2015年8月16日日曜日

エルムS展望 2015


過去のラップタイムを調べると以下の通り。

2014 6.8-10.8-12.0-12.1-12.1-11.8-12.0-11.8-12.5
2013 6.8-10.9-11.6-12.2-12.3-11.9-11.9-12.0-12.4 函館開催
2012 6.6-11.0-12.1-12.2-12.0-12.0-12.3-11.6-12.4
2011 6.6-11.5-11.9-12.4-12.6-12.3-12.3-12.0-12.6
2010 6.8-11.1-12.1-12.6-12.3-12.2-12.2-11.9-12.3
2009 12.5-11.1-12.4-13.5-13.1-12.5-12.2-11.4-12.4 新潟開催
2008 6.7-11.3-11.6-12.3-12.4-12.0-12.1-12.0-12.5
2007 6.9-11.4-12.1-12.3-12.8-12.6-12.1-11.3-11.8
2006 6.8-10.9-11.9-12.3-12.4-12.4-12.1-12.0-12.2
2005 7.0-11.3-11.6-12.2-12.3-12.6-12.3-12.4-13.2

過去10年の平均ラップタイム(2009&2013年は除く)
6.78-11.16-11.91-12.30-12.36-12.24-12.18-11.88-12.44
1.43.24




傾向(過去記事の転載)
ラップタイムを見ると、前半ある程度速くなって、道中は一旦は落ち着くものの
一定以上の水準は保つ流れで、勝負所で(徐々にではあるが)しっかり加速して
ラスト1Fだけ落ちる形。

ダート1700mというコース形態は、共通して前半が速くなりやすくなっているの
だが、ここでもその特徴がしっかり表れていて、当然その部分で引っ張られても
勝負所まで余力を残せるだけの、一定の持久力がまずは必要になる。

また大回りで平坦なコースということもあって、道中が比較的ワンペースに落ち
着きやすく、勝負所である程度加速する形から→最後まで極端にはラップが落ち
込まない展開になるため、ゴールまでしっかりとスピードを維持できる持続力を
備えていることも重要になる。
(場合によっては"切れ"まで問われる可能性すらある)


好走の条件
・一定の持久力は必要
・スピード持続力(&切れ)があること


予想

◎クリノスターオー
前走は、前半~道中が極端に速く、1800mを1分49秒台前半で通過したような
展開を逃げた訳なので、少しくらい最後が止まっていても全く気にならない。
その点、(元々得意な)道中で少し溜めが入る形になりやすいここは巻き返しが
期待できそうだし、普通に周ってくればとりあえず勝ち負けはしてくるはず。
素直に推しておきたい。

○グレープブランデー
地力は当然上の馬だし、溜め→切れという形も本質的に合っているタイプで、
ここの展開には普通に嵌っていいはず。
昨年は半年の休み明けだったが、今年はしっかり叩いての参戦だし、斤量を考慮
しても勝ち負けする可能性は十分にありそう。
ある程度積極的な競馬であれば。

▲カチューシャ
武蔵野Sの相当厳しい展開を粘った内容から、地力でも十分上位。
大沼Sで負けているジェベルムーサとの比較でも、今回は斤量が違うし、道中で
多少楽が出来る札幌に替わっての逆点は十分に考えられる。
ある程度好位から地力で捻じ伏せてきそうな上の2頭はともかく、とりあえず
捲ってくるような相手は抑え込めてもいいはず。

注ジェベルムーサ
地力はここではもちろん上位だが、好走しているレースでも内容的には道中から
しっかり脚を使って捲りつつ→最後伸び切れない…というのがパターン。
ラストでしっかりと全馬の脚が止まる持久力勝負ならともかく、ここで勝ち負け
するには、もう少し終いを押し通せるようでなければ難しそう。

△ソロル
一応の持続力は示している馬だが、前半or道中で一定以上の脚を使うと→最後が
少し伸び切れなくて、「ずっとは続かない」というイメージ。
それをここで克服するためには、腹を括って直線勝負…くらいだろうが、鞍上が
このコースでその選択するのは心理的にやはり難しいはず。






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