2015年4月26日日曜日

フローラS展望 2015


過去のラップタイムを調べると以下の通り。

2014 12.9-11.8-11.7-12.0-12.3-12.0-11.8-11.5-11.5-12.5
2013 12.8-12.0-12.4-12.5-13.4-13.3-13.3-11.6-11.2-11.4
2012 12.9-11.8-12.0-12.5-12.9-13.1-12.7-11.4-11.2-11.5
2011 12.5-11.3-11.9-12.0-12.7-12.7-12.4-12.0-12.8-13.0
2010 13.0-11.6-11.9-11.6-12.5-12.5-12.3-11.6-11.4-11.8
2009 12.6-11.6-11.8-12.1-12.5-12.6-12.7-12.1-11.7-12.5
2008 12.7-11.7-11.7-12.3-12.7-12.2-12.1-11.3-11.3-12.5
2007 12.7-11.8-11.9-12.0-12.5-12.2-12.2-11.4-11.6-12.5
2006 13.0-12.0-12.1-12.2-12.2-12.5-12.2-11.8-11.5-12.2
2005 12.9-12.1-11.4-12.1-12.9-12.7-13.0-11.7-11.3-11.7

過去10年の平均ラップタイム
12.80-11.77-11.88-12.13-12.66-12.58-12.47-11.64-11.55-12.16
2.01.64




傾向(過去記事の転載)
ラップタイムを見ると、前半ミドルペースくらいの流れから、道中はさすがに
落ち着く展開になり、ラスト3Fで一気に加速して、最後だけ少し落ちる形。

ここでは、前半の入り方自体はゆったりしたものになっているのだが、4F目まで
なかなかスピードが落ちない形になっていて、実質的にはその部分である程度
引っ張られる格好から、一定の持久力はやはり問われる。

それを前提として、勝負所での一気の加速に対応するための切れと、そこから
長い直線を最後まで伸び切るための(末脚の)持続力が問われるイメージ。

脚質的には、抜群の決め手を備えた馬がまとめて差し切るという可能性も十分
あり得るが、開幕馬場と息を抜ける展開を考えたら、やはり好位から進めて
最後まで持続できるようなタイプの方が信頼度は高そう。


好走する条件
・勝負所での切れ&末脚(トップスピード)の持続力があること
・一定の持久力は必要


予想

◎エバーシャルマン
前走は、後手を踏んで後方からの競馬だったが、レース後半の締まった展開の
中でかなり早めに動き出しつつ→最後まで伸び切ってしっかり捕えた格好。
レースラップから考えると、自身はラスト5Fの全区間で11秒台を刻んだ可能性が
高くて、かなりの持続力を示したと言えそうだし、その内容や走法などからは、
ワンアンドオンリー型のハーツクライ産駒…という雰囲気。
勘違い…のリスクも受け入れられる程度の人気だし、これはちょっと推したい。

○シングウィズジョイ
前走は、前半でそれなりに脚を使いつつ、溜め→切れという内容を示して押し
切った訳だが、そこのラストで見せた粘りと、前々走・アルメリア賞の厳しい
展開でも崩れなかった内容を考えると、持久力の高さは十分に窺える。
脚質などからも、今の条件には普通に嵌りそうな雰囲気だし、とりあえずここも
粘り込む可能性は高そう。

▲ロックキャンディ
前走は、厳しい流れになり展開的には嵌った部分もあるのだが、コーナリングが
微妙で直線入り口では少し後れを取った格好ながら、最後をしっかり伸び切って
かなり詰め寄った…という内容。(ラスト1F:11秒台前半くらい)
その競馬からは、広いコースに替わっての前進は見込めそうだし、今回も浮上
する可能性は十分あって良さそう。

注フロレットアレー
前走は、厳しい展開の中、ある程度前目の外々から追走して、そこからしっかり
勝ち負けを演じた形で、一定の地力は十分に認められる内容だった。
馬格のない馬で、スケール的にどこまで…という部分もあるのだが、とりあえず
ここでは、上位候補には必ず挙げておきたい1頭。

△マキシマムドパリ
勝ち上がった未勝利戦で示した持久力と、前走で示した溜め→切れという内容を
考えると、この舞台も十分こなせて良さそうな雰囲気。
上がりの部分であと1つインパクトに欠ける印象もあるため、評価としては結局
このくらいだが、可能性としては当然もっと上位に食い込んでもいいはず。

△アドマイヤピンク
前走は、内枠発走ながら最終的にかなりの大外をぶん回す残念な騎乗だったが、
それでも最後はしっかりと詰めて来ていて、馬自身は強い競馬をした格好。
走法&馬体的には距離延長してプラス…というイメージではないが、未勝利戦
などでも一定の持久力は示しているし、浮上の可能性は十分あって良さそう。

△リアンドジュエリー
前走は、水準の高いレースを勝ち切って、自身のパフォーマンスとしても十分に
高いものになっている。
ただし、展開的には少し恵まれた部分もあるため、そこで上位を争った相手との
上げ下げで考えると、今回は少しだけ"下げ"たい方の感覚にはなる。







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