2014年9月13日土曜日

京成杯AH@新潟展望 2014


京成杯AH…とは言え、まあハンデ戦になった関屋記念。
開催が進んで馬場は違うが、適性的な傾向としては当然参考にはしておきたい。

傾向(関屋記念展望からの転載)
ラップタイムを見ると、前半はミドルペース~やや速いくらいの流れで、道中は
基本的に一旦落ち着く展開となり、直線で加速して上がりはかなり速くなる。

ここでは、舞台のイメージ通りにやはり切れがあって、上がりの性能そのものが
高いということがまずは重要で、展開頼り…というだけの馬ではなく、自ら押し
進んで行けるようなタイプが中心になることは間違いない。

ただし(形としては落ち着くものの)道中の水準自体は意外と高くなっていて、
単純に上がりのみに注目するというよりかは、追走部分で(脚を使わされずに)
楽に進められるだけの持久力を備えている…という点も重視しておきたい。


好走する条件
・一定の持久力は必要
・切れ&末脚(トップスピード)の持続力があること


予想
全20日間の長い開催にも関わらず、JRAは最終週のG1までAコースで貫き
通す…という気概で、真ん中を少し過ぎた現在は、内が悪く中~外寄りが伸びる
(ただし外過ぎても厳しい)…という馬場。

当然、好位~中団辺りから進める馬もそこへ持ち出す格好になるため、後方から
進める馬は、その更に外へ持ち出すかor馬群の中を捌きながら…という競馬を
強いられることになる。

したがって、関屋記念の頃に比べると、スピードで押し切るような競馬は難しく
なっているはずだが、それでも(前半捨てるような内容で)道中~上がりのみで
浮上するタイプでは結局ダメ…なイメージ。

⇒ある程度スピードへの対応力があって、尚且つ切れと持続力をバランス良く
備えたタイプを選びたい。


◎クラレント
元々は前半~道中をじっくり進め→決め手を発揮する形でこそ…というイメージ
だったのだが、前走の勝利で、前半さえミドルペースくらいで入れれば、道中の
水準が高くなっても十分に実力を発揮できる…ということを示した。
今回は斤量がプラスされた厳しさはあるものの、ペース自体は楽になる可能性が
高いし、より決め手勝負の方に振れるのであれば、適性面からむしろ前進しても
良さそうな雰囲気。(元々決め手勝負ではジャスタウェイとも互角だった馬)

○ブレイズアトレイル
前走は、道中でかなり脚を使う格好から、上がりもしっかりとまとめた内容で、
最後はサトノギャラントのやや強引な捌きに影響された部分もあったので、その
パフォーマンス自体は当然評価していいはず。
タイプ的に瞬間的な脚はないが、その分止まらない強みがあるため、今回斤量が
1kg軽くなり、より積極的な競馬になれば、前進する可能性もありそう。

▲キングズオブザサン
関屋記念の予想で3歳勢を考えた時、タガノブルグやショウナンアチーヴよりも
この馬がいれば…と思ったのだが、タイミング1つ遅れてここへ参戦してきた。
中距離までこなせる持久力、切れと持続力のバランス、スピードへの対応…と、
一応ここで問われる適性は満たしている印象。
休み明けの不利もあるが、とりあえずは控え過ぎることさえなければ。

注エクセラントカーヴ
前走は、勝負所での加速の部分では微妙だったが、最後はしっかり浮上してきた
訳だし、元々の持続力に加えて、一定の決め手もとりあえずは認めていいはず。
メンバー的に多少落ち着く可能性もある今回は、前走くらいの位置取りになると
微妙だが、石橋脩Jへの乗り替わりで積極的な競馬になれば前進もあり得る。
とりあえず叩き2走目の上積みは見込めるし、当然注目しておきたい存在。

△サトノギャラント
斤量が増えるクラレントに対してこちらは据え置きなので、当然前進を考えたく
なるタイミングだし、実際にそうなる可能性ももちろんある。
ただ、上記したように中~外目に馬が殺到しそうな今回は、ある意味前走よりも
捌くのが大変になる可能性があって、馬場の悪い内を突く…とかにもなり得る。
それでいて人気が上がるのであれば、感覚的には少し控えたくなる。

△エキストラエンド
前走のようなことにはさすがにならないとしても、結局のところは前半しっかり
溜める形でこそ…というタイプで、この馬もサトノギャラントと同様に、捌きの
部分であまり強くは推しづらい感覚。
今回は三浦Jに乗り替わっているので、ペースが落ち着くことで(楽に)中団に
つけている…ということもあり得るが、評価としてはここまでにしたい。






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