2015年8月30日日曜日

キーンランドC展望 2015


過去のラップタイムを調べると以下の通り。

2014 11.9-10.8-11.4-11.5-11.5-11.9 34.1-34.9
2013 12.1-11.0-11.8-12.3-12.0-12.5 34.9-36.8 函館開催
2012 11.9-10.5-11.1-11.5-11.3-11.3 33.5-34.1
2011 11.8-10.3-10.9-11.5-11.8-12.3 33.0-35.6
2010 12.0-10.6-11.1-11.4-11.6-11.7 33.7-34.7
2009 12.1-10.5-11.2-11.6-11.4-11.6 33.8-34.6
2008 12.1-10.6-11.2-11.3-11.0-11.7 33.9-34.0
2007 12.0-10.7-11.2-11.3-11.4-12.0 33.9-34.7
2006 12.1-10.4-11.0-11.5-11.6-11.8 33.5-34.9

過去9年の平均ラップタイム(2013年は除く)
11.99-10.55-11.14-11.45-11.45-11.79
1.08.36 33.68-34.69




傾向(過去記事の転載)
ラップタイムを見ると、スプリントの重賞としては前半がそこまで速くならず、
ある程度速いスピードを維持したままゴールを迎える展開。

札幌1200mというコースでは、レベルが上がるにつれて前半というよりも後半が
速くなる傾向が見られるが、このレースの特徴も、やはり(前半に対しての)
上がりの速さだと言えて、ハイペースから持久力で粘れることよりも、スピード
持続力を持っていることが何よりも重要になる。

したがって実績馬であっても、地の強さで差してくる(粘る)ようなタイプでは
ここを勝ち切るのは難しくて、(出来れば)先行力があって、前後半をバランス
良く走れるタイプを中心に考えたい。


好走の条件
・スピード持続力を持っていること


予想

◎レッドオーヴァル
とりあえず履歴としては、前走で一応復活した格好になるし、その内容的にも、
(単純なパフォーマンス比較では)昨年ここで2着した時の走りを上回っている
くらいの扱いになる。
状態面の問題がなければ、前半が速くなってもor切れ勝負になっても、ここでは
普通に浮上できるはず。素直に推しておきたい。

○ティーハーフ
前走は、前がしっかり崩れるくらいの展開で、自身は後傾の内容で1頭だけ別の
レースをしたようなものだし、(データ的には)パフォーマンス自体もそこまで
高い扱いにはなっていない。
それでも3走前には前傾の強い内容を示し、2走前のスロー戦でもしっかり勝ち
切っているのだから、否定する程でもない。絶対ではない…という2番手評価。

▲ペイシャオブロー
前走では、速い流れで差し優勢になった展開を、好位からしっかり5着に粘って
いて、とりあえず一定の地力は認められる。
今回はその時から斤量は増えるが、鞍上もしっかり強化されているし、ある程度
出来ても良さそうに思える。注目しておきたい。

注トーホウアマポーラ
元々1400mをしっかりこなすタイプで、前半から飛ばす格好よりも、持続力や
決め手を発揮する格好の方が合っている馬なので、本質的にこの舞台には嵌って
良さそうな雰囲気がある。
前走も悪くない内容になっているし、ここはしっかり注目したい感覚。

△オメガヴェンデッタ
前走は、パフォーマンス的には十分に高い内容になっていて、とりあえず地力は
ここでも普通に上位扱いでいいはず。
それでもその時は重馬場だったように、経歴的に絶対的なスピードの点でどうか
…という部分もあるので、評価としてはここまでに止めたい。

☆ローブティサージュ
昨年の勝ち馬で、阪急杯の内容などを考えても、持続力という点では当然最上位
くらいの扱いでいいはず。
それでも現状では実力を発揮できる状態かどうか…がとにかく問題になっている
訳なので、その点は見る側からすれば最早どうしようもない。微妙。







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