2015年10月12日月曜日

京都大賞典展望 2015


過去のラップタイムを調べると以下の通り。

2014 12.6-12.2-11.5-12.0-12.4-11.9-12.0-12.5-12.0-11.7-11.6-11.8
2013 12.9-11.6-11.6-12.7-12.6-12.4-11.7-11.4-11.1-11.6-11.3-12.0
2012 12.6-11.0-11.2-12.5-12.2-11.7-12.3-12.5-12.1-11.4-11.6-12.3
2011 12.8-11.0-11.8-12.7-12.6-12.3-12.8-12.5-11.8-11.1-11.4-11.3
2010 12.6-10.5-11.0-11.6-12.0-12.0-12.7-13.2-12.6-11.9-12.9-12.0
2009 12.7-10.9-11.0-12.2-12.3-12.1-12.1-12.0-11.9-12.3-12.8-12.0
2008 12.9-10.7-11.7-13.2-13.3-13.1-12.8-12.6-12.1-11.5-11.4-11.6
2007 13.1-11.5-11.7-12.6-12.5-12.4-12.7-12.7-11.6-11.4-11.1-11.5
2006 13.0-11.8-11.8-13.7-13.8-13.7-14.0-13.9-12.5-10.9-11.1-11.3
2005 12.9-11.8-12.4-12.6-12.6-12.3-12.4-12.4-11.8-11.6-10.8-11.8

過去10年の平均ラップタイム
12.81-11.30-11.57-12.58-12.63-12.39-12.55-12.57-11.95-11.54-11.60-11.76
2.25.25




傾向(過去記事の転載)
ラップタイムを見れば、スタート直後は少し速いくらいの流れで入って、道中は
一旦一定のペースに落ち着いて、3コーナーの下り坂からレースが動く形。

前半でしっかり引っ張られて上がりが止まったケースもあるが、ここは基本的に
上がりが速く、最後までラップがあまり落ちない展開になることが多い。

そうなれば、しっかりした決め手を発揮できるタイプ…と考えたくなるのだが、
実際には道中が極端に緩む訳でもないし、むしろ速い上がりを使うために、前半
~道中で如何に無駄な脚を使わずに走れるか?が重要で、結局は持久力の高さが
問われることになる。

またこのコースなだけに、上がりの仕掛けはやはり早くなりやすく、当然末脚の
持続力が必要で、脚質的にも、先行馬は最初の直線で脚を使っている…という点
から、基本的には差し馬有利…と言えそう。


好走の条件
・一定の持久力&末脚の持続力を持っていること


予想
今開催は、そこまでスピードには偏らない作りなのかなぁ…くらいに思っていた
のだが、日曜のオパールSは、32秒台で入って33秒台で上がる…という内容。
もちろん1頭完勝による部分も大きいとは思うが、結局はちゃんとしたスピード
馬場になっている模様。
そうなれば、"傾向"で示した条件よりも、もう少しだけ内先行寄りにシフトして
考えたいところ。

◎ラブリーデイ
純粋な持久力という点では、(個人的に)現状でもそこまで信頼している訳では
ないのだが、この馬自身充実期にいることは確かだし、スピード方向の馬場での
持続力勝負&しっかり最内枠を確保…ということなら、とりあえず今回は普通に
好走はしてきそう。
地力&適性の部分で、今秋のG1でどこまで…という感覚がどうしてもある分、
このタイミングではしっかりと推しておきたい。

○ワンアンドオンリー
昨年の今頃は、前哨戦で接戦を演じた2頭が本番で内枠を引く中、この馬の方は
外枠を引く不運に見舞われて、そこから歯車が狂った…という雰囲気なのだが、
今年はその時の相手の1頭・サウンズオブアースが外枠を引いて、自身は内枠。
今回は少頭数で、鞍上もルメールJに替わっている点で、少しでもポジションが
高くなり、内をロスなく回る競馬になるのであれば普通に面白いはず。
何だかんだのダービー馬の4歳秋。当然注目したい。

▲カレンミロティック
宝塚記念は、何となくの中団から→周ってくるだけという内容で、全くこの馬の
競馬はしていない。度外視。
それを除けば、このメンバーでは普通に最上位争いの地力の持ち主であることは
間違いないし、今回は頭数も少なく、普通にスタートを切れればしっかりこの馬
本来のポジションを取れるはずで、最後粘り込む可能性は高い。
評価自体は3番手にはしたが、押し切るところまで当然考えたい。

注ラキシス
札幌記念は、厳しい展開を好位から5着に粘ったという格好だったので、負けは
したものの地力は十分に示しており、当然ここも上位扱いでいいはず。
ただし走法面から、パーツの長さの割りに脚の回転自体は速い…という部分で、
意外とここの(速いスピードの中での)ロングスパート戦への適性は微妙に感じ
られて、手替わりで内に潜り込むような競馬も期待しづらい今回は、1番人気を
争う程の信頼までは正直できない。

△サウンズオブアース
菊花賞で高い持久力&持続力を示している馬なのだから、この舞台は当然合って
いるし、浮上の可能性はもちろんある。
それでも今回は、ワンアンドオンリーとは対照的な立場になってこちらは外枠を
引いた格好になるし、少し一本調子なタイプで、スピードに乗ってからが勝負の
馬だけに、しっかり速い馬場で少頭数…という前が止まりにくい条件では、結局
流れに乗り遅れそうな雰囲気。





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