2016年3月13日日曜日

中山牝馬S展望 2016


過去のラップタイムを調べると以下の通り。

2015 12.6-12.0-11.5-11.5-11.6-11.9-12.4-11.8-12.2
2014 12.7-11.4-11.8-12.3-12.2-12.0-12.0-11.7-12.4
2013 13.1-12.0-12.2-12.3-11.7-11.9-11.9-11.5-11.9
2012 12.8-11.4-11.9-12.7-12.7-12.8-12.0-11.8-12.5
2011 12.1-10.6-11.5-11.6-12.1-11.8-11.2-12.1-12.4 阪神開催
2010 12.3-11.2-11.5-11.7-11.9-12.3-12.5-11.8-12.4
2009 12.4-11.4-12.1-12.2-12.4-12.5-12.1-11.5-12.5
2008 12.2-11.6-12.4-12.3-12.3-11.8-11.8-11.5-12.5
2007 12.7-11.7-12.6-12.0-11.8-12.2-12.2-12.2-12.8
2006 12.4-11.4-12.1-12.0-12.2-12.5-11.8-11.8-11.6

過去10年の平均ラップタイム(2011年は除く)
12.58-11.57-12.01-12.11-12.09-12.21-12.08-11.73-12.31
1.48.69




傾向(過去記事の一部修正)
過去の平均ラップタイムを見れば、前半ミドルペースくらいで、道中は極端には
緩まずほぼ一定のスピードで進み、勝負所で少し加速して、最後もそこまでは
落ち込まない…という形。

ここの特徴は、まずは(この舞台らしく)レース全体としてラップの緩急の幅が
あまり大きくはならないという点で、そうなれば基本は"持続力"…となることは
間違いない。

それでも牝馬のレースだけに、(近年は特に)道中の水準自体がそこまでの高さ
にはならないため、勝負所である程度しっかりと動ける…ということが必要で、
イメージ的には、持続力と切れをバランス良く備えているタイプが中心になる。


好走する条件
・持続力&切れがあること


予想
16頭立てのハンデ戦だが、あまり捻りようがない…。ほぼ人気通り。

◎ルージュバック
有馬記念は、白い馬が高速で横を駆け抜けて行ったことで、それにつられて少し
早仕掛けになった格好で、それによって勝負所での加速に対応し切れなかった
…という脚の使い方による負け。それほど気にする必要はないはず。
中山1800mの馬か?と言われればさすがにピッタリという訳ではないだろうが、
単純にここでは格上。普通に勝ち切って欲しい。

○ノボリディアーナ
このレースでは2年前に完敗しているが、その時は後方ポツンという競馬。
それでも内容的には、道中~上がりで高いパフォーマンスを示している。
適性的にも、切れタイプとも持続タイプとも言い切れないあたり、本来はここに
ピッタリはまりそうなイメージだし、前走単なる直線勝負を負けただけで人気を
落とすのなら、ここはむしろ積極的に推しておきたい。

▲アースライズ
前走は、あまりスムーズな競馬ではなかったが、厳しい展開の中で直線も力強い
脚を見せて→一旦はしっかりと先頭に立つ競馬。結果的に差されはしたものの、
単純に強い内容だったと言えそう。
秋華賞で示した持続力とカウントダウンSで示した切れを考えれば、適性面でも
問題はなさそうだし、ここは当然高い評価にしておきたい。

注ハピネスダンサー
前走は、道中でしっかり脚を使う格好から→直線でジワジワ浮上しての5着。
馬群の中の狭い所を捌きながらだったことを考えれば十分な内容だと言えるし、
展開自体も前後半イーブンに近い形で、ある程度の加速が入ったことも含めて、
ここにはつながって良さそう。
展開&位置取り次第では、もう少し上に食い込める可能性も当然ある。

△シュンドルボン
前走は、かなり厳しい展開をある程度好位の外々を追走した格好で、さすがに
最後は厳しくなったものの、崩れ切ってはおらず、一定の地力は示した。
その内容を考慮すると、ここは普通に巻き返せていいタイミングだと言えるし、
良いポジションさえ確保できれば、もっと上位に粘り込めてもいいはず。

△リーサルウェポン
愛知杯は、位置取り的にはまった部分もあるが、自身のパフォーマンス自体は
十分高いものになっているし、切れも持続力も一応示している馬なので、適性面
でもここは十分こなせていい条件。
今回は再度軽斤量に戻るし、浮上の可能性はやはりあって良さそう。






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