2016年1月7日木曜日

2015年的中率&回収率


まずは簡単なご報告を。
マイルCSウィーク以降、プライベートが少しゴタつき、展望記事もG1のみに
限定してのUPとさせて頂きましたが、漸くその期間も明けて、現状はデータの
整理などを始めたところです。(丸々1ヶ月分…果てしない…)
(心配して頂いた方もありがとうございました。)

ということで、金杯が終わってからになってしまいましたが、恒例の年度回顧。
とりあえずデータを示すと以下の通り。

※( )内は2009~2014年の平均との比較

勝率連対率複勝率単勝回収率複勝回収率
16(-7)31(-6)41(-8)112(+14)87(-7)
15(±0)29(±0)44(+6)107(±0)98(+13)
17(+7)23(+3)32(+1)115(+56)76(+5)
10(+1)20(-2)32(+2)70(-10)78(-1)

券種的中率回収率
◎○馬連5(-3)139(-8)
◎○ワイド12(-7)113(+3)
◎→○▲注
馬連流し
8(-11)57(-51)

(期間:1/4~12/27、レース数:114、中央のみ)


上半期のみ
勝率連率複率単回複回
213346167109
1324419896
16192713069
621273265

券種的中率回収率
◎○馬連5209
◎○ワイド14172
◎→○▲注
馬連流し
671

下半期のみ
勝率連率複率単回複回
1027354361
18354711999
1827379784
14203711694

券種的中率回収率
◎○馬連652
◎○ワイド1040
◎→○▲注
馬連流し
1038


雑感(※今年=2015年で書いています)
まずは年間を通して見ると、とにかく2015年は本命の不振ということに尽きる。
勝たないし、絡まない。

単勝回収率だけは2009年以来6年振りに100%超えとなっているものの、これは
単独で30ポイントくらい引き上げているフェアリーSのノットフォーマルに依存
しきっている格好で、ただの一発屋。到底満足できる内容ではない。

本命の信頼度が低いために、当然馬連、ワイドなどの的中率も軒並み低水準に
なっていて、特に毎年ある程度安定した馬券戦略になっていた馬連3点流しも、
今年に限っては惨敗の結果に終わってしまった。

また今年のもう1つの特徴として挙げられるのは、(誰も望んでいない!)▲の
大躍進。
前半は回収率130%が示すように、まさしく単穴という位置付けなので問題は
ないのだが、後半は連対率、複勝率を10%近く伸ばし、安定感まで示した…。


次に上半期、下半期を比較してみると…、これこそが問題の根源。
年間を通して見ると絶不調の本命に関しても、前半は(連対率、複勝率はやや
物足りないものの)及第点の勝率20%をキープしているのに対して、後半は勝率
10%…という全く話にならない結果に終わっている。
(最後の1ヶ月も、予想の質を保つためにG1のみに限定しているのだから全く
関係なく、それでも当たらないのは単純に能力の問題。それも悲しいが…)

この本命の大失速に関しては、上記した▲もそうだが、○や注に関しても後半の
伸びが(無駄に)素晴らしく、特に○は例年の本命レベルに馬券に絡んでいる
ように、周りが本命を凌駕してしまったのが原因。

実際、上位評価(◎~注)にした馬が勝つ確率を考えると、前半から→後半で
56%→60%というようにむしろ数字は伸びていて、つまり候補の1頭としては
しっかり選べているのにも関わらず、最後の最後に推し切れていない…という
ことになる。

結局、これはもう毎年の課題。

2014年の回顧でも、(人気に関わらず)「シンプルに能力&適性を評価する」
という目標設定をしたのだが、本命の勝率21%の前半はともかくとして、後半は
(もちろん忘れていた訳ではないものの)それを実践しきれなかった…という
ことになるのだろう。

やはりまだまだ(オッズ云々ではなく)自分の中で確信が持てないような穴馬を
狙い過ぎている部分が存在する。それは実感としても確かにある。


また今年もう1つ感じた点として、過去のデータを重視し過ぎ、またはそれに
引きずられ過ぎている部分がある…ということ。

それはつまり、(結局は自分の洞察力の問題ではあるのだが)直近の変化に気が
付かない、また気が付いていても(無意識的に)スルーして、過去のデータに
則った選択をした結果、痛い目に遭っていることが多々ある…ということ。

例えば、春の段階でショウナンパンドラのJC制覇などは(少なくとも自分は)
全く予想もできなかったが、オールカマー→天皇賞のパフォーマンスからは十分
可能性としては考えられた。(もちろん後付け)
(⇒それでも結局、東京のG1を勝っている2頭を上に扱って失敗)

「夏を越して強くなる」という、競馬界ではあまりにも常識的な事実があるにも
関わらず、1年を通して同じ見方をしてしまっていることが、特に下半期での
本命の不振につながっている可能性はありそう。

それを見逃さないということはもちろん、時には(まっさらな状態とまではいか
ないにしても)一旦リセットして考える…ということも必要なのかも知れない。


2016年へ向けては…
・シンプルに能力&適性を評価する(引き続き)
・時には思考をリセットしてみる



最後に1つ
場違いですが、どうしても言葉にして書いておきたいので。
ゴールドシップ、お疲れ様♪




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