2016年9月24日土曜日

神戸新聞杯展望 2016


過去のラップタイムを調べると以下の通り。

2015 12.6-11.1-12.8-12.9-13.0-13.1-12.7-12.4-12.0-11.0-11.4-11.7
2014 12.9-11.2-12.5-12.4-11.8-12.4-12.2-11.9-11.8-11.3-11.6-12.4
2013 12.5-10.5-12.3-12.3-12.2-12.5-13.0-13.0-12.0-11.1-10.8-12.6
2012 12.6-10.7-12.7-12.4-12.3-12.5-12.6-12.0-11.6-11.7-11.6-12.5
2011 12.9-11.9-12.4-12.9-13.4-13.7-12.9-12.7-11.9-11.2-10.6-11.8
2010 13.0-11.5-13.2-12.9-12.5-12.2-12.7-12.1-12.0-11.6-10.6-11.6
2009 12.6-10.8-12.1-12.5-12.3-12.2-12.7-12.4-12.1-11.3-11.5-11.7
2008 12.9-11.4-12.3-12.5-12.2-12.4-12.4-11.9-11.6-11.2-11.9-12.6
2007 12.5-10.8-12.2-11.7-11.6-12.5-12.8-12.8-12.4-11.4-11.4-12.6

過去9年の平均ラップタイム
12.72-11.10-12.50-12.50-12.37-12.61-12.67-12.36-11.93-11.31-11.27-12.17
2.25.50




傾向(過去記事の転載)
過去の平均ラップタイムを見てみると、前半はミドルペースくらいで入って、
道中は一旦落ち着く形になっているものの極端には緩まない展開で、その後は
コーナー部分~直線でしっかりと加速して、上がりが速くなる。

この距離なので、道中じっくりと進める形からの上がり勝負…ではあるのだが、
基本的には一線級がしっかり勝つレースだけあって、その水準自体は低くない。
つまりこの舞台で、勝負所までしっかり余力を残すためには、長い道中で如何に
無駄脚を使わないかが重要で、結果的に高い持久力が問われることになる。

また上がりの部分では、展開的にしっかりとした加速が入るので、そこで置かれ
ないための切れは当然必要で、さらにラスト3Fから全開…という形になっている
ために、そこから長い直線を最後まで伸び切れるかどうか…という点も、勝敗を
分ける要素にはなりそう。


好走する条件
・高い持久力が必要
・切れ&(トップスピードの)持続力があること


予想

◎サトノダイヤモンド
単純にダービーのパフォーマンスはかなり高く、純粋な持久力の部分ではやはり
抜けている扱いになるし、ここがベストという訳ではないものの、普通に周って
来れば勝ち切るものとして考えたい。
ゆったりとしていて、しっかり惰性が効く馬で、菊花賞向き…とハッキリ言える
タイプなだけに、とにかくここは順当に突破してもらいたいところ。
当然の大人気だが、素直に推したい。

○レッドエルディスト
ダービーは、後方からの競馬で、直線大外を浮上し切れない…という結果には
終わったが、自身の示しているパフォーマンス自体は、道中を高い水準で進めて
→上がりもしっかりとまとめた格好で、内容は全く悪くない。
元々加速感のあるタイプではなく、その意味では(東京と比べれば)阪神の方が
一応浮上はしやすいだろうし、示しているパフォーマンスに対して4番人気は
やや甘い印象でもあり、今回特に注目したい1頭。

▲エアスピネル
ダービーは、ある程度高いポジションから進めつつ→勝負所ではしっかりと前を
追い掛けた内容で、完全に逆境の立場ながらも崩れず4着に粘った強い内容。
その時も(周りと比べて)少し細かく刻んでいるように見えたし、馬体的には
ここがベストの馬ではないだろうが、実力的には結局上位扱いにするしかない。
もちろん、周りの距離適性の高い馬たちの成長次第では、そろそろ(この路線に
対して)限界を示す可能性はあるので、そのリスクだけは考慮しておきたい。

注ナムラシングン
前走では、長い脚が問われる展開をしっかり浮上して勝ち切って、高い持続力を
示したし、皐月賞でも、結果は7着ではあったものの、勝負所でかなり積極的に
攻めた内容でのものなので、地力は十分に認められる。
タイプ的に、決め手の部分でどこまで…というのはあるが、それなりのペースで
引っ張られれば、このメンバー相手なら自然と浮上はして来そう。
勝ち負けはともかく、安定した圏内候補として。

△ミッキーロケット
前々走は、負けはしたものの、厳しい展開に引っ張られる形から道中かなり脚を
使っている内容で、一定の地力を示した格好。
タイプ的には、ある程度切れが問われた方が良さが出そうな印象なので、ここに
対する適性は十分ありそうだし、上位の馬に対しては実力的にどこまで?という
部分はあるものの、浮上の可能性はしっかり考えておきたいところ。

△カフジプリンス
前走は、結果的には浮上しきれずに終わった訳だが、自身のパフォーマンスは、
道中でかなり脚を使う形からまずまずの地力を示しているし、古馬OPという
ことを考えれば、それ程悪くはない…という印象。
前々走でも、ロングスパート戦をしっかり浮上して完勝しているし、その2戦の
内容からすればここでも十分に上位扱い。可能性としては当然考えたい。

△ワンスインアライフ
前走は、向こう正面で一気に前に取り付く形で、道中かなり脚を使った内容で、
そこから直線もしっかり押し通した強い内容。
勝ち上がるのにかなり時間を要した馬だけに、切れという点では正直不安だが、
その時示した持久力&持続力を考えれば、ここでの浮上もあって良さそう。
現状全く人気もしていないし、注目する価値はとりあえずあるはず。





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