2024年3月23日土曜日

日経賞展望(ラップ傾向&予想)2024


まとめ
  • 道中一旦落ち着く形から、後半徐々に&しっかりと加速する展開。
  • 一定の持久力は問われる。
  • 切れ&(末の)持続力をバランス良く備えていることが必要。
  • 予想◎ボッケリーニ

過去のラップタイム

2023 6.9-11.7-12.0-12.9-12.6-13.1-12.9-12.7-12.8-12.4-12.5-11.9-12.4
2022 6.9-12.0-12.6-12.6-12.7-13.4-13.4-12.8-12.3-12.0-11.7-11.2-11.8
2021 7.1-11.6-12.3-13.0-12.5-12.8-12.8-12.5-11.7-12.1-11.8-11.3-11.8
2020 6.9-11.2-11.7-12.9-12.6-13.2-12.7-12.0-11.3-11.8-12.4-11.7-12.5
2019 7.0-11.8-12.5-12.3-12.6-13.1-12.9-13.1-11.9-11.6-11.8-11.6-12.0
2018 7.1-12.1-11.8-12.4-12.7-13.3-12.2-11.9-12.0-12.4-11.9-11.6-12.5
2017 6.9-11.4-12.3-12.3-12.2-12.9-12.5-12.2-12.0-11.9-11.8-11.8-12.6
2016 7.0-12.1-12.6-13.1-13.1-13.7-13.5-13.2-12.4-12.2-11.8-10.9-11.2
2015 6.9-11.4-11.5-11.9-12.0-12.4-13.1-12.4-11.8-11.7-11.7-11.6-11.8
2014 7.2-11.9-12.7-12.8-12.5-13.0-12.8-12.7-12.2-11.9-11.7-11.1-11.9

過去10年の平均ラップタイム
6.99-11.72-12.20-12.62-12.55-13.09-12.88-12.55-12.04-12.00-11.91-11.47-12.05
2.34.07



ラップ傾向

(過去記事の転載)

ラップタイムを見ると、前半はミドルペース~ややゆったりした流れで、道中は1~2コーナーで一旦緩む格好から→向こう正面で徐々にペースアップする展開になって、そこから勝負所で更に加速する…という形。

ここでは、このコースらしく(ロングスパートとまでは言えないものの)レース後半で長い脚を使う格好になるため、末脚の持続力はとりあえず必須になる。

ただし後半は、単に耐えればいいだけの構造ではなく、しっかりと加速する形になっているため、ある程度の切れも併せ持っていることが必要。そしてそこで機動力を発揮するためには⇒長い道中で無駄脚を使わない(楽に走れる)ことが重要になり⇒結果的には一定の持久力も問われることになる。

脚質的には、ある程度好位から押し通せる先行馬か、もしくは道中からしっかり押し上げていける差し馬といったところだが、どちらにしても"止まらない脚"を備えている…ということを基本に置きたいところ。


好走する条件
・一定の持久力はやはり欲しい
・切れ&(末の)持続力をバランス良く備えていること



予想

◎ボッケリーニ
このレースでは2年連続で2着。展開&馬場に依らず…ということにも一応なっているし、実力&適性は当然上位の扱いになる。
昨秋からの3戦でも、どれもあと1つ勝ち切れなかったものの、自身が示したパフォーマンスは高い水準をキープしているし、タイトルホルダーのいない今回は、さすがにそろそろ…という雰囲気。素直に期待しておきたい。

○マイネルウィルトス
AJCCは、逃げて(馬場を考えれば)高い水準で道中を進めつつ→上がりをまとめた格好。最後は甘くなったが、坂辺りまではしっかり粘っていたし、内容は悪くなかった。
そのレースも含め、重賞でコンスタントに走って力は十分に示している馬だし、横山武Jに乗り替わってから試行錯誤が3つ。これもそろそろ花開く頃かも知れない。当然注目。

▲マテンロウレオ
京都記念は、前半からしっかりと脚を使いつつ→上がりをまとめた内容。最後はやめていた雰囲気で結果は9着だが、パフォーマンス(数字)自体は悪くなかった。
天皇賞春で掲示板に載るような馬ではあり、このくらいの距離で持続力が問われる形なら前進を見せても良さそうだし、注目はしておきたいところ。

注クロミナンス
AJCCは、締まった展開に引っ張られて、自身も道中を高い水準で進めつつ→上がりをまとめての3着。極力ロスなく…という内容ではあったが、初の距離&タフな馬場にもしっかりと対応して、一定の力を示した。
今回はさらに距離が延びる&外枠…と、新たな課題はあるが、相手には考えておきたい。



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