2016年9月17日土曜日

セントライト記念展望 2016


過去のラップタイムを調べると以下の通り。

2015 12.6-11.6-12.2-12.3-12.4-12.6-12.5-12.6-11.9-11.5-11.6
2014 13.0-10.8-11.3-12.0-12.7-11.8-12.0-12.1-12.3-11.6-12.1 新潟開催
2013 12.6-11.9-12.6-12.4-12.2-12.0-12.1-11.8-11.9-11.9-12.1
2012 12.4-11.0-11.8-12.2-12.8-12.4-11.8-11.7-11.5-11.4-11.8
2011 12.2-10.7-11.1-11.7-11.8-11.9-11.8-12.3-12.5-12.7-11.6
2010 12.1-11.0-11.7-11.8-12.1-11.7-11.7-11.8-12.0-12.2-12.8
2009 12.3-11.5-11.9-12.7-12.5-11.9-11.5-11.8-11.7-12.0-12.2
2008 12.6-11.5-11.9-12.3-12.9-12.6-12.5-12.6-11.8-11.8-12.1
2007 12.0-10.7-11.6-12.1-12.7-12.7-12.4-12.2-11.8-11.9-11.9
2006 12.0-11.6-11.9-12.2-12.5-12.4-12.2-12.0-12.0-11.6-12.7

過去10年の平均ラップタイム(2014年は除く)
12.31-11.28-11.86-12.19-12.43-12.24-12.06-12.09-11.90-11.89-12.09
2.12.33




傾向(過去記事の転載)
ラップタイムを見ると、前半はミドルペース~やや速いくらいの流れ、道中は
一旦は落ち着く展開になるが、向こう正面の下り坂から徐々に加速して行き、
上がりはロングスパートの形になる。

中山2200mは本来なら前半がスローに流れやすいコースではあるのだが、この
レースに限っては、コース平均と比べても前半が速く流れていて、そうなれば
当然好走のための条件の中で、持久力の占める割合が大きくなる。

また上記したように、向こう正面からペースアップして、上がりの部分では
長い脚が必要な展開になるために、(勝負所で動いて行ける程度の切れは必要
だが)とにかく末脚の持続力を持っていることが重要になる。


好走する条件
・持久力があることと
・末脚の持続力(&一定の切れ)が必要


予想

◎ディーマジェスティ
皐月賞&共同通信杯で示した物凄い持続力と、ダービーで示した持久力を考慮
すれば、さすがにここでは1つ抜けた扱いでいいはず。
タイプ的に、3000m級までの距離延長は微妙…という印象ではあるが(もちろん
能力で何とかしてしまう可能性はある)、とりあえずここでは特に問題はない。
当然の大人気だが、しっかり推しておきたい。

○マウントロブソン
ダービーでは、スタートで立ち上がって後方からの競馬になり、結果的には浮上
し切れなかったが、内容的には、道中を高い水準で進めつつ→上がりでしっかり
した脚を使った格好で、パフォーマンスは十分高いものを示している。
元々持続力が売りというタイプ的にこの舞台は本質的にはまるし、前走で見せた
持久力を合わせて考えれば、ここはやはり普通に上位扱いになる。

▲ゼーヴィント
前走は、インから上手く立ち回った形での勝利だったので、そこまで高い評価は
しづらいのだが、プリンシパルSでは、道中を高い水準で進めながら→上がりを
しっかりとまとめられていて、一定の持久力は示している。
常に34秒台半ばくらいまでの、切れ過ぎず、止まらない脚を使うタイプ的にも、
この舞台への適性は感じられるし、しっかり注目しておきたい1頭。

注プロディガルサン
ダービーは、展開に対する位置取り的に完全に逆境の立場だったので、最後少し
厳しくなったことは仕方がないし、長い休み明けで臨んだ青葉賞では、相当に
厳しい展開を好位から残る強い競馬をしていて、地力は十分に示している。
スラリとした体型で惰性が効くタイプ的にも、ここでそれなりの走りが出来れば
菊花賞で面白いかも…と思える存在。当然しっかりと注目しておきたい。

△メートルダール
共同通信杯&青葉賞での、道中で相当に脚を使いつつも→上がりをある程度まと
めている内容を考えれば、ここも普通に浮上はして来るだろうし、扱いとしては
当然上位になる。
ただ、どうしても不器用なところがある馬なので、実際に負けている相手がいる
ここで、外から全て覆すというのも少し厳しそう…。安定した圏内候補まで。

△ノーブルマーズ
青葉賞では、極端に厳しい展開を番手から進めつつも、(上位2頭には離された
ものの)崩れ切ることなくしっかり粘っていて、一定の地力は示している馬。
経歴的にも、世代トップクラスの引き立て役になっているようなレースが多く、
それらに次ぐ立ち位置で、常に1つの格を見せている。
展開次第では逆境の立場になる可能性もあるが、ここでも弱い馬には強いはず。





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