2014年9月5日金曜日

札幌2歳S展望 2014


過去のラップタイムを調べると以下の通り。

2013 12.4-12.0-13.0-13.5-13.1-13.7-13.9-14.2-13.9 函館開催
2012 12.4-11.6-12.3-12.2-12.5-12.6-12.0-11.6-11.3
2011 12.3-11.8-12.3-12.6-12.6-12.6-12.7-11.6-12.3
2010 12.5-11.6-12.0-12.0-12.9-12.3-12.5-11.9-12.1
2009 12.4-11.6-12.2-12.6-12.9-12.6-12.1-11.7-11.6
2008 12.2-11.6-12.2-12.0-12.3-12.0-12.0-12.3-12.5
2007 12.6-11.7-12.3-12.3-12.7-12.4-12.3-12.7-12.9
2006 12.3-11.4-12.6-12.8-12.8-12.2-11.9-11.6-12.1
2005 12.4-11.9-12.2-12.4-12.7-12.8-11.9-12.1-12.0
2004 12.2-11.4-11.8-12.1-12.9-12.1-12.1-12.4-12.9

過去10年の平均ラップタイム(2013年は除く)
12.37-11.62-12.21-12.33-12.70-12.40-12.17-11.99-12.19
1.49.98




傾向(過去記事の一部修正)
ラップタイムを見ると、前半ミドルペース~(実質)やや速いくらいの流れで、
道中は一旦緩む展開から勝負所に掛けて徐々に加速して行き、そのまま終いまで
一定に近いスピードを維持する形。

展開云々はともかく、とりあえずは2歳馬にとっての1800mなので、当然距離は
かなり長い分類になり、高い持久力が問われることになる。

そして勝負所ではある程度加速する形になっているのだが、そこで切れる脚を
使えることよりも、終いまでラップがあまり落ちない展開を伸び切れることの
方が重要で、その点での裏付けをまずは取っておきたいイメージ。
(実際に歴代の勝ち馬を見ても、持続力に優れたタイプが揃っている印象)


好走する条件
・高い持久力があること
・末脚の持続力が必要


予想

◎フォワードカフェ
新馬戦は、前半~道中はゆったりした流れだったが、ラスト4Fからはそれなりに
ペースが上がる展開で、それを最後まで加速し続ける内容で押し切ったのだから
とりあえず末の持続力という点では問題ないはず。
また馬体&走法的に、パワー&一定の持久力もしっかり備えていそうなイメージ
だし、(裏付けは薄いものの)これはちょっと推してみたい感覚になる。

○ミッキーユニバース
新馬戦は見た目はマイペース逃げだが、実際には道中それなりの水準で進めて、
尚且つ直線しっかりと突き放した内容。
普通なら新潟からの参戦は微妙な印象になるが、この馬の場合はスピードよりも
パワー系&持久力というイメージなので、恐らく馬場自体はこなせるだろうし、
裏付けから言っても、この中ではある程度軸的な扱いができそう。注目したい。

▲スワーヴジョージ
新馬戦は、道中の締まった展開にしっかり付き合って、体力勝負になった最後の
部分でキッチリ捕える内容。
かなり重厚なパワー系&ストライドの大きいタイプなので、この先に向けては
スピード面での不安を感じるが、今回に限ればとりあえず何とかなりそう。

注ミュゼエイリアン
新馬戦は、仕掛け早めの展開を3コーナー手前あたりから進出→捲ってそのまま
押し切った内容で、一定の持続力は認めていいだろうし、競馬自体も大外枠発走
から終始外々を回した格好なので、額面以上のパフォーマンス…と言えそう。
上の3頭と比べるとあまり重厚さはないが、適性自体はとりあえず高そう。

△レッツゴードンキ
新馬戦は、ある程度好位から進めて、勝負所で前を射程圏に捉えつつ、直線でも
最後まで余裕を持ってしっかりと押し切った内容。
馬格はないが、筋肉質である程度のパワーを感じさせる馬体はしているし、今回
パフォーマンス的な前進があれば、勝ち負けの可能性も一応はありそう。

☆アドマイヤガスト
新馬戦は、向こう正面である程度自然と押し上げて、3~4コーナーで少し狭い
所で溜める格好になりつつ→直線は最後惰性で浮上したイメージ。
とりあえずパフォーマンス的には、ある程度上位に扱えて、浮上の可能性も当然
あるのだが、少し一本調子過ぎるように思える部分もある…。微妙。

☆ブライトエンブレム
新馬戦は、道中をまずまずの水準で進めて、上がりもしっかりまとめる形で差し
切った内容で、馬場が悪くレース自体が体力勝負という面が強かったので、距離
延長してもとりあえず問題はなさそうだし、可能性は一応ありそう。
ただし上位に評価した馬と比べると、少し迫力に欠ける印象ではある…。






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