2014年5月9日金曜日

NHKマイルCの傾向 2014


NHKマイルC過去10年のラップタイム
過去のラップタイムを見てこのレースの傾向を探ってみたい。

2013(マイネルホウオウ:1.32.7)
12.3-10.8-11.3-11.7-11.7-11.3-11.6-12.0

天候:晴 芝:良
上り4F:46.6 3F:34.9
前半4F:46.1
勝ち馬コーナー通過:16-14
勝ち馬上り3F:33.7


2012(カレンブラックヒル:1.34.5)
12.1-11.0-12.0-12.2-12.6-11.6-11.3-11.7

天候:曇 芝:良
上り4F:47.2 3F:34.6
前半4F:47.3
勝ち馬コーナー通過:01-01
勝ち馬上り3F:34.6


2011(グランプリボス:1.32.2)
11.9-10.7-11.3-11.8-11.9-11.3-11.4-11.9

天候:晴 芝:良
上り4F:46.5 3F:34.6
前半4F:45.7
勝ち馬コーナー通過:06-05
勝ち馬上り3F:34.0


2010(ダノンシャンティ:1.31.4)
12.1-10.4-10.9-11.4-11.5-11.5-11.6-12.0

天候:晴 芝:良
上り4F:46.6 3F:35.1
前半4F:44.8
勝ち馬コーナー通過:16-16
勝ち馬上り3F:33.5


2009(ジョーカプチーノ:1.32.4)
12.2-10.8-11.3-11.2-11.7-11.5-11.7-12.0

天候:晴 芝:良
上り4F:46.9 3F:35.2
前半4F:45.5
勝ち馬コーナー通過:02-02
勝ち馬上り3F:34.7


2008(ディープスカイ:1.34.2)
12.2-11.0-11.4-12.1-12.5-11.7-11.2-12.1

天候:曇 芝:稍重
上り4F:47.5 3F:35.0
前半4F:46.7
勝ち馬コーナー通過:16-11
勝ち馬上り3F:33.9


2007(ピンクカメオ:1.34.3)
12.1-10.5-11.6-12.0-12.3-11.5-11.7-12.6

天候:雨 芝:稍重
上り4F:48.1 3F:35.8
前半4F:46.2
勝ち馬コーナー通過:13-14
勝ち馬上り3F:34.9


2006(ロジック:1.33.2)
12.1-10.8-11.3-11.5-11.8-11.7-11.5-12.5

天候:雨 芝:良
上り4F:47.5 3F:35.7
前半4F:45.7
勝ち馬コーナー通過:11-10
勝ち馬上り3F:35.0


2005(ラインクラフト:1.33.6)
12.5-11.0-12.0-11.9-12.0-11.3-11.3-11.6

天候:曇 芝:良
上り4F:46.2 3F:34.2
前半4F:47.4
勝ち馬コーナー通過:04-04
勝ち馬上り3F:33.6


2004(キングカメハメハ:1.32.5)
12.1-10.7-11.1-11.7-12.2-11.6-11.7-11.4

天候:雨 芝:良
上り4F:46.9 3F:34.7
前半4F:45.6
勝ち馬コーナー通過:09-09
勝ち馬上り3F:34.0


過去10年の平均ラップタイム
12.16-10.77-11.42-11.75-12.02-11.50-11.50-11.98
1.33.10




傾向(過去記事の一部修正)
ラップタイムを見ると、前半がかなり速くなっていて、その後の道中では一旦は
落ち着く形にはなっているものの、緩み切る前にラスト3Fを迎えてすぐにペース
アップするイメージで、直線は速いスピードを維持して→最後が少し落ちる形。

このレースの特徴は、多くの年で前傾の展開になっているように、前半が速く、
しかも4F目までなかなかスピードが落ちない…という部分で、そうなれば当然、
勝負所までしっかりと余力を残すための、持久力が試されることになる。

そして勝負所では、加速は当然しっかり入るので一定の切れはやはり必要だが、
(改修後の東京コース共通の)"仕掛けの早さ"という特徴があるために、それと
同時に最後まで伸び切るための持続力を持っていることが重要になる。

脚質的には、好位から押し切ったケースもあるのだが、それでも"速い前半"と
"長い脚が必要な上がり"という、ごまかしの効かない展開なだけに、基本的には
差し馬有利だと考えて良さそう。


好走の条件
・持久力を備えていること
・切れ&末脚(トップスピード)の持続力が必要






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