2013年2月24日日曜日

中山記念展望 2013


過去のラップタイムを調べると以下の通り。

2012 12.8-11.8-11.4-11.4-11.3-11.6-11.8-12.0-13.2
2011 12.8-11.5-12.0-12.2-11.6-11.4-11.7-11.1-11.7
2010 12.6-11.7-12.3-12.2-12.1-12.6-12.6-12.8-12.8
2009 13.1-12.1-12.5-12.1-12.1-12.2-12.0-11.3-11.8
2008 12.6-11.5-12.0-11.8-11.8-12.3-12.2-11.5-11.6
2007 12.9-11.7-12.0-11.6-11.3-11.7-11.7-11.4-12.9
2006 13.3-11.8-12.0-12.0-11.8-12.4-12.0-11.6-12.0
2005 12.6-12.2-11.9-11.3-11.2-11.8-11.9-11.7-11.9
2004 12.4-11.5-11.4-11.2-11.1-12.0-11.9-11.5-11.9
2003 12.8-11.7-11.9-11.6-11.5-11.8-11.8-11.9-12.6

過去10年の平均ラップタイム
12.79-11.75-11.94-11.74-11.58-11.98-11.96-11.68-12.24
1.47.66




傾向(過去記事の転載)
ラップタイムを見ると、スタート直後はゆったりと流れるものの、その分道中
(向こう正面)が相当に締まった展開になり、そのままラストまで一定に近い
スピードを維持する形。

とにかくここの特徴は、緩い前半を受けての騎手心理&向正面の下り坂という
コース形状によって、道中がかなり速くなることで、実質相当なロングスパート
から、かなりの持続力が必要になる。
(さらにペースが上がりラストが落ちる形になれば、最後は持久力が問われる)

以前と比べると、近年は道中の水準が少し落ちてきている傾向もあるので、切れ
タイプの台頭も考えられそうだが、(流れが落ち着いた場合でも)結果を見れば
持続タイプが結局強く、狙いとしては変化をつける必要はなさそう。


好走する条件
・持久力&持続力があること


予想
シルポートが結果を残した昨年と同じコンビで参戦しているので、当然ある程度
しっかり引っ張ることを考えるだろうし、やはり道中はかなり速くなりそう。
昨年は完全に内有利な馬場だったが、今年はその部分のこだわりはいらないはず
なので、締まった展開に対応して、単純に道中~上がりに掛けての持続力を発揮
できるタイプを中心に考えたい。

◎ダノンバラード
基本的にはゆったりしたいタイプではあるので、内回りになって得をする訳では
ない…というのは確実だが、カシオペアSのようなスピードレースでもキッチリ
浮上出来ているように、持続型の展開では、1つの格を備えているイメージ。
土曜の競馬を見る限り、芝の育成微妙で、開幕週でもそこまで内有利な馬場では
ないし、外を回していても十分届いても良さそうな雰囲気。期待してみたい。

○シルポート
単にハイペースで飛ばしたい訳ではなく、前半はゆったり→道中を締め付けつつ
後続に脚を使わせて、持続力で勝負する…というタイプ。
昨年も書いたような気もするが、ここはそれをしやすい舞台ではあって、状態に
特に問題がなければ、ある程度は残るという方向で考えたいところ。

▲ナカヤマナイト
同舞台の締まった展開においては、ディセンバーSという大きな裏付けを持って
いるだけに、ここではやはり有力な存在になる。
大外発走で、位置取りはさすがに後方になりそうなので、展開にはある程度左右
されそうだが、適性的には、とりあえず上位浮上は確実なイメージ。

注リアルインパクト
スピード耐性という部分で考えれば、マイルG1を勝っている馬なので、当然
上位には扱いたい存在だが、昨年、内有利な馬場の恩恵を受けた格好で3着まで
だったので、今回それ以上の着順を期待できるか…と言えば微妙。
さすがに前走のような仕上げということはないだろうが、強くは推しづらい。

△ニシノメイゲツ
前走はある程度上がりの性能が問われ、周って来ただけのような格好だったが、
しっかり引っ張られることが想定される今回は、展開的には浮上しやすいはず。
休み明けのディセンバーSでもなかなかの持続力は発揮しているし、それなりの
着に食い込む可能性はあって良さそう。


☆タッチミーノット
大阪杯の内容があるので、道中を締め付けられるとダメ…とは言えないのだが、
経歴から結局は、前半ある程度溜めて→終い3F~4F勝負の方が結果が出ている。
上手く内に潜り込む…とかがあればいいが、外を回しつつ、本当に最後まで脚が
続くか?と言えば、正直微妙…な気がする。

☆ダイワファルコン
一定の持続力は示している馬ではあるが、一昨年のディセンバーSのように、
道中で極端に脚を使わされた場合、案外とヘコたれるタイプ。
イメージ的には、程々のペースで地力が反映される条件というのが合っていて、
その意味では、1800mよりも2000mの方が適性は嵌るはず。微妙。

☆アンコイルド
軸はある程度しっかりしているイメージなので、可能性としては一応は考えたい
ところだが、同じようにトントン拍子で出世してきた昨年のフェデラリスト程の
裏付けを持っている訳ではなく、実際にシルポートの展開に対応できるか微妙。
勢いでパフォーマンス更新…の可能性はあるが、それを前提にはできない…。






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