2015年8月1日土曜日

アイビスSD展望 2015


過去のラップタイムを調べると以下の通り。

2014 11.6-10.1-10.5-10.5-11.6 54.3 32.2-32.6
2013 11.9-10.4-10.6-10.3-11.0 54.2 32.9-31.9
2012 11.6-9.9-10.6-10.2-11.9 54.2 32.1-32.7
2011 11.8-10.0-10.5-10.0-11.5 53.8 32.3-32.0
2010 11.6-9.9-10.3-10.1-12.0 53.9 31.8-32.4
2009 11.9-10.2-11.0-10.3-12.8 56.2 33.1-34.1
2008 11.8-9.9-10.4-10.5-11.6 54.2 32.1-32.5
2007 11.9-9.9-10.7-10.5-12.1 55.1 32.5-33.3
2006 11.8-10.2-10.8-10.3-12.6 55.7 32.8-33.7
2005 11.7-10.0-10.7-10.2-11.4 54.0 32.4-32.36

過去10年の平均ラップタイム
11.76-10.05-10.61-10.29-11.85
54.56 32.42-32.76




傾向(過去記事の転載)
ラップタイムを見ると、スタートから一気に加速して、2F目でスピードが頂点に
達し、3F目でほんの少し落ち着いた後、再度加速しつつ、ラスト1Fはしっかりと
落ちる…という展開で、全体としては前後半イーブン~やや前傾といった形。

とにかくここでは、現行競馬の最高レベルのスピードに対応できることがまずは
重要になるが、レースの形としては、ハイペースからの粘り勝負というよりも、
どれだけトップスピードを維持できるか…という戦いになるために、高い持続力
(筋持久力)を備えていることが必要となる。

脚質的には、必ずどこかの区間で10秒台(/F)のラップを刻まなければならない
レースの性質上、他力本願的に地力で差してくるような馬では厳しく、持続力の
高い先行馬と、自ら押し上げて行けるような切れを持ち、上がりの性能が高い
差し馬が狙い目になりそう。


好走する条件
・トップスピードの持続力があること


予想

◎セイコーライコウ
昨年の勝ち馬。体幹の強さによってブレが少なく、真っ直ぐ走っての強さがある
タイプで、この舞台は本質的に合っている。
今回は大外枠を引いたので、ラチ沿いをただただ突き進むだけ…という条件でも
あるし、ロスが全くない競馬が出来るはず。
素直に期待しておきたい。

○ヘニーハウンド
スピード勝負の中で究極的な決め手を使えるタイプで、ここに嵌るイメージは
十分に描ける馬。
個人的に前走の11番人気を狙って何にもならない4着に入り→今回人気を上げて
いる…という部分は正直微妙だが、実力&適性的には当然勝ち切る可能性まで
考えておきたいところ。

▲アースソニック
昨年もここでは3着しているし、"地脚の強さ"があって、極端なくらいに脚元に
負担が掛かるレース…という部分で適性的に嵌る。
一方でスピードの限界値的なものがあるために、この舞台では安定して少し足り
ない成績になっていて、今回も勝ち切ることはないものの最後は確実に浮上して
くる…という見方をしておきたい。

注リトルゲルダ
好位からしっかり持続力を発揮できるタイプで、昨年は4着、一昨年は3着して
いるように、この舞台に対する適性は当然高い。
香港遠征後、ラストの部分での"らしさ"が見られない状態は気掛かりだが、実力
&適性的に、やはり注目はしておきたい存在。

△アンゲネーム
昨年5着している馬で、単純にその時のパフォーマンスを考えれば今回も普通に
上位扱いになる。
前走は、大外の後方から進めて前が完全に壁になった格好なので一応度外視して
いいだろうし、最内枠発走でその点の問題がないここで巻き返せても良さそう。

△サカジロロイヤル
前走は、ゴチャゴチャした中団の馬群の中を終始追走して→単になだれ込んだ
だけに終わったが、この舞台では元々稲妻Sで高いパフォーマンスを示している
馬で、この相手でも十分上位扱いができる。
結果的にこの程度の評価にはなったが、もっと上の着でも全く驚きはない。

△フレイムヘイロー
単純に韋駄天Sのパフォーマンスは、例年ならばここでも普通に馬券圏内に入る
くらいの内容になっている訳なので、やはり上位扱いになる。
もちろん今回は背負う斤量が違うし、前走僅差で先着したような相手には逆転を
許すだろうが、しっかり注目はしておきたいところ。

☆シンボリディスコ
駿風Sは、パフォーマンス的には今回上位評価にした馬ともそれ程の差はない
…という扱いになるし、一応の可能性はあってもいいはず。
ただし内容的には、少し後傾過ぎる展開ではあったので、単純に地力の部分での
信頼度で結局は少し劣る印象。







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