2014年9月28日日曜日

オールカマー@新潟展望 2014


傾向
先週に引き続いての新潟2200m重賞。
とりあえずコース自体の特徴はセントライト記念の記事を参考にするとして、
(→セントライト記念@新潟展望)
その水準(特に道中)に関しては、当然古馬G2なりの格を問いたいところ。


好走する条件
・持久力があること
・末脚の持続力があること


予想
馬場は間違いなく悪いが、中間に整備が入ったのか土曜は内が結構残っていた。
その状況で今回は、適性的に嵌っても良さそうな馬がかなり多いメンバー構成。
そうなっては直線は最早カオス的な争いになりそう…なイメージなので、下手に
展開などは考えず、実力&適性のみで素直に選びたい。

◎クランモンタナ
前走では、道中を高い水準で進めても自身の持ち味をしっかりと発揮出来たし、
とにかく馬体からは相当な充実ぶりが感じられて、斤量が増えるここでも普通に
期待してみたくなる馬。
対サトノノブレスという部分に関しては、当然相手は強いが、マーティンボロの
ように一瞬の脚で決められることはないため、競り合いに持ち込めさえすれば、
ラスト1Fの強さがあるこの馬が勝ってもおかしくはないはず。

○サトノノブレス
持久力も持続力も全く問題なく、このメンバーでは最早格上と言っていい存在に
なるし、勝ち負けは当然してくるものとして考えたい。
それでも1点だけ、この馬は馬体的な特徴から、瞬間的な動きがあまり出来ない
タイプなので、小回りのコーナリングに関しては少し気掛かり。
その点、勝負所~直線でゴチャつく可能性がありそうなレースで、取りこぼしの
可能性もなくはないはず。その意味で今回は相手を上にしてみた。

▲フェイムゲーム
一定の持久力&持続力はしっかりと示している馬だし、前走の積極策でも崩れ
なかったことで、1つ殻を破った印象もある。
ある程度キビキビとした脚の使い方も出来て、走法的にこの手の舞台には嵌って
良さそうだし、夏をしっかり戦ってきた有力がいる中での休み明けは当然不利に
なるが、ここではやはり注目しておきたい存在。

注アスカクリチャン
前走は、道中を高い水準で進めつつ上がりをしっかりとまとめた格好で、斤量を
背負っていたことを考えれば、復活気配が十分感じられる内容だった。
適性的にもここにはピッタリ嵌って良さそうなタイプだし、今回最内枠に入った
ことで、真ん中~外がゴチャついたりして何かしらの一発があるとしたらこの馬
…という可能性も普通にありそう。

△ニューダイナスティ
前走は、直線で持ち前の惰性力を活かそうか…というタイミングで不利を受けて
半端な着に終わったが、パフォーマンス自体はまずまずのものを示しているし、
元々道中~上がりという脚の使い方をしたいタイプなので、適性的にこの舞台で
前進する可能性は十分ありそう。
枠的にもまずまずのところに入ったし、一応注目はしておきたい。

△マイネルラクリマ
地力の高さは言うまでもなく、ポジション的に不利を受ける可能性も低いので、
当然ある程度は残っていいはず。
ただしイメージ的には、この舞台に対しては少しだけスピードの方に寄り過ぎて
いる雰囲気があるので、最後いつものような踏ん張りが効くかどうか…。微妙。

△マイネルメダリスト
ここ3戦で示した持久力&持続力を考えると、本来はもっと上の評価にしたい
気持ちはあるのだが、この手のタイプが外枠に入ったので、外を捲り気味に浮上
する…的な競馬をするしかなさそうなイメージ。
そうなると土曜のアウォーディーのようなことにもなりかねない…。微妙。






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