2012年4月1日日曜日

ダービー卿CT展望 2012


過去のラップタイムを調べると以下の通り。

2011 12.7-11.4-11.5-12.0-11.8-11.0-11.0-11.9(注:阪神開催)
2010 12.4-11.8-12.1-12.0-12.0-11.4-11.1-11.5
2009 12.4-11.3-11.5-11.6-11.9-11.5-11.7-11.8
2008 12.7-12.0-11.3-11.8-11.8-11.6-11.3-11.7
2007 12.6-11.3-11.1-11.2-11.5-11.6-11.7-12.1
2006 12.7-11.3-11.1-11.4-11.6-11.5-11.4-11.4
2005 12.6-10.8-11.5-11.5-11.4-11.5-11.3-11.7
2004 12.4-10.8-11.0-11.0-11.7-11.7-12.3-12.5
2003 12.6-10.8-11.4-11.4-11.5-11.7-12.1-12.4
2002 12.2-11.5-10.7-11.1-11.6-11.5-11.9-11.9

過去10年の平均ラップタイム(2011年は除く)
12.51-11.29-11.30-11.44-11.67-11.56-11.64-11.89
1.33.30




傾向(過去記事の一部修正)
ラップタイムを見れば、前半はミドルペース~やや速いくらいで流れて、道中は
(このコースらしく)かなり締まった展開になり、そのまま最後まである程度
速いスピードを維持する形。

とにかくここの特徴は緩まない道中という部分で、全体としてフラットなレース
展開になりやすいために、まずはスピード持続力が必須となり、さらに前半~
道中のペース次第では終いの部分での持久力が重要になる。

ただし近年に関しては、(平均ラップにはまだ表れてないものの)前半~道中の
スピードがなかなか上がらない展開が増えつつあり、メンバー次第では終いの
スピードを備えたタイプにも注意を払っておきたいイメージ。


好走する条件
・スピード持続力があること


予想

◎ミッキードリーム
基本的にマイルの流れだと忙しい印象ではあるが、ブレない走りができる馬で、
完全に崩れたことまではないし、前半でそこまでスピードが問われない展開に
なって、持続力&切れという方向であれば可能性はあっていいはず。
結果を出せるとしたらこの舞台というイメージ。期待してみたい。

○アプリコットフィズ
(G1連対の2頭にしか負けていない)昨年秋のマイルでのパフォーマンスは
やはり高く、ここは展開によらずに浮上が見込めそう。
今回は1度叩いての上積みも期待できるし、2番手評価とはしたが、普通に勝ち
切る場面も想像しておきたい感覚。

▲ガルボ
近走だけで言っても、ニューイヤーSのハイペース戦を好走して、東京新聞杯の
持続&切れ勝負でも勝ち切っていて、とりあえずここは展開にはよらないはず。
斤量面の問題はあるかも知れないが、人気的に少し甘い印象には映る。
当然注目しておきたい。

注ミキノバンジョー
西宮S&清水Sではなかなかの持続力を示しているし、前半で極端なスピードが
問われなければ、ここでの浮上は十分あり得る。
内枠から積極的なポジションを確保できれば、勝ち負けの可能性まで考えたい。

△オセアニアボス
同舞台の京成杯AHではしっかり浮上出来ているし、ここでも上位に食い込む
可能性は十分ありそうだが、近年のダービー卿の展開だと、何も出来ずに周って
来るだけ…にもなりかねない。
あくまでしっかり締まった展開になれば…の扱い。

△タガノエルシコ
持続力に関しては相当なものを示していて、本来のここの展開であれば浮上は
当然考えたいところ。
ただし近年の前半~道中が落ち着くような展開であれば、前の馬を差し損ねる
可能性が十分にあって、正直信頼まではしづらい印象。

☆リーチザクラウン
勝ち切った時のマイラーズCのパフォーマンスなら、ここにピッタリ嵌りそうな
雰囲気ではあるのだが、陣営の迷走とも言えそうな前走のパフォーマンスを見る
限りは、さすがに流れを感じない。注目はしたいが基本は静観しておきたい。

☆ベルシャザール
スピードに偏ったセントライト記念で好内容を示しているので、短縮の方向でも
こなせる可能性もあるのかも知れないが、やはりここでは大味には感じる。
それ以上に現状では、この手の(持久力)タイプで距離が持たなかった点から、
ダートで見たい…くらいに(個人的には)思ってしまっている。




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