可能性も当然あるが、感覚的には、少しだけ
静観したい気持ちにはなる。

注ヘニーハウンド
地力があまり問われずに、とにかく切れ…という方向のレースになるとすれば、
裏付けとして、33.3秒の上がりを自身32.2秒の上がりで差し切った鞍馬Sとかが
ある馬なので、とても恐ろしく感じる存在ではある。
現在の状態がイマイチ良く分からないが、可能性としては考えてみたい。

△バーバラ
どんな展開であっても我関せずに、自身のペースを守って上がりをしっかりと
決める…というレースをしていて、とりあえず適性的にはこの舞台に嵌っても
良さそうな印象。
あとは単純な性能で、この相手にどこまで出来るか…という問題だが、結局、
これ以上強くは推しづらい…。

△サドンストーム
速い上がり自体は出せる馬だが、着順のことを考えると、ある程度引っ張られて
地力が問われてこそ…という部分があるタイプ。
それを考えると、ここでは一応浮上はするだろうが、前を残す可能性が高そうに
思える。舞台替わりで。






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