2016年9月3日土曜日

新潟記念展望 2016


過去のラップタイムを調べると以下の通り。

2015 13.2-11.0-11.3-11.3-12.0-12.3-12.0-11.6-10.5-13.0
2014 12.9-11.3-11.7-11.4-11.7-12.2-11.9-11.7-11.1-12.4
2013 13.0-11.1-11.5-12.0-12.3-12.4-11.9-11.4-10.8-12.5
2012 12.8-11.2-11.8-12.1-12.5-12.4-11.7-10.9-10.3-11.9
2011 13.2-11.0-11.9-12.0-12.8-12.4-11.7-11.2-10.9-12.0
2010 12.9-11.4-11.9-12.0-12.4-12.1-11.4-11.1-11.0-12.2
2009 13.1-11.4-12.1-12.2-13.0-12.6-11.7-10.9-10.4-12.2
2008 13.0-11.1-11.6-11.1-12.0-12.4-12.0-11.6-10.8-11.9
2007 12.8-11.2-11.1-11.1-11.9-12.3-11.9-11.8-10.9-12.8
2006 12.6-10.9-11.5-11.5-11.8-12.3-11.9-11.7-10.6-12.4

過去10年の平均ラップタイム
12.95-11.16-11.64-11.67-12.24-12.34-11.81-11.39-10.73-12.33
1.58.26




傾向(過去記事の転載)
過去のラップタイムを見ると、前半ミドルペースくらいの流れから、道中は一旦
落ち着く展開になり、ラスト4F~2Fでかなり加速して、最後は少し落ちる形。

ここではスタート直後はそれ程速く流れないのだが、最初の直線の長さによって
4F目までなかなかスピードが落ちず、尚且つ3~4コーナーも(落ち着く形では
あるが)極端には緩まない。

そのため、上がりでしっかり速い脚を使うには、それなりに流れる道中で如何に
脚を使わないかが重要になり、結果的にはやはり(走法なども影響するものの)
一定の持久力が問われる。

その条件をクリアしていることを前提にして、最後に勝負を決めるのは、大きな
加速に対応できる最低限の切れと仕掛けてからの持続力であり、地の強さだけで
粘り込む(浮上する)タイプでは結局は難しくなる。


好走の条件
・一定の持久力は必要
・(切れ&)トップスピードの持続力があること


予想

◎マイネルミラノ
昨年ここでは2着していて、その時のパフォーマンスは普通に高いものを示して
いるし、前走でも、レース後半でかなり長い脚が問われる展開を完勝していて、
相当な持続力を示した。
時期的な馬場の違いで、同じ舞台でも新潟大賞典からの前進は確実だろうし、
今回もそう簡単には止まりそうもない。当然しっかり推しておきたい。

○ファントムライト
昨年ここで3着した時のパフォーマンスは、とりあえず今回の相手に対しても
十分に威張れるくらいのものだったし、好位の馬が残ることも多く、持続的な
要素が比較的強く問われるこのレースには合っている。
状態は少し分からない部分があるが、1度叩いての上積みがあれば、普通に巻き
返してくる可能性は十分あって良さそう。

▲クランモンタナ
一昨年に2着に入っている馬で、その時は本当に目を瞠るような出来だったの
だが、前走で、かなり長い脚が問われる展開を持ち前の終いの粘りを発揮して
勝ち切ったことを考えると、同じような状態にあるのかも知れない。
だとすれば、元々結果を出しているこのレースで、前走をフロック視することは
絶対に出来ないはずだし、当然注目はしておきたい存在。

注マジェスティハーツ
前走は、前半~道中がかなり締まった展開になり、さすがにこの馬にとっては
忙し過ぎた…という雰囲気だが、そこでマイルのスピードに引っ張られたことは
ここに向けてはプラスに働きそう。
昨年は良く分からない積極策で負けただけなので度外視できるし、新潟大賞典で
結果を出したことがあるコースだけに、イメージは元々合う。巻き返しに期待。

△ロンギングダンサー
昨年ここでは4着していて、新潟大賞典でもまずまず浮上は出来ているように、
一定水準以上の道中から→決め手が問われるここには合っている。
前半をゆったりしたいタイプなので、結局のところ浮上し切れないイメージには
なるものの、圏内に食い込む可能性は当然考えておきたい。

△ダコール
一定の持久力が問われて、息の長い末脚が必要になるここは、やはり得意な舞台
だと言えるが、脚質的には、前が止まりにくい新潟記念よりも新潟大賞典の方が
確実に合う。
その点で、可能性は当然考えたいものの、強くは推し切れない…という感覚。

△アルバートドック
今年に入って重賞2勝している訳だが、その2勝が小倉大賞典と七夕賞…という
ところが、この舞台に対しては、スケール面での不安を正直感じさせる。
それでなくても今回は58kgを背負う立場で、尚且つ1番人気となれば、さすがに
強く推したい気持ちにはならない。やや静観。






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