過去のラップタイムを調べると以下の通り。
2014 11.9-11.0-12.0-12.4-12.5-12.2-11.3-12.6
2014年⇔阪神JF平均ラップタイム
傾向
阪神JFの平均ラップと比較すると、2014年は緩んだ流れのようにも見えるの
だが、実際のところはなかなかの道悪だったので、それを考えると前半はかなり
速く流れた扱いになる。
したがって展開としては、しっかりと引っ張られつつ溜め→切れを発揮する形に
なっていて、持久力&勝負所での加速力が問われる、阪神1600mらしいレース
だったと言えそう。
ということで、今年も阪神JFの考え方を踏襲して、素直にスケールの大きさ
…という部分にまずは注目しておきたい。
好走の条件
・切れ&トップスピードの持続力があること
・一定の持久力は必要
予想
◎エアスピネル
とりあえず単純なパフォーマンス比較でも、デイリー杯2歳Sの内容は普通に上
だし、新馬戦ですら十分上位に扱える。
走法的にも、真っ直ぐ走って強そうなイメージから、展開にメリハリがつく形に
なる阪神へのコース替わりもプラス。(前走も大きく加速する展開だったが)
現状では本当にしっかりと引っ張られてどうか?という部分も一応あるのだが、
その点は他の馬にも全く同じことが言えてしまう。
ならばここは、素直にその性能に期待しておきたい。
○イモータル
前走は、直線で少しゴチャついた形になり、真っ直ぐに全力を出すまでに時間が
掛かった格好で、そこから最後猛追してのハナ差の2着なので、ほとんど勝ちに
等しい内容…と言っていいはず。
タイプ的にゆったりした走りをする馬で、持久力は十分に感じるし、スピードに
乗ってからのブレがなく、ここでも確実に浮上はしてきそう。
相手が1倍台でこちらが10倍ならば…とも思ったが、イメージでは…2、3着。
▲ハレルヤボーイ
とりあえず未勝利戦で示した持続力を考えれば、実力ではここでもやはり上位に
扱って良さそう。
前走、前々走は完全に上がり負けしたようなイメージになるし、今回しっかりと
引っ張られる展開になって前進する可能性は十分にあっていいはず。
性能の部分で勝ち切るのは無理だとしても、浮上は確実だと考えておきたい。
注シュウジ
これまでの履歴から、地力は当然高いものを備えていて、ここでも普通に上位に
残れていいはず。
ただし前走の内容からは、"決め脚"という部分での限界は少し感じたし、細かい
脚使いをするタイプ的にも、やはりスプリント界で王者を目指した方が幸せに
なれそうな雰囲気ではある。
△リオンディーズ
いつの時代も扱いが厄介な、スロー→余裕を残した勝利で本番を迎える存在で、
当然底を見せていない魅力はある。
タイプ的には、大きな飛びをしつつも、(キンカメ産駒特有の)前肢の回転の
速さがあるため、真っ直ぐ走って強そうなイメージで、この舞台に嵌る可能性は
十分ありそう。あとは単純に(前半~道中の)スピードへの対応がどうか…。
△タイセイサミット
前走は、直線でカットされた不利があった訳だが、そもそもそれは切れ負けした
結果ではあるので、とりあえず性能面ではここではそこまで威張れない。
ただし負けた方の未勝利戦では、道中水準の高い、なかなかのパフォーマンスを
示しているので、地力で考えればここでも十分上位。
複勝~掲示板圏内になだれ込む可能性はやはりあっても良さそう。
△ボールライトニング
前走の走りからは、ブレないイメージで、地の強さは十分に感じたし、地力では
人気通りに上位の扱いでいいのかも知れない。
ただしスロー戦(しかも1400mだけ)の経験しかないため、データ的な裏付けは
全くないという形だし、どうやっても「何となく…」の域は出ない。
とりあえずここは圏内候補に止めたい感覚。
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