2015年4月4日土曜日

大阪杯展望 2015


過去のラップタイムを調べると以下の通り。

2014 12.8-11.3-12.5-12.0-11.9-11.8-11.7-11.5-12.4-12.4
2013 12.6-11.4-12.7-12.2-12.6-12.2-11.6-11.3-10.9-11.5
2012 13.2-12.2-13.7-13.2-12.9-12.7-12.3-11.9-11.2-12.2
2011 12.5-11.0-12.3-12.1-11.4-11.6-11.6-11.3-11.8-12.2
2010 12.1-11.1-12.8-12.3-12.0-12.2-11.6-11.5-11.7-12.2
2009 12.6-11.5-11.9-11.9-12.1-12.8-12.1-11.9-11.2-11.7
2008 12.5-10.8-12.2-12.1-12.0-12.3-12.0-11.5-11.6-11.7
2007 12.8-11.5-13.1-12.6-12.2-12.2-11.9-11.7-11.4-12.0

過去8年の平均ラップタイム
12.64-11.35-12.65-12.30-12.14-12.23-11.85-11.58-11.53-11.99
2.00.24




傾向(過去記事の一部修正)
ラップタイムを見ると、前半はミドルペースで、道中は一旦は落ち着くものの
極端には緩まない展開から、やや仕掛けの早い上がり勝負という形。

このレースは、道中がそれ程楽をしていられない水準で流れて、一定の持久力は
やはり問われるのだが、だからと言って極端に締まる…という訳でもないために
一流馬の脚は十分に残り、上がりはある程度速くなる。

したがって、仕掛け自体が早く長い脚は当然必要だが、それに加えて勝負所で
動いて行ける機動力を備えていることが重要で、適性的には、切れと持続力を
バランス良く持っているタイプが中心になりそう。


好走する条件
・切れ&持続力を持っていること


予想

◎キズナ
とりあえず昨年の内容は文句なく強いものだったし、負けた前走に関してもその
大阪杯と同じレベルのパフォーマンスにはなっていて、叩き2走目の前進も期待
できるここは当然推しておきたい。
元々少しだけパワーに寄っているタイプなので、そもそもこの舞台自体がかなり
嵌る印象もある。

○ロゴタイプ
中山金杯&中山記念のパフォーマンスだけで考えても、地力は普通に上位扱いに
なるし、根本的には"持続力"というコースなだけに、適性面でも当然上位。
もちろんこのレースに限って言えば、ある程度上がりの脚が問われるため、今回
何かしらに差されるイメージにはなるが、好走は当然してきそう。

▲スピルバーグ
近走はほぼ東京でしか走ってないので、ここにピッタリつながる裏付けは意外と
少ないのだが…、JC3着のパフォーマンス1つでその点はあっさりクリア。
イメージ的にも上がりをしっかりと伸び切れるタイプなだけに、この手の舞台に
嵌る雰囲気はあるし、勝ち切れるかはともかく、確実に浮上はしてきそう。

注ショウナンパンドラ
昨年のメイショウマンボの3番人気を思えば、今回意外な程に人気してないが、
道中~上がりで高い持続力を発揮した秋華賞の内容だけでも普通に上位。
休み明けでいきなり古馬の一線級…という厳しさはあるが、その時の水準ならば
勝ち負けに絡んでも全く不思議ではない。当然注目したい。

△タガノグランパ
一定の持久力&持続力という適性的に、とりあえずここのイメージには合う。
これまでに示した裏付けの部分で、現状では上位に評価した馬とは差があるが、
条件的に(前走からも更なる)前進が見込めるここで巻き返す可能性は十分。
勝ち負けまではさすがに期待できないが、そこそこの着には普通にいそう。

△デウスウルト
近走は重賞でもしっかりと結果を残していて、調子の良さは当然認められるし、
その内容を考えても、特に中山金杯で示した持続力はここでも十分に威張れる
くらいのレベルになっている。
評価は結局ここまでだが、展開次第ではもっと上位に食い込んでもいいはず。

☆エアソミュール
同舞台・鳴尾記念のロングスパート戦を勝ち切り、ここに近い展開だった金鯱賞
でもしっかり好走は出来ていて、適性的にはとりあえず上位。
ただしこの馬の場合、もう少しだけスピードに寄っている条件の方がイメージは
合うので、"地の強さ"という部分でここでは格負けしそうな雰囲気。






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