2016年2月20日土曜日

京都牝馬S展望 2016


予想
阪神牝馬Sとの入れ替えで1400mに距離短縮された格好。
この舞台のOPは、時期的に芝の状態が全く異なるスワンSと安土城Sしかない
訳だが、基本はスピード持続力…という点に変わりはないはず。
したがってまずはそこに重点を置きつつ、今の荒れ馬場をこなせるようなパワー
(地脚の強さ)を備えていることを加味して考えたい。

◎ウインプリメーラ
この距離は初だが、道中が相当に締まった錦S(マイル戦)でも際どい競馬が
出来ているように、持続力勝負への適性は問題ない。
あとは今回、雨で(絶対的な)スピード水準が下がれば、より可能性は高くなり
そうだし、地力で普通に粘り込むものとして考えたい。

○ベルルミエール
スワンSでは決め手(切れ)負けしているものの、持続力という方向に特化して
いるタイプで、基本的にこの舞台には嵌っていい。
パフォーマンスとしては、道悪の阪神牝馬Sで2着した時の内容が強くて、条件
的にその時に近くなりそうな今回は、やはり推しておきたくなる。

▲ウリウリ
この舞台では、安土城Sで日本レコードタイのタイムで勝ち切っていて、持続力
という点では全く問題ないし、元々阪神Cをこなせるパワーを見せている馬でも
あるので、今の条件にも十分嵌る。
単純に今回は、57kgを背負うという部分で、何か残すかも…という3番手評価。

注クイーンズリング
同じ1400mのフィリーズレビューを勝利した時のパフォーマンスだけで考えると
微妙なのだが、道中が極端に締まったローズSで好位からしっかりと粘っている
馬なので、こなす可能性はあっても良さそう。
とりあえずこの馬も、今回の馬場悪化で得をする側ではあるはず。

△スナッチマインド
レース自体が締まった展開の出石特別では、道中極端に脚を使う格好から勝利
していて、スピード耐性という部分では問題ないし、ほぼパーフェクトに近い
連対率が示すように適性の幅も広く、ここでは展開に依らず…というイメージ。
あとは単純に地力の部分で、この相手にどこまで出来るか?といったところ。

△リーサルウェポン
前述の出石特別では、厳しい展開をある程度好位からハナ差の2着に粘っている
ように、持続力はしっかり示している。
重賞2着の前走は展開的に明らかに恵まれた格好ではあったが、パフォーマンス
自体は十分なものになっているし、ここでも好走する可能性はあって良さそう。






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