2014年12月27日土曜日

有馬記念展望 2014


予想
馬場に関して。開催前の路盤の改修工事&エアレーション実施…という条件が、
どのような特徴を示すのか?に(個人的に)1ヶ月間注目してきた。

途中天気が崩れたりして判断が難しい部分はあるのだが、とりあえず先週までの
感覚では、下が少し柔らかいためか、基本的には(道悪まで含めた)平均程度の
タイムに落ち着くことが多かった印象で、ここもやはりパワー馬場の想定をする
つもりではいた。

しかし、土曜の競馬を見てみると、芝レースはどれも(1クラス上の水準に近い
くらいの)それなりに速いタイムが出ていて、脚質的にも、好位の馬がある程度
残りやすくなっている印象を受けた。
(1ヶ月使って徐々に馬場が踏み固められてきて、その結果、このタイミングで
時計が出始めた…という考えでいいのかも知れない)

もちろん高速馬場という訳ではないので、内先行有利とまでは言えないのだが、
少なくとも今回は単純な外差しとかパワータイプ向き…というようなレースとは
違ったものになりそうな雰囲気。

したがってイメージとしては、好位~好位差しくらいのポジションから持続力を
発揮できるタイプを中心に考えてみたいところ。


◎ジャスタウェイ
持久力&持続力&切れのどれを取っても現状では全く穴がなく、中山記念の勝ち
方などから考えても、脚質的な自在性とか、小回りへの対応という部分でも特に
問題は見当たらない。
今回は前走から更なる距離延長とはなるものの、マイラー的な資質を備えている
ことが重要…という部分でむしろ適性的な前進が見込めるくらいだし、状態面の
上積みもやはり大きそう。
もちろん外枠に入った厳しさはあるのだが、とりあえず有力馬の中で適性や調子
などの不安が最も少ない…と思えるのはこの馬。素直に推しておきたい。

○ジェンティルドンナ
今回は狙っていたレースを落とした格好での秋3戦目。
常識的な感覚では、ここで復活!というイメージにはあまりならないし、むしろ
崩れる可能性すらありそうなタイミングではある。
それでもこの馬の場合、決め手がしっかり問われる展開の方が合うことは間違い
ないものの、持続型の展開では全くダメ…という訳では決してなく、ここの展開
自体はこなせていいはずだし、今回は内目の枠&馬場…という点でプラス材料を
積み上げた雰囲気がある。
内でギリギリまでじっくり溜める競馬であれば、残る可能性は十分にあるはず。

▲エピファネイア
ジャパンCのパフォーマンスは文句なく強いので、ここの水準に対してどうか?
というような問題は言うまでもなく存在しないし、当然勝ち切る可能性もある。
ただし、この馬の持ち前の大きなフットワークを活かすためには、広いコースで
道中を高い水準で進め、長い直線で真っ直ぐに力を発揮すること…という前走の
結論から考えると、小回りで直線の短いここが合う訳ではないはず。
さらにジャパンC展望の中で、乗り替わりで一変も…的なことを書いたのだが、
その真意は、手足の長い外国人Jになってそのリズムがピッタリ嵌るのでは?
という理由から。その意味で今回川田Jに手が替わってどうか。微妙では?

注ゴールドシップ
普通に考えればこの馬から入るのが当然だし、個人的にも思い入れのある馬では
あるので、気持ちとしてはもちろん推したい。
ただ、元々欧州の芝に合っているタイプが実際に海を渡り、より向こうの馬場に
合った走り方を身につけた(はずの)状態で、今回が帰国初戦。
しかもそれ程パワー寄りではない馬場となると…ベストな条件とは言い難い。
競馬自体も、外枠を引いたためにやることは1つだし、浮上は普通にしてくると
しても、それなりに高いポジションから進める実力馬を残しそうなイメージには
どうしてもなってしまう…。

△ワンアンドオンリー
ジャパンCでは、結果的に同じような脚の使い方をした神戸新聞杯と比べても、
全区間でしっかりとパフォーマンスを更新出来ているし、とにかくこの馬くらい
でも、例えば以前にJC5着から→有馬記念で3着に入ったエアシェイディなど
よりも内容的には上の扱いになる。(それくらいJCのレベルは高い)
今回は内枠を確保したので、ダービーのようなイメージの競馬ならば、道中~
上がり…という脚の使い方をするこの馬が嵌る可能性はありそう。注目したい。

△トーセンラー
元々持続力が問われる展開でこその馬だし、ここで問われる、高い水準で道中を
進めつつ→上がりをしっかりとまとめる…という部分に関しても、天皇賞とか、
(負けている方の)京都記念などで十分な裏付けを示している。
上位に評価した馬に対しては、スケール的にさすがに格負けしそうな雰囲気では
あるのだが、内を上手く立ち回り、武豊Jらしく無理をさせない競馬をすれば、
ある程度浮上する可能性はあっていいはず。

△フェノーメノ
ジャパンCは8着に終わっているが、内容的には、道中で相当に脚を使いつつ→
上がりをそれなりにまとめた…という格好で、有馬記念に向けた裏付けとしては
十分過ぎるくらいのパフォーマンスを示している。
ステイゴールド産駒なのに中山向きではない…という扱いの馬だが、その理由は
瞬間的な動きが出来ない…というだけで、ロングスパート戦ならば話は別。
結局状態がどこまで?というのはあるが、浮上の可能性は当然考えておきたい。


☆ラストインパクト
グランプリ2着にとことん縁のある金鯱賞からの参戦。当然注目ということには
なるのだが、道中&上がりの部分でほとんど重なっていてたオーシャンブルー&
ウインバリアシオンのパフォーマンスと比べると、どちらも下回る内容だった。
その点に関しては、この馬の方が高いポジションから進めたという理由もあるの
だが、距離延長に対する脚の使い方的には、良い傾向…とは言いづらい。

☆サトノノブレス
前走は、勝負所で積極的に浮上して→直線で早めに先頭に立つ格好だったので、
内容的にはラストインパクトよりもこちらの方が厳しい競馬をした形。
したがって今回、相手の6番人気に対して13番人気というほどの差は絶対にない
はずだし、そこの逆転は普通にあっても良さそう。
ただしJC組との比較ということになると、残念ながら話は別…。

×トゥザワールド
ミドルペースで持続力を発揮する…というイメージ的には、この手の舞台には
嵌って良さそうな馬だし、適性的には一応注目はしてみたくなる存在。
ただし今年の場合、ジャパンCがハイレベル過ぎる流れになったため、裏付けの
次元が全く違ってしまっていて、冗談でも推してみる…とかは無理。
一応世代上位のこの馬あたりで、どの程度出来るかをただただチェックしたい。









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