2017年4月29日土曜日

天皇賞春展望(予想)2017


予想

とりあえずは、サトノダイヤモンドの外枠…という問題だが、要は内を引いた
キタサンブラックを相手に、それを跳ね返せるレベルの馬なのかどうか?その
根拠があるのかどうか?というだけ。
正解は当然分からないが、選択自体はそれほど難しくない。

それよりも今回難しかったのは、環境面の把握の部分。
昨年は開催前にエアレーション作業が実施されていたが、今年の開催はそれが
なく、その分洋芝が14~18cmという、他の開催では見られないような芝丈の
長さになっている。

その点で、どちらの影響の方が大きいのか?と先週から注目していたのだが、
午前中のダートに稍重が残っていた土曜(22日)は、ラスト1Fが12秒以上
掛かるレースがいくつかあったが、日曜(23日)のレースは全て11秒台。
マイラーズCで考えても、(時計が出やすいはずの)ペースが速かった昨年
よりも、今年の方が速い決着になっている。

つまり(推測だが)芝丈の長さによる影響は、降水があった場合のみに限定
されて、それ以外は下の硬さの方が効く…と解釈できる。
(22日の稍重がいつの降水の影響なのかは謎だが…17日の大雨?)
これは、水分を含むとどっしり重くなる…という、北海道や、凱旋門賞の時に
ロンシャンで考えることと共通しているような印象。

それを踏まえて(漸く)今週の話をすれば、土曜の芝レースを見ると、ラスト
1Fが全て11秒台でまとめられている。
日中に雨は少し降ったものの、それ程大きな影響はなかったようで、雨の後の
烏丸Sも2分23秒台の決着で、上がりのラップも11.9-11.7-11.5-11.6という
厳しい流れでも最後まで全く止まらない展開だった。

この後の予報は、とりあえず雨が降るような雰囲気ではないし、まとまった
散水とかさえなければ(これは問題だが)、スピード馬場想定で良さそう。

したがって今回は、パワー系の馬の好走が目立った昨年よりかは、(脚元の)
効率や性能を重視して、細かい上げ下げをしてみたい。
(上位の顔ぶれは結局大差ないのだが…)


◎サトノダイヤモンド
有馬記念と阪神大賞典の内容を比較すると、距離が違うにも関わらず全く同じ
パフォーマンスになっている。これは結構驚き。
つまりは、道中の追走の部分で脚が全く削られていない、要は純粋な持久力
(有酸素運動能力)がとてつもなく高いということ。
それでいてこの馬の場合、かなりゆったりしたタイプのため、それらの小回り
&内回り戦ではパフォーマンスを落としていたのでは?…という印象もあり、
ここでどこまで前進するのか、本当に楽しみ。
外枠の厳しさは当然あるが、(個人的に)有馬記念の回顧でも抜けて強いと
評した訳だし、内枠⇔外枠の違いでその差は詰まるにしても、まだ互角以上の
戦いが出来るのでは?というのが結論。

○キタサンブラック
持久力&持続力が相当に高く、厳しい展開にもヘコ垂れることがなく、一方で
決め手勝負にもしっかりと対応出来て、コース適性も当然高く、最早お決まり
とも言っていい内枠。下げる要素は何もない。
好走(というか勝ち負けするの)は確実で、軸として考えるのであれば当然
こちらを選択する方が正しいに決まっている。
それでも今回は、サトノダイヤモンドを推してみたい。
鍛錬を重ねてきたこの馬に対して、外枠の逆境を跳ね返して勝利する…という
のは相当に難しいことだが、それをやってのけてもいいと思えるくらいに、
中身の部分で抜けていると(現時点では)考えている。

▲アルバート
昨年ここでは、4コーナーで少し詰まる形になりながらも直線ジワジワと浮上
しての6着で、その時のパフォーマンスはまずまず高いものになっているし、
他の3000m級のレースは全て勝ち切っているように、純粋な持久力という部分
では当然認めていいはず。
性能勝負になった場合の不安はないタイプだし、昨年と比べて一応は内の枠に
入ったことで、(その時と同じように)内をロスなく進む競馬が出来れば、
スピード馬場で前進を示す可能性もあってもいいのでは。
それ程という訳でもないが、下の2頭と比べれば妙味もある。

注シュヴァルグラン
この馬も距離が伸びてパフォーマンスが全く落ちない、純粋な持久力の高い
タイプで、本質的に超長距離は合う。当然有力。
ただし、同じような特徴を持つサトノダイヤモンドとの違いは、この馬の方が
明らかにパワーに寄っていて、性能勝負では分が悪くなる…というところ。
昨年の馬場はエアレーションが実施されていたが、今年はそれがなく、高速
決着になった場合の不安は少し残る。
その時よりも内の枠を引いたとは言え、そもそもそれを器用に活かせる馬でも
なく、前進するかどうか?は微妙。

△ファタモルガーナ
スロー→直線勝負だった前走の負けは度外視するとして、元々持久力が高く、
とにかく3000級では常に一定以上の結果を残している馬。
その馬が、8歳にして初めて春の天皇賞に挑戦した昨年は、4コーナーで外を
回しつつも→直線良い脚で伸びて来た…という内容で、7着という結果以上の
パフォーマンスを示した。
今回はその時よりも2つ内の枠を引いて、鞍上がロスのない競馬をするようで
あれば、圏内争いくらいは普通に出来ても良さそう。
ここで掲示板に載ることが華…というカテゴリの現大将格。評価が低過ぎる。

△シャケトラ
前走では、かなりのロングスパート戦を差し切って、地力の高さを示した。
この馬の場合、厳しい展開ばかりを経験している…というのはあるのだが、
パフォーマンスをざっと眺めてみると、唯一の決め手勝負だった美濃特別では
負けていたり、上がりが頭打ちになっている雰囲気がある。
その点、少し持続力の方に寄り過ぎかも…と思わせる部分はあって、(馬格の
割りには)走法がやや小刻み…というところが影響しているのかも。
当然3000m級に対してそれはプラスとは言えず、今回最内枠を確保して相殺し
切れるかどうか…。宝塚記念の方が合うような…。

☆レインボーライン
一定の持久力を持ち、適性に幅があって、展開にはあまり左右されない馬で、
ここもこなせる可能性は十分にある。
ただ、サトノダイヤモンドのように抜けた実力という訳ではない中での外枠
…というのはやはり気掛かり。
菊花賞では大外を回しながらも伸びて来たが、今回はさすがにそうはいかない
だろうし、デムーロJが前走のようにどこかで上手く内に入れるようなことが
出来れば…といったところ。







0 件のコメント:

コメントを投稿

※「名前/URL」にて何かしら記名をして頂けると嬉しく思います。