2016年3月11日金曜日

中日新聞杯展望 2016


過去のラップタイムを調べると以下の通り。

2015 12.8-11.3-12.7-12.6-12.2-12.0-11.6-11.7-11.6-12.7
2014 12.8-11.4-12.8-12.6-12.5-12.3-12.4-11.7-11.2-12.0
2013 12.4-11.0-12.5-12.3-12.0-12.0-11.8-11.9-11.4-12.3
2012 12.9-11.3-12.9-12.8-12.7-12.0-11.9-12.2-11.4-12.1

過去4年の平均ラップタイム
12.73-11.25-12.73-12.58-12.35-12.08-11.93-11.88-11.40-12.28
2.01.18




傾向(過去記事の一部修正)
ラップタイムを見ると、前半はミドルペース~ややゆったりと入って、道中は
向こう正面から徐々にペースアップしていく展開、そこから直線でもう1段加速
した後→ラスト1Fは少し落ちる形。

ここでは、前半は基本的に溜められる格好だが、後半は息が入りづらい展開に
なってサバイバル的な要素が強くなるため、勝負所までに十分な余力を残して
おくためにも、まずは最低限の持久力が必要となる。

また適性面では、レース後半の、下り坂でジワジワと脚を使いつつ→直線の坂で
さらにしっかりと脚を使う…という部分で、切れと持続力をバランス良く備えて
いることが重要になり、そのどちらかに特化したようなタイプには少し注意して
おきたいところ。

脚質的には、勝負所の手前辺りで脚を溜めづらい展開によってやはり前の馬には
厳しくて、基本は差し馬中心…という考え方をしておきたいところ。


好走の条件
・一定の持久力があること
・切れと持続力をバランス良く備えていること


予想

◎ヤマニンボワラクテ
前走では、スタート直後にカットされる不利がありながら、水準の高い展開を
まずまずの位置取りから5着に粘って(浮上して)いて、一定の地力は示した。
前々走のような、徐々にペースアップしつつ→しっかり加速する展開もこなして
いるように、適性面での問題もなさそうだし、ここで一気に巻き返す可能性は
普通にあって良さそう。期待しておきたい。

○アルバートドック
前走は、小倉大賞典としては道中が落ち着いた格好ではあるが、まずまずの水準
から→ある程度加速する展開となったことで、ここへのつながりとしてはむしろ
いい裏付けになった…という部分もありそう。
元々ある程度惰性が効くタイプなので、脚の使い方自体は中京にはまって良さ
そうだし、斤量は背負うものの、ここは積極的な考え方をしてみたい。

▲ファントムライト
道中で脚を使う格好からでも→上がりをしっかりまとめられているので、地力の
部分では問題ないし、展開に依らず崩れていない点から、適性的な自在性も一応
備えている扱いで、ここでの好走は当然考えられる。
ただし勝ち切れるかどうか?を考えた場合、瞬間的に脚を使う…という雰囲気の
タイプではないだけに、ほんの少し足りないイメージではある。

注サトノノブレス
元々の実力では当然1つ上というくらいの存在だし、この舞台でも金鯱賞で常に
高いパフォーマンスを発揮していて、適性面でも問題はない。
単純に今回は、ハンデ戦で58kgを背負うという部分で、勝ち切れるかどうかは
微妙…というだけの4番手評価。
もちろん好走は普通に出来ていいはず。

△クルーガー
未だに掲示板を外していないような馬だし、地力はしっかりと高いものを見せて
いて、特に道中が極端に締まった2走前のパフォーマンスはかなり評価できる。
ただし適性的には、現状厳しい展開を耐える方向に寄り過ぎているイメージは
あって、切れという部分でここにピッタリという訳にはいかなさそう。
最後浮上して来ても、勝負所での遅れが致命的…ということにもなりかねない。

△ブライトエンブレム
皐月賞で4着した時の内容など、道中~上がりで高いパフォーマンスを示して
いる馬で、ここでも当然ある程度は浮上してくるはず。
ただし、前走やセントライト記念の負けが示すように、切れという部分ではあと
1つというタイプなので、しっかり勝ち負けするところまでは微妙な印象。
感覚としては馬券~掲示板圏内くらいまでが妥当…な雰囲気。





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