2015年9月27日日曜日

神戸新聞杯展望 2015


過去のラップタイムを調べると以下の通り。

2014 12.9-11.2-12.5-12.4-11.8-12.4-12.2-11.9-11.8-11.3-11.6-12.4
2013 12.5-10.5-12.3-12.3-12.2-12.5-13.0-13.0-12.0-11.1-10.8-12.6
2012 12.6-10.7-12.7-12.4-12.3-12.5-12.6-12.0-11.6-11.7-11.6-12.5
2011 12.9-11.9-12.4-12.9-13.4-13.7-12.9-12.7-11.9-11.2-10.6-11.8
2010 13.0-11.5-13.2-12.9-12.5-12.2-12.7-12.1-12.0-11.6-10.6-11.6
2009 12.6-10.8-12.1-12.5-12.3-12.2-12.7-12.4-12.1-11.3-11.5-11.7
2008 12.9-11.4-12.3-12.5-12.2-12.4-12.4-11.9-11.6-11.2-11.9-12.6
2007 12.5-10.8-12.2-11.7-11.6-12.5-12.8-12.8-12.4-11.4-11.4-12.6

過去8年の平均ラップタイム
12.74-11.10-12.46-12.45-12.29-12.55-12.66-12.35-11.93-11.35-11.25-12.23
2.25.35




傾向(過去記事の転載)
過去の平均ラップタイムを見てみると、前半はミドルペースくらいで入って、
道中は一旦落ち着く形になっているものの極端には緩まない展開で、その後は
コーナー部分~直線でしっかりと加速して、上がりが速くなる。

この距離なので、道中じっくりと進める形からの上がり勝負…ではあるのだが、
基本的には一線級がしっかり勝つレースだけあって、その水準自体は低くない。
つまりこの舞台で、勝負所までしっかり余力を残すためには、長い道中で如何に
無駄脚を使わないかが重要で、結果的に高い持久力が問われることになる。

また上がりの部分では、展開的にしっかりとした加速が入るので、そこで置かれ
ないための切れは当然必要で、さらにラスト3Fから全開…という形になっている
ために、そこから長い直線を最後まで伸び切れるかどうか…という点も、勝敗を
分ける要素にはなりそう。


好走する条件
・高い持久力が必要
・切れ&(トップスピードの)持続力があること


予想

◎リアルスティール
欲を言えば、上がりの部分でもう少し"地脚の強さ"が見られれば…とも思うが、
とりあえずは、皐月賞&ダービーでのパフォーマンスを考えれば当然上位。
本来はある程度積極的なポジションにつけられる馬でもあるので、枠も含め今の
馬場には嵌りそうだし、捻ったところで結局はこの馬…という雰囲気でもある。
状態面の懸念はもちろんあるが、ここは素直に期待してみたい。

○リアファル
前走は、極端なスローでデータ的には決め手の部分くらいしか評価できない内容
だが、レースっぷりは飲み込まれそうな雰囲気から→逆に突き放した格好だし、
今回レース映像を見返した中では、唯一しっかり強い…と感じた1頭。
芝⇔ダートで全くパフォーマンスが変わらない…ということであれば、鳳雛Sで
高い持久力も示している扱いにはなるし、当然注目はしておきたい。

▲アルバートドック
パフォーマンス的に、毎日杯&京都新聞杯の内容であれば普通に上位になるし、
ある程度惰性が効く…と思えるタイプ的に、持久力の部分でもここではある程度
信頼が置けそうな馬。
ということで、最初は本命まで考えたのだが、ここを勝つ馬としては少しだけ
こじんまりとし過ぎているイメージ…という点から今回は3番手まで。

注トーセンバジル
32秒台の脚を使っても届かない…という前走はともかく、その前の3戦はどれも
道中で脚を使いつつも上がりをしっかりとまとめた内容で、持久力の部分では
普通に上位に扱える。
タイプ的に少し一本調子気味なところがあるために、この舞台では結局前を残し
そうではあるが、とりあえず確実な浮上は見込めそう。

△マッサビエル
データ的には、持久力の部分でのしっかりとした裏付けはないのだが、前走の
ロングスパート戦を外々から正攻法で押し切った内容を考えれば、とりあえずは
ただの上がり勝負専門家とかでは当然ない。
人気程の信頼はさすがにできないが、可能性としてはやはり考えておきたい。

△レッドアルティスタ
渥美特別では、厳しい展開に引っ張られつつも最後しっかりと浮上してきたし、
前走でも、自身は前半完全に受け流した格好だが、長い隊列を追い掛けて道中で
かなり脚を使った内容で勝ち切っていて、一定の持久力は認められる。
決め手の部分でこれ以上の評価はしづらいが、浮上の可能性は考えたい。

△バイガエシ
少し間隔が空いた状態ながら、かなり締まった展開を浮上した前走も含め、ここ
4戦は常に高い水準で進めつつ→上がりをしっかりとまとめた内容。
ややパワー寄りの一本調子に思えるタイプ的には、ここでは決め手の部分で微妙
かも知れないが、地力では浮上してきても全く不思議ではないはず。

△サラトガスピリット
メルボルンTの厳しい展開でもしっかりと勝ち負けをしているように、一定の
持久力は示している馬。
経歴的に、まともな上がり勝負の経験がないために、ここの展開に対しては無理
というよりも未知…という雰囲気で、それならば当然出来る可能性もあるはず。






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