過去のラップタイムを調べると以下の通り。
2014 11.7-10.5-10.9-11.1-11.2-12.1 33.1-34.4
2013 11.6-10.0-10.6-11.1-11.5-11.9 32.2-34.5
2012 11.6-10.1-10.5-11.3-11.6-11.8 32.2-34.7
2011 11.8-10.0-10.6-11.1-11.4-12.3 32.4-34.8
2010 11.6-10.0-10.5-11.2-11.5-12.3 32.1-35.0
2009 11.8-10.3-10.6-11.3-11.4-12.1 32.7-34.8
2008 11.8-10.3-10.9-11.4-11.4-11.7 33.0-34.5
2007 11.5-10.0-10.6-11.4-11.6-12.6 32.1-35.6
2006 11.9-10.1-10.9-11.3-11.5-12.3 32.9-35.1
過去9年の平均ラップタイム
11.70-10.14-10.68-11.24-11.46-12.12
1.07.34 32.52-34.82
傾向(過去記事の一部修正)
過去のラップタイムを見てみると、前半が相当に速くなり、2F目以降はほとんど
一直線に減速していくような展開で、勝負所で少しだけ踏ん張りつつも、ラスト
1Fはかなり落ちる形。
ここの特徴はやはり前半の速さで、2008年&2014年のような例外も一応あるが、
前後半の差が2秒を超えるような前傾の展開がまずは基本だと言える。
したがってここでは、ハイペースをしっかり追走できて、終いの部分を粘れる
高い持久力を持っていることが必要で、脚質的にはどうしても差し馬が中心に
なってきそう。
好走する条件
・高い持久力があること
予想
◎ヘニーハウンド
このレースでは、3年前にハイペースにしっかり付き合った格好での強い5着が
あって、とりあえずここのスピード&展開への適性は備えている。
今回はその時と比べれば当然控える競馬になるだろうし、条件的にピッタリ嵌る
可能性は十分にありそう。
それでいて10番人気ならば、やはり積極的に推してみたい感覚になる。
○バーバラ
このレースでは2年連続で掲示板を確保していて、一昨年の超ハイペースな展開
でも、昨年の少し落ち着いた展開でも好走している訳なので、単純にコースその
ものへの適性が高い…と言って良さそう。
今回どのような位置取りから進めるのか微妙だが、鞍上がある程度控える選択を
するのであれば、勝ち切る可能性も十分にありそう。
▲マヤノリュウジン
持久力勝負でのパフォーマンスでは、スプリンターズS3着の内容を持ち出せば
ここでは断トツの存在…ということになるし、しっかりと控えた競馬をしている
近走の状況からも、展開⇔位置取り的に十分嵌りそう。
あとは休み明けの状態で、息の入らない展開をこなせるかどうか…という問題。
(とりあえず、そのリスクを引き受けられる程度の人気ではある)
注サドンストーム
このレースでは、前後半をイーブンくらいでまとめると自然と浮上出来るので、
脚質&脚の使い方的に嵌る可能性は十分ある。
ただしこの馬の場合、絶対的なスピードという部分で少し不安があるし、最内枠
というのも崩れる馬が必ず存在するハイペース戦ではいいとは言えない。
来ても来なくても不思議ではない…くらいの扱いに止めたい。
△ビッグアーサー
これまで負けたことがないのだから、確信を持って否定することは当然できない
訳だし、あっさりと勝ち切ることも十分あり得る。
それでも、同舞台で勝ち切った八代特別にしても、北九州記念の基準から言えば
スロー扱いになるし、ハイペース戦で、1番人気として信頼できるだけの確実な
材料には乏しい。それならば、感覚的には少し落ち着いた見方をしたくなる。
△ベルカント
前走は、上がりでもしっかりとした脚を使えている内容だったので、とりあえず
臨戦過程としては、距離延長のここにつながっても良さそう。
それでもこのレースでは、強気な競馬から粘るというのはどうしても難しくて、
いつも通りの積極的な位置取りだと厳しくなる可能性はありそう。
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