2014年7月20日日曜日

函館記念展望 2014


過去のラップタイムを調べると以下の通り。

2013 12.2-11.0-11.7-11.8-12.1-12.1-12.0-12.0-11.6-12.1
2012 12.5-10.8-11.6-12.0-12.2-12.4-12.4-12.3-11.8-12.4
2011 12.2-11.0-11.5-12.2-12.8-12.4-12.3-12.0-11.8-12.1
2010 12.3-11.0-11.2-11.5-11.8-12.1-12.6-12.4-11.4-12.2
2009 12.4-11.6-12.1-12.4-12.3-12.3-12.0-11.7-11.5-12.3 札幌開催
2008 12.2-11.2-11.4-12.1-12.1-12.4-12.0-12.1-12.1-12.7
2007 12.6-11.8-12.7-13.0-12.9-11.9-12.0-11.9-11.7-12.3
2006 12.6-11.3-11.6-12.4-12.6-12.8-12.4-13.0-13.0-13.4
2005 12.8-11.2-11.8-12.4-12.5-12.2-12.1-11.9-11.8-12.0
2004 12.3-11.2-11.7-12.1-12.1-12.1-12.3-12.4-12.2-12.2

過去10年の平均ラップタイム(2009年は除く)
12.41-11.17-11.69-12.17-12.34-12.27-12.23-12.22-11.93-12.38
2.00.81




傾向(過去記事の一部修正)
過去のラップタイムを見ると、前半はミドルペース~やや速いくらいの流れで、
その後は基本的に淀みのない展開となり、(勝負所で一応の加速は示すものの)
道中~上がりはフラットに近い形をしている。

このレースは、前半からある程度引っ張られて、尚且つ道中は(向こう正面の
上り坂というコース形状にも関わらず)ほぼ緩む場面のない展開になっていて、
ラップの見た目以上の水準で流れる…というのが特徴的。

つまり前半~道中で、なかなか息を入れられない展開になるため、明らかに切れ
というよりも持久力&持続力が重視される舞台だと言える。

そしてペースと馬場次第では、上がり不問の完全な持久力勝負という展開さえも
あり得て、他力本願的な差し馬でも届く可能性がある。
したがってここでは上がりの速い脚はなくても、とにかく地が強く、バテない
タイプを中心に考えたいところ。


好走する条件
・持久力&持続力があること


予想

◎ラブイズブーシェ
前走・目黒記念は、少し深い芝で、馬場がこの馬向きだったというのはあるが、
直線ややスムーズさを欠いた中でしっかりと2着に浮上。十分な地力を示した。
今回の舞台に関しても、その時と同様にパワー&持久力という方向のこの馬には
ピッタリ嵌っていいはずだし、多少人気する立場にはなったが、ここは素直に
推しておきたい。

○アンコイルド
軸がかなりしっかりしているタイプで、前半から引っ張られて→後半耐え続ける
ような形は得意。
実際、昨年も巴賞で負けてここで2着したように、より厳しい展開になって前進
する可能性は高いし、当然今年も前走からの巻き返しが十分に期待できそう。

▲アドマイヤタイシ
前走は、レース後半でかなり長い脚が問われた展開を、好位からしっかり伸びる
格好で際どい2着。高い持続力を発揮しつつ、完全復活した形。
タイプ的にはここがベストという訳ではないが、極端な上がり勝負以外なら特に
問題にはならないし、地力を考えれば普通に好走は出来そう。

注グランデッツァ
地力ではさすがに上位の存在…ということになるだろうし、人気通りにあっさり
勝ち切る可能性も確かにあるのかも知れない。
ただし、前半~道中で引っ張られて→終いを"耐える"…という裏付けが十分とは
正直言えず、意外と伸び切れない可能性もなくはない…。⇒半端な4番手評価。

△トウカイパラダイス
前走は、この馬にとっては少しスピードに寄り過ぎたイメージで、一応は度外視
可能だし、大阪杯の厳しい展開を耐えたというのはやはり大きな裏付け。
それでも、ここ2年掲示板には載っているが、馬券圏内にはどうしても届かない
…という格好なので、周りのレベルが上がって成績が良くなるかは微妙…。

△バウンスシャッセ
走法的にはこの手の舞台には嵌って良さそうな馬だし、オークスで示した一応の
格と、寒竹賞で示した終いを"耐える"というパフォーマンスを考えると、ここの
展開をこなす可能性は一応ありそう。
周りのレベルも高く、軽斤量を考えても際どい印象だが、やはり注目はしたい。






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