2016年6月4日土曜日

鳴尾記念展望 2016


過去のラップタイムは以下の通り。

2015 12.3-10.9-12.4-11.9-12.0-12.0-11.9-11.8-11.5-12.1
2014 12.4-10.9-12.4-12.9-12.0-11.9-11.6-11.6-11.5-11.9
2013 12.5-11.4-12.5-12.6-11.4-11.9-11.9-11.3-11.4-12.0
2012 12.7-11.3-13.0-12.8-12.5-12.5-11.9-11.2-10.6-11.6

過去4年の平均ラップタイム
12.48-11.13-12.58-12.55-11.98-12.08-11.83-11.48-11.25-11.90
1.59.23




傾向(過去記事の一部修正)
ラップタイムを見ると、2012年こそ超スローからの決め手勝負…というレースに
なったが、その後は道中がある程度締まって→上がりに掛けて長い脚を使う形。
この舞台のイメージ通り、後者の方を基準として問題ないはず。

したがってここは、前半ミドルペースくらいから、全体的にある程度フラットな
展開を想定して、適性的には当然、持続力重視という考え方をしておきたい。


好走の条件
・持続力があること


予想
下げるよりも上げたい馬が多く、上位に関しては意外と混戦…。

◎ヤマカツエース
元々持続寄りのタイプで、実際に函館記念、札幌記念、福島記念などでは高い
パフォーマンスを発揮している訳だし、適性的に決して合っていたとは思えない
京都記念でも5着していることも含め、間違いなく地力をつけている。
今回は少し間隔が空いた格好だし、この馬にとって上がりが速過ぎな展開になる
可能性はあるものの、この手の舞台ではやはり普通に好走はしてきそう。
素直に推しておきたい。

○サトノノブレス
元々高い地力を示していて、(コースを1周する形の多い)2000mでは常に安定
したパフォーマンスを発揮出来ている。
タイプ的にも、持続的な脚の使い方が出来る馬なので、適性面でも問題ないし、
とりあえずここは、外目の枠から負けた天皇賞からの巻き返しを、普通に期待
して良さそうな場面。
評価は2番手としたが、可能性としては当然頭まで考えたい。

▲パッションダンス
新潟か阪神(2000m)でしか馬券に絡んだことはなく、来ても2、3着はない。
常に勝ちか負けか。とても激しい戦歴の持ち主。
3年前の鳴尾記念では6着だったが、その時はトウケイヘイローを好位から追い
掛ける形で早仕掛けになり、後続に飲み込まれた格好。悪い内容ではなかった。
先週、唯一勝った1鞍以外は全て人気よりも下の着に終わっているデムーロJの
不調…というのはとても気掛かりだが、"単穴"候補としては可能性は十分。

注ステファノス
(天皇賞2着なのだから当然だが)単純に地力では普通に上位の存在。
タイプ的には元々切れ方向の馬ではあるが、中山記念のようなレースでも十分に
戦えているので、適性面でもそれ程問題にはならないだろうし、ここもこなす
可能性はあって良さそう。
海外帰りの休み明けの状態次第ではあるが、当然注目はしておきたい。

△アズマシャトル
元々持続力という方向の馬で、実際に昨年ここでは3着しているように、適性
的には当然合っているタイプ。
どちらかと言えばパワー寄りの印象ではあったが、昨年のここと小倉記念の内容
からはあまり気にする必要もなさそう。
間隔が空いた状態は気になるので、強くは推さないが、可能性は当然ある。

△マジェスティハーツ
昨年ここでは2着しているように、前半あまり脚を使わないで→道中~上がり
という脚の使い方になる舞台は得意。
近4走の負けに関しても、ダート、スピード負け、休み明け、積極的に行き過ぎ
…と、一応どれも言い訳はできるし、とりあえずここで巻き返す可能性は考えて
おきたいところ。






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