2016年1月24日日曜日

AJCC展望 2016


過去のラップタイムを調べると以下の通り。

2015 12.6-11.7-13.4-13.2-12.1-11.9-12.1-12.0-11.4-11.2-12.0
2014 12.5-11.1-12.9-12.2-12.4-12.3-11.9-12.3-12.4-11.9-12.1
2013 12.3-11.5-12.2-11.6-12.1-12.2-12.4-12.5-12.1-11.5-12.7
2012 12.6-11.3-13.4-13.2-13.3-12.5-12.4-12.3-12.1-12.0-12.2
2011 13.0-11.9-13.0-12.8-12.7-12.5-11.8-11.4-11.5-11.3-12.3
2010 12.3-11.3-12.7-12.2-12.0-12.4-12.4-12.2-11.9-11.2-12.0
2009 12.3-11.8-12.5-12.2-12.7-12.4-12.0-12.1-11.6-11.7-12.6
2008 12.7-11.3-12.7-12.3-12.2-12.1-12.1-12.2-11.8-11.9-12.3
2007 13.0-11.3-12.3-11.9-11.7-11.7-11.8-12.1-12.0-12.0-13.0
2006 13.0-11.6-12.5-12.0-12.2-12.0-11.9-12.1-12.0-11.6-12.3

過去10年の平均ラップタイム
12.63-11.48-12.76-12.36-12.34-12.20-12.08-12.12-11.88-11.63-12.35
2.13.83




傾向(過去記事の転載)
ラップタイムを見ると、前半はミドルペース~ややゆったりとした流れになり、
道中は一旦は流れが落ち着くものの徐々に加速して行く展開で、そのまま勝負所
までジワジワ加速して→ラスト1Fだけ少し落ちる形。

ここの特徴は、向こう正面の下り坂によって道中のスピードが押し上げられて、
結果的にロングスパートという形になっている点で、ある程度水準の高い道中を
楽に進められる持久力に加えて、末脚の持続力が必須になる。

脚質的には、長い脚を使わされる展開でも案外先行馬が有利となっているが、
これは前半である程度楽が出来ることと、道中も意識的にではなく、コース形状
によって自然と速くなっていることがおそらく大きくて、一定以上の持久力を
持った馬であれば十分余力が残せるということだろう。

したがってここでは持続型の先行馬がまずは狙い目だと言えて、逆に切れ味は
あっても使える脚が限定的な差し馬には注意が必要になりそう。
(差し馬には道中~上がりでのかなり高いパフォーマンスが要求される)


好走する条件
・持久力&持続力が必要


予想

◎サトノラーゼン
かなり長い脚が問われた菊花賞でも、何だかんだ5着まで浮上しているのだから
その持久力&持続力は当然認められるし、締まった展開を好位から押し切った
京都新聞杯の内容も合わせて考えれば、この舞台のイメージにもしっかり嵌る。
当然人気にはなっているが、外国人Jへの乗り替わりである程度高い位置取りに
戻りそうなここは、素直に推しておきたい。

○マイネルフロスト
近走は、様々な戦法を試しながら走る毎に着々と頭まで近づいている履歴だが、
パフォーマンスとしては、金鯱賞の道中である程度脚を使う格好から→上がりを
まずまずにまとめた内容がここにつながって良さそう。
(逃げるとさすがに少し厳しいが)今回も積極策ならば、しっかり勝ち負けして
くる可能性は十分ありそう。

▲ショウナンバッハ
ジャパンCでは、さすがに浮上はし切れなかったものの、先頭から0.5秒差で
パフォーマンス自体は十分高いものになっているし、阿賀野川特別では、水準の
高いロングスパート戦を勝ち切っているように、持続力もしっかり示している。
もう少し好位から進めるような脚質なら本命まで考えたのだが、それでもここは
しっかり注目してみたい。

注ディサイファ
もう既にG2まで突破している馬なのだから、地力では当然上位だし、普通に
好走はしてきそう。
ただしイメージとしては切れと持続力のバランス…というタイプなので、終いを
伸び切る…という程に持続力の方に特化している訳ではない部分が、この舞台に
ピッタリということにはならなさそう。微妙。

△ライズトゥフェイム
アイルランドTでは、道中~上がりで高いパフォーマンスを示しているし、相当
長い脚が問われた鹿野山特別を勝ち切っていることから、持続力という部分でも
十分に認められる。
それらの合わせて考えれば、ここでも上位浮上は普通に出来て良さそう。

△スーパームーン
アルゼンチン共和国杯では、出走した2回とも好走しており、一定の持久力は
示しているし、タイプ的にも持続力という方向性は合っている。
あとは上位にはパフォーマンス的に劣る現状で、どこまで出来るか?といった
ところ。






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