2016年1月17日日曜日

日経新春杯展望 2016


過去のラップタイムを調べると以下の通り。

2015 12.8-11.3-11.6-12.4-12.4-12.3-12.6-12.7-12.3-11.6-11.3-11.5
2014 13.1-11.5-11.3-12.3-12.0-12.8-12.5-12.2-12.0-11.9-11.0-11.8
2013 12.5-11.6-11.8-12.2-12.3-12.3-12.5-12.5-12.1-11.9-11.6-11.7
2012 12.3-11.0-11.3-12.2-12.3-12.5-12.4-12.8-11.8-11.5-11.7-11.9
2011 12.6-10.8-10.8-12.7-13.2-12.6-12.6-12.9-11.9-11.1-11.6-11.8
2010 12.7-10.3-11.0-12.4-12.5-12.4-12.3-12.9-12.1-11.9-12.1-11.8
2009 12.7-11.3-11.7-12.7-12.7-12.6-12.6-12.1-11.6-11.9-11.9-12.8
2008 12.5-11.4-11.3-12.7-12.8-12.6-12.5-12.3-11.9-12.2-12.2-13.0
2007 12.5-11.2-11.0-13.0-12.8-13.0-13.8-12.8-11.7-11.7-11.6-12.3
2006 12.6-10.9-11.3-12.7-12.4-12.5-12.7-12.7-12.2-11.7-12.0-12.6

過去10年の平均ラップタイム
12.63-11.13-11.31-12.53-12.54-12.56-12.65-12.59-11.96-11.74-11.70-12.12
2.25.46




傾向(過去記事の転載)
ラップタイムを見ると、スタート直後がある程度速く流れて、道中は一旦は落ち
着く展開となり、その後3コーナー付近からレースが動き出して、ほぼ確実に
ロングスパートという形になる。

形としては一応上がり勝負のようにも見えるのだが、前半がしっかりと速くて、
道中もまずまずの水準では流れるために、"速い脚を使える"ということよりも、
とにかく"止まらないこと"が重要になる舞台。
当然中心になるのは、持久力&持続力を備えたスタミナタイプだと言える。

脚質的にも、(相対的に)少しでも前半で脚を使わない差し馬が基本的には有利
だと言えて、(結果的に切れ負けしていても)展開に関わらず、最後まで確実に
伸びてくるようなタイプには特に注目しておきたい。


好走する条件
・持久力&持続力があること


予想

◎シュヴァルグラン
前走は、前半は完全に歩いた内容だが、道中はそれなりの水準で進めているし、
上がりも途中から飛ばした1頭に引っ張られて早い段階から脚を使っての完勝。
それと前々走での前半で脚を使った内容と合わせて考えれば、ここの展開でも
十分に力は発揮できるはず。
人気だが、斤量の恩恵も受ける立場だし、ここは素直に推しておきたい。

○サトノノブレス
昨年に引き続いての58kgを背負い、ジワっと加速したいタイプ的に少頭数で再度
切れ勝負になった場合に遅れを取る可能性も否定できず…と条件は少し厳しい。
しかし地力とこの舞台への適性は言うまでもなく高い馬だし、少頭数だからこそ
一昨年のような積極策ということもあり得る。武豊Jだからこそ特にあり得る。
実際にどう乗るのか?今回結果とは別にして、ちょっと楽しみな部分。

▲レーヴミストラル
前走は、前半しっかり受け流しつつも、道中は高い水準で進めていて、そこから
上がりをまずまずまとめた格好で、結果はともかく、悪くはないという内容。
タイプ的には、純粋な持久力&切れという馬で、基本的には京都よりも阪神や
東京というイメージだが、決め手勝負になる可能性もある今回ならばそれほど
問題にはならないのかも。ここは下げられない。

注プロモントーリオ
高い持久力が問われた目黒記念で3着して、そこから1年以上空いた前々走でも
末の持続力をしっかり発揮した格好で勝ち切っていて、実力&適性ともに十分。
前走に関しても、直線の進路が馬場の悪い内寄りになったことで(相対的に)
伸びを欠いた…というくらいでパフォーマンス自体は悪くないし、ここで巻き
返せても良さそう。(4番手評価は切れ勝負の場合のリスク…という観点から)

△ダコール
2013年は完全なグリーンベルトの影響で浮上できなかったが、昨年はしっかりと
掲示板を確保しているし、遡れば烏丸Sでのハイパフォーマンスがあるように、
本来この舞台にはかなり嵌るタイプ。
今年は斤量が増えるし、条件は厳しくなるが、浮上の可能性はやはり考えたい。

△アドマイヤフライト
かなりゆったりとした馬体をしていて、ラストの惰性もしっかりと効くタイプ
なので、この舞台にはやはり嵌る。
休み明けだが、昨年もぶっつけで3着しているし、馬体を見ても仕上がりは十分
という雰囲気。結局のところ相手の1頭の域は出ないが、注目はしたい。






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