2014年5月11日日曜日

新潟大賞典展望 2014


過去のラップタイムを調べると以下の通り。

2013 12.4-10.7-11.3-11.7-11.9-11.9-11.9-11.9-11.1-12.1
2012 12.6-11.2-11.5-11.5-12.2-12.2-11.9-11.7-11.5-12.7
2011 12.6-11.2-11.8-11.6-12.1-12.1-11.9-11.7-11.2-12.2
2010 12.3-10.9-11.3-11.3-12.4-12.4-12.1-12.3-11.0-11.7
2009 12.9-11.0-11.0-11.3-12.0-12.3-12.1-11.8-11.0-11.5
2008 12.6-11.4-11.5-12.3-12.9-12.9-12.0-11.1-10.7-11.1
2007 12.5-11.3-11.5-11.6-12.3-12.2-11.9-11.3-10.9-12.2
2006 12.9-11.3-11.9-11.5-12.5-12.3-11.7-11.6-11.2-12.2
2005 12.7-11.0-11.5-11.7-12.5-12.3-12.2-11.9-11.0-12.1
2004 12.8-11.5-12.0-12.0-12.6-12.8-12.3-11.6-10.6-12.3

過去10年の平均ラップタイム
12.63-11.15-11.53-11.65-12.34-12.34-12.00-11.69-11.02-12.01
1.58.36




傾向(過去記事の転載)
ラップタイムを見ると、前半はミドルペース~やや速いくらいの流れで、道中は
一旦緩む展開で、その後直線に入ってからは相当な加速を示しつつ、ある程度
上がりの速くなる形。

この舞台なので、上がり勝負…という表現に間違いはないし、勝負所で置かれ
ないための切れと、長い直線を伸び切れる持続力は当然必要。
ただし道中の水準は意外と高くなっていて、33秒台とか、極端に速い上がりは
ほとんどない。

さらに最初の直線部分が長いこともあって、4F目までがなかなか緩まないため、
そこで引っ張られつつも勝負所まで余力を残すには、結局一定の持久力が問わ
れることになる。

脚質的には、積極策の馬だとバテるまではいかなくても決め手の部分で分が悪く
なる可能性があるので、基本的には中団以降でじっくり溜めるタイプを中心に
考えておきたい。


好走する条件
・勝負所での切れ&末脚の持続力があること
・一定の持久力が問われる


予想
基本的には持久力&決め手という部分は変わらないが、今開催は発育の悪い野芝
&エアレーション…という馬場の構成なので、やはりスピードよりもパワー重視
という考え方をしておきたい。

◎ユールシンギング
前走では、展開的に完全な上がり勝負という中で、ややスムーズさを欠いた内容
ながらも、直線では際立った浮上を見せているし、終いの"脚"…という部分では
十分に高い評価ができる馬。
今回は前走とは違って妙味は1ミリもなくなったが、パワーに寄った馬場は向き
そうだし、もう1度ここは推しておきたい。

○マジェスティハーツ
前走では、久々の状態ながら厳しい展開を好位から際どく粘って、地力の高さを
示した格好だし、そもそも神戸新聞杯をしっかり浮上出来る馬なので、持久力&
決め手で考えれば当然上の存在。
斤量も他の人気馬より軽いし、もちろん勝ち切る可能性まで考えたいところ。

▲レッドレイヴン
完勝した前走の(個人的なデータの)コメント欄に「次、新潟大賞典なら」と
書いてあるので一応挙げるのだが、意外にもここにピッタリの裏付けがない。
それでもタイプ的に、道中~上がりでじわっと伸びる、ヒットザターゲットに
近いようなイメージがあるので、それはそれでむしろ問題ないのかも…。

注エクスペディション
前半で無駄に急かされないで、持ち前の長く良い脚を発揮できるこの舞台には
合っていて、適性面からここはやはり上位には扱っておきたい。
あとは叩き2走目で、状態面の上積みがしっかりあるのなら、勝ち負けに絡む
可能性もあって良さそう。

☆アドマイヤタイシ
昨年のパフォーマンスだけを考えれば、ほとんど最上位扱いになってしまうの
だが、今年は1分56秒台が出るような馬場ではなく、条件が全く違っているし、
長い休み明けの状態を考えたら、やはり静観…ということにはなる。






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